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エジプト大使館文化交流

今日の2・3時間目は、6年生が、エジプト大使館の職員の方々との文化交流を行いました。

これは、東京都教育委員会が設立した東京都教育支援機構(TEPRO)の行っている事業である、東京都国際交流コンシェルジュのコーディネートによって実現したものです。

大使館との交流は、なかなかできるものではありません。

エジプト風の衣装で、いつも以上にハイテンションな外国語専科です。

はじめに、エジプト大使館の職員の方から、エジプトの地理、歴史、文化、言語などについて教えていただきました。

・エジプトは人口約1億人、国土面積は日本の約2.6倍、国土の90%以上は砂漠地帯である。

・エジプトには134基のピラミッドがある。

・スフィンクスは一枚岩から切り出されたもの。東を向いているが、その先にあるのはKFCの店である。

・エジプトの国民食は「コシャリ」。豆の入った料理も多い。

・アラビア語のあいさつは「 السلام عليكم / アッサラーム アライクム」、ありがとうは「 شكرا / シュクラン」

圧倒される異文化の情報に子供たちも興味津々です。

文化を教えていただくだけでなく、交流ですから、こちらからも伝える必要があります。

ここが大事な学習です。

エジプト大使館でアラビア語を教えている先生にリモートでご出演いただいて、子供たちから日本の文化を伝えます。

6年生A「We have Takahata Festival. we can enjoy dancing. It's fun.」

といった感じです。

時間の関係で代表児童11名のみになりましたが、日本の文化、流行(なぜか、アニメやゲームが多い・・・)を英語で伝え、英語でコメントをいただきました。

 

最後は、エジプト大使館の職員の方にフリーで質問をしました。

6年生B「エジプトの学校はいつから始まるんですか。」

大使館の方「エジプトの学校は9月から始まります。2学期制です。エジプトは、暑いので、6~8月まで夏休みになります。」

6年生たち「わぁ、いいなぁ!」

大使館の方「でも、夏休みの前には進級試験があって、一定以上の点数を取らないと、小学生でも留年になります。」

6年生たち「え・・・。」

これはいいことを聞きました。

ちょうど、1学期のまとめのテストを行っている6年生たち。

一定以上の点数を取らないと、卒業証書を授与しないようにしようかなぁ・・・(笑)

 

ちょっと、旅行気分が味わえた学習となりました。

貴重な機会をいただいたエジプト大使館の皆様、東京都国際交流コンシェルジュの皆様に感謝申し上げます。【校長】