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【子供たちがつくる学校プロジェクト】潤徳小学校、ありがとう!

こちらは、北校舎1階の壁面にある、昭和50年度、60年度の卒業制作です。

昔は、このように卒業生が卒業制作をして、学校に何らかの物を残していくことがありましたが、本校の場合、このようなことを繰り返していくと、151年分の卒業制作が残ることになり、学校が卒業制作だらけになってしまいます。(笑)

とは言っても、昔も今も、卒業時の熱い思いは変わっているわけではありません。

そこで、6年生たちは「知恵と工夫」でお世話になった潤徳小学校への感謝を表そうとしています。

いつの間にか校内の各所には、4コマ漫画、クイズ、迷路など、子供たちが喜びそうなものが掲示されています。

これは、6年生たちが図工の時間に、「学校内で楽しんでもらえるもの」を作って掲示したものです。

今日は、昼の放送を使って、6年生からこの掲示の意味について説明がありました。

教室移動のときなど、この6年生の掲示の前で立ち止まる子が多くいます。

1年生A「校長先生、『中吉』って、なぁに?」

「おみくじめいろ」で遊んだ結果のようです。

校長「まぁまぁ、ついている日っていうことかな。」

1年生A「やったぁ!」

何でも喜ぶ1年生です。

掲示は年度内の予定ですから、「限定卒業制作」と言えるでしょうか。

6年生たちは、卒業を前に「卒業プロジェクト」として学校に役に立つことを考え、「奉仕活動」に取り組みます。

今朝は、各学級に6年生が行き、読み聞かせを行いました。

子供たち同士なので、ちょっとふざけた雰囲気になるのかと思っていましたが、読み手の6年生も聞き手の下級生も真剣な感じでした。

1学年下の5年生にも読み聞かせをします。

5年生もしっかりと耳を傾けていました。

読み聞かせから帰ってきた6年生に廊下で声を掛けます。

校長「どう、うまくいった?」

6年生たち「はい、すごく喜んでくれました!」

やりきった感じの6年生の笑顔がすてきです。

 

休み時間には、「下級生と遊ぼう」の企画が実行されました。

様々な遊びのコーナーを作り、指定された下級生(今日の場合は「2組」の児童)がやってきます。

体育館では、「猛獣狩りに行こうよ」、「整列ゲーム」が行われていました。

校庭でも「借り物競争」や「増えおに」など、楽しそうな遊びコーナーができていました。

遊具コーナーで一緒に遊ぶ1年生と6年生。

互いの絆は本物です。

6年生は他にも「あいさつ運動」、「側溝清掃」、「新1年生の机みがき」などの自分たちで考えた奉仕活動に取り組んでいます。

最後まで「子供たちがつくる学校プロジェクト」を貫きます。【校長】