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【子供たちがつくる学校プロジェクト】1年生とのなかよしの会
一昨日のホームページで、2年生が1年生と一緒に遊ぶ「1年生とのなかよしの会」を計画していることをお伝えしました。(詳しくは、こちら)
今日の2時間目は「1年生とのなかよしの会」の本番です。
4年生が「浅川博士になろう」の活動を行っているところでしたが、校長もいったん浅川を離れて、校庭に戻ってきました。
今日は、2年2組と1年4組の交流です。
先に校庭に出ていて、1年生のことを迎える2年生たち。
ホストがお客様をお迎えするのは当然なことです。
どこに行っていいか分からない1年生たちを手を挙げながら呼んで、班ごとに振り分けます。
この取組に向けて準備してきた「計画書」を見ながら、2年生はやることを確認します。
2年担任「『たのしく、なかよく、あんぜん』に遊んでくださいね。」
めあての確認です。
2年担任「遊び場所を移動するときは、2年生は1年生が迷子にならないように手をつなぐんですよ。」
説明のある前からすでに手をつないで話を聞いている2年生と1年生。(笑)
早速、事前に計画した7か所の遊び場所に移動します。
もちろん、手をつなぎながらです。
1・2年生たち「校長先生、ヤッホー!」
ジャングルジムの「登頂」に成功した1・2年生たち。
2年生A「『地獄回り』、やってあげようか?」
2年生B「あなたじゃない!1年生を遊ばせてあげるの!」
「遊ばせ役」に徹する2年生たち。
ブランコでは、自分たちよりも先に1年生を遊ばせる2年生たち。
ちゃんと我慢できています。
2年生C「自分だけでこげる?」
優しく声を掛けています。
全部我慢しているわけではありません。
この時間は、4年生が浅川に行ってるせいか、校庭で体育の授業をしている学級がありません。
校庭全面を使ったぜいたくな鬼ごっこをしている班もあります。
登り棒はさすがに個人で一生懸命取り組んでいる感じです。
雲梯は、一人一人取り組むたびに、1年生、2年生関係なく、「頑張れ~!」と声を掛け合っています。
そして、本校のシンボル「ほほえみの丘」では、1・2年生入り乱れて遊んでいます。
こうして、7か所をローテーションして、一緒に遊び続けました。
振り返りです。
1年生、2年生、それぞれ感想を伝え合います。
1年生A「一緒に遊べて楽しかったです。」
1年生B「仲良くなれてうれしかったです。」
1年生C「また、一緒に遊びたいと思いました。」
2年生A「1年生が楽しんでくれてよかったです。」
2年生B「安全にできたのでよかったと思いました。」
2年生C「みんなが笑顔で遊んでいたので、ぼくも楽しい気分になりました。」
「笑顔招福」です。
握手をして別れる1年生と2年生。
2年生は「かっこいい先輩」として、ちゃんと1年生のお世話ができたようです。
4年後、この子たちが高学年として潤徳小を引っ張っているはずです。
固くつながれた絆はこれからも続いていきます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)