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理科or算数?
理科室の前を通りかかると、「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」と数える声が聞こえます。
気になって入ってみました。
すると、5年生が「ふりこの動き」の実験をしています。
ふりこが10往復する時間をストップウォッチで計測します。
子供たちが10を数えていたのは、往復する数だったわけです。
ちょっと写真では分かりにくいですが、この場合、10往復で約12.9秒かかっています。
同じ実験を3回繰り返し、平均を求めます。
その平均を10で割ると1往復にかかった時間が求められるわけです。
実験では、おもりの材質を木の玉、ガラス玉、金属玉に変えたり、糸の長さや振れ幅などを変えたりして、ふりこの1往復する時間は何によって変わるのか表にまとめ、考察します。
子供たちがプリントにまとめています。
5年生たち「実験の1回目は13.8秒で、2回目が13.9秒で、3回目が13.6秒だから、全部たして、3で割って・・・。」
校長「あれ?算数の勉強?」
苦笑いする5年生たちです。
続いて、3階の6年生の教室に行くと、理科の「てこのはたらき」の実験のまとめを行っていました。
てこがつり合うときのきまりについて考えているようです。
黒板を見ると、「右のおもりの支点からの距離とおもりの重さが、反比例している。」などと書かれています。
理科講師「てこがつり合うときのきまりを式に表すとどうなりますか。」
6年生A「右のうでの支点からのきょり×右のおもりの重さ=左のうでの支点からのきょり×左のおもりの重さ」
校長「あれ?算数の勉強?」
苦笑いする6年生たちです。
「理数教育」とも言いますので、今後、理科と算数(数学)の関連が深い学習が増えてきます。
子供たちが頭を抱える場面も多くなりそうです。【校長】
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