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校長の学校経営について深掘り!

昨日のこと。

給食の準備時間に校長室をノックする音が聞こえます。

ドアを開けると、6年生の子供たちがいます。

「Juntoku English Week」ですから互いに「Hello!」と言って入室してくる6年生たち。

6年生A「6年3組です。私たちは、国語で『聞いて考えを深めよう』の学習をしています。校長先生にインタビューしたくて、予定を聞きに来ました。」

校長「え、たくさん来るの?」

6年生B「3グループくらい、校長先生の取材をしたいようです。なので、今週と来週の予定を教えてほしいのです。」

先週は、6年1組のグループの取材を受けたので、各学級がこの内容の学習に入っているようです。

正式なアポ取りですので、校長も予定を見て回答します。

ということで、今日の中休みに早速インタビューの約束が入っていたので、4年生の浅川調査の様子を確認したら、校長室に戻ってきて、6年3組の児童を迎えます。

校長「Hello!」

6年生たち「Hello!」

校長「How are you,today?」

6年生たち「もう、ムリ!日本語で!」

6年生は、英語を習うのはもう4年目に入っていますが・・・

我が国の外国語教育の大きな壁を感じます。(苦笑)

早速、インタビューに入ります。

Q1「どうやって、学校行事を決めているのですか?」

6年生は本校のホームページを見ている子も多く、ここで書いてしまうとネタバレになってしまうので、正確には書けませんが、教員だけでなく、「子供たちがつくる学校プロジェクト」に基づいて、中央委員会の考えなども行事に反映させているのが潤徳小の大きな特徴であることを丁寧に説明しました。

Q2「学校行事を行う上で大変なことは何ですか?」

これも、ネタバレになってしまうので、校長自身が行事に臨む際、大切にしていることと、学校全体に関わることで気を付けていることについて話しました。

Q3「一番楽しみにしている行事は何ですか?」

ここでは、「6年生に関わる行事」を2つ挙げました。特に「6年生の最後の日の行事」は校長にとって、とても大切なものであり、「最後の授業」にあたる式辞の内容は、今からいろいろ考え始めてることについて話しました。

イマドキの子たちですので、メモは全てCromebookで行っています。

 

緊張するインタビューが終わり、ホッとする子供たち。

校長「公式のインタビュー以外に聞きたいことはないの?」

6年生C「好きな給食のメニューは何ですか?」

校長「そりゃあ、『潤徳カレー』でしょ!でも、揚げパンも捨てがたいな・・・。」

6年生D「私も!」

6年生E「わかる、わかる!」

非公式インタビューの方がいきいきする6年生たち。

校長「Thank you!」

6年生たち「Thank you.goodbye!」

 

6年生の国語では、単にインタビューをするだけでなく、それに対して自分なりの考察をしていくことが学習のねらいになります。

校長の話を聞いて、どのような考えを6年生たちがもったのか、ちょっと気になるところです。

先週、6年1組の子供たちのインタビューを受けたときには、

「『笑顔招福』の学校は、どうしたらつくれると思いますか?」

「担任から校長先生になったのはなぜですか?」

など、校長の生き様や学校経営の姿勢を問うような質問もありました。

6年生は、学校経営を行う上での重要なパートナーですから、質問にも真剣に答えるように心掛けています。

 

そんなことを書いていたら、校長室のドアをノックする音が聞こえます。

6年生たち「6年4組です。校長先生にインタビューしたいんですけど、明日、空いていますか?」

忙しい休み時間がしばらく続きそうです。【校長】