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教育実習生研究授業

9月上旬から本校にて教育実習を行っている明星大学教育学部4年生の大学生がこれまでのまとめとして、2時間目に研究授業を行いました。

授業は、5年生の算数「倍数と約数」です。

ここしばらく、実習生から算数の授業を受けているので、子供たちも戸惑いなく授業に臨んでいます。

今日の問題は、「12cm×18cmの長方形の中に合同な正方形をしきつめるとき、すきまなくしきつめられるのは1辺が何cmの正方形のときか」というもの。

実習生と言えども、これからはICT機器を使えることが大事ですので、モニターに正方形をしきつめる例を示しながら説明します。

本校の教員もできるだけ時間をとって参観していましたが、今日は同じ明星大学の2年生の大学生の学校インターンシップ活動日でもあったため、「先輩」の様子を見て勉強していました。

実際にマスを使いながら考えている子もいました。

しきつめるためには、縦や横の辺の長さに対して、割り切れる長さが1辺の正方形でなければならないことに気付いていきます。

今日の学習のめあては「約数」について理解することです。

次回は、ぴったりしきつめるためには、縦も横も割り切れるような1辺の長さにしていかなければならないので、「公約数」の考えに発展していきます。

今日は、担当の大学の先生にもお越しいただき、ご指導をいただきました。

現在、個人面談期間中で午後の時間が空いていないので、本校の教員は来週、研究協議会の時間をとって、実習生に対してアドバイスを送る予定です。

実習は来週からも続きますので、さらに実践的な経験を積んで、教員の基礎を身に付けてほしいと思います。【校長】