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はじめてのChromebook

日野市では、2学期から、1年生がChromebookを使用できるようになりました。

本校でも、使用を開始しています。

自分用の端末を前に興奮を隠せない1年生たち。

そこに、6年生が教室の中に入ってきます。

パソコンは、初期設定が難しいものです。ましてや、カタカナがようやく使えるようになった1年生では、自力で設定することは困難です。

6年生は、「助っ人」として、1年生のサポートを行ってくれるのです。

6年生と1年生は、1学期に行った体力テストの際にペアを組み、6年生が1年生の記録をとっています。

この体力テストのペアで、初期設定や基本的な操作方法の確認を行います。

久々の再会に「元気〜?」などとあいさつを交わす6年生と1年生。

まずは、パスワードの入力。

6年生は、キーの場所は教えますが、入力は1年生自身で行います。

1文字1文字、緊張しながらキーボードを押していきます。

続いて、クラス単位で学習内容や課題の運営・管理を行う、「クラスルーム」に入る準備をします。

6年生A「クラスルームのショートカットを作っていいですか?」

6年生B「クラスコードは、もう、入力するんですか?」

さすが、6年生。

1年生にとっては「宇宙語」にも思えるような専門用語も軽く使いこなしながら、1年生に指示を出していきます。

続いて、手入力の設定です。

低学年は、キーボード入力はまだ難しいので、直接、文字を画面に書いて認識させる手入力が中心です。

今回は、手入力した言葉からインターネットに接続する練習をしてみました。

「うさぎ」と手入力して検索すると、うさぎの写真が出てきて、大喜びの1年生。

慣れているはずのサポート役の6年生も一緒に「かわいい!」などと目を細めています。

本校では、これまでも「異年齢交流」を大事にしてきていますが、こうした新たな取組で一層交流を深めていきたいと考えています。

1年生も、自分の端末を卒業まで使いますから、大事に扱ってほしいと思います。【校長】