学校の様子(お知らせ)

カテゴリ:2年生

2年生トウモロコシの皮むき体験(7.7)

毎年地域の方が仲田小学校にトウモロコシを持ってきてくださっています。

大きく育ったトウモロコシの苗を実際に見ておどろく子供たち。

お話を聞いて、一つ一つ感謝の気持ちを持って皮むきをしました。

この日は、2年生が皮むきをしてくれたトウモロコシが給食でも出されました。

甘くてとてもおいしかったです。

2年生 カレンダーづくり

 2年生がマイカレンダーをパソコンを使って作成していました。写真を取り入れたり、スタンプの絵を張り付けたり、自分の名前などの文字を打ち込んだりして、自分だけのカレンダーをデザインしていました。友達と相談しながらパソコンを操作している2年生たちは、とても楽しそうでした。できあがりが楽しみです。
 
 

3・11を迎えて その2

 2年生が書いた作文を何人か紹介いたします。素晴らしい内容です。

 わたしは、大しんさいはものすごくこわいんだと思いました。今もつらい思いをしてくらしている人がたくさんいるのに、わたしたちはふつうにくらし、ふつうに生きています。日野につなみはこなかったけれど、もし来たらものすごくこわいです。そのときは自分のいのちとみんなのいのちのりょうほうをまもりたいです。  あやねさん

 

 わたしはこの地いきにつなみがおきたら、まず高いところにひなんします。そのつぎに、まわりの人をたすけたいです。つなみがきたら、家がながされて、大切なものをすべてうしないます。そのときは、すごくかなしくなります。日野は、海や山がなくて、少しはあん心できるけれど、けっして東日本大しんさいのことはわすれていけないと思いました。わたしは、もしもじしんがおきたら、家ぞくの人たちと日野一中学校であおうとやくそくしています。うちは、一中が近いので、ひなんじょが近くてよかったです。一番大切なことがわかりました。それは、自分の命とみんなの命をまもることです。わたしは、今もかせつじゅうたくにすんでいる人がかわいそうだな、と思いました。わたしはこの話を聞き、つらい気もちでいっぱいです。だけど、じしんにあった人はもっとつらい思いでいっぱいだとあらためて思いました。    しおりさん  

 

  わたしはもし川のそばにいたら、さかになっていない高いおくじょうや学校の3がいやおくじょうがいいと思います。わけは、つなみはどこまでくるかわからないから、できるだけ高いところに上がってまん中にあつまった方がいいからです。これからもじしんや火じのひがいで人がなくならないようにがんばりたいです。もうそういうのがないといいです。東日本大しんさいのようにたくさんの人がながされなくなられました。そのせいで、いまもかせつじゅうたくでくるしい生活をしている人もいます。わたしは、そのことは今までしらなくて、とてもふべんだとすごく思いました。わたしは、地しんや火じのひがいはきょ大なかべに思えます。わたしは、こんなに地しんや火じのひがいがかなしくていやなものだとしらなくても、いまかせつじゅうたくでくるしい生活をしている人たちがいるから、お金を一生けんめいためて、くるしい生活の人をたすけてあげたいです。私の家ぞくがそうなったら、まずわたしがいきのこって、家を買ってくるしい生活をなくしてあげて、それから知らない人でもくるしい生活をなくして、みんなをしあわせにしてえがおになってほしいです。これからも、なくなられる人が多くならないようにがんばりたいです。              かのんさん                                                

 

 50mも大きなつなみがおそってくるって書いてあって、びっくりしました。だって、東京でもあんな大きなじしんがきて、びっくりしました。もうこんらんして頭がまっしろになって、なにもできなくなりました。でも、先生がふとんを頭にかけてくれてちょっとあんしんしたけど、いつおさまるかわからなくて、こわくてこわくて、でもおさまったときには、なにもたおれてなかったからあんしんしました。でも、ふくしまにいたら、かぞくがはなればなれになって、かなしかっただろうなあっておもいます。もしわたしになにかできたら、食べものや水をおくったり、もうふをおくりたいです。ほんとうにできたら、やりたいです。でもいまもゆくえふめいの人やいつでもこわれるかんたんないえに住んでいる人がいると思うと、かわいそうだなとおもいます。ほんとうに東京にいてよかったです。もう二どとおこってほしくないです。もしおこったら、ひなんをすばやくして、くんれんもれんしゅうだと思わないで、いっしょうけんめいがんばって、ほんとうにおこったら、くんれんをおもいだしてひなんじょにいってさむくてもねて、かぞくにあえるのをいのります。                          うるさん

3・11を迎えて その1

 3月11日の東日本大震災が起きてから、今日で4年が過ぎました。空は青く澄み渡っていて冷たい風が吹く1日になりましたが、こうして当たり前に過ごせていることが本当にありがたく思います。

 今日は水曜日とあって、地震の起きた14時46分には子供たちがいませんでしたので、職員会議を中断して教職員で1分間の黙とうをささげました。2度と大きな被害が出るような災害がないことを願いつつ。

 今週の月曜日の全校朝会で子供たちに紹介した作文集『つなみ』の中から、さらに2年生の下山学級ではいくつかの作文を読んで、今何ができるのかを考えたそうです。それぞれが作文として書いたものを読ませてもらいました。

 日頃から校長が呼び掛けている「自分の命は自分で守る」や家族を守る、友達を守る、といったことを書いた子がたくさんいました。もっと具体的に、柔らかいものを頭にかぶる、高い場所に逃げる、避難所に逃げる、友達の家や家族に電話をする、食料をみんなで分ける等の次に何をするべきかその行動について書いた子もいました。さらに、地震や津波は怖い、家族と離れるのは嫌だ、家や大切なものが無くなったら悲しい、おじいちゃんやおばあちゃんが心配だ、といった訴えるような作文もありました。みな真剣に考えているのがよく分かりました。

 4年前の3月11日に家の外にいて揺れを感じて、お店のものが崩れてきたという経験を書いた子もいました。細かなところまでしっかりと覚えていて、驚かされました。また、困っている人たちに食べ物や毛布を送りたいといった大人が考えるようなことをまとめた子もいました。2年生とはいえ、現実的な対策まで考えているのにはびっくりしました。

 たくさんの被害が出た自然災害は、今までもたくさんありました。これからも、来ては欲しくないけれど、恐らく近い将来地震や津波がまた襲ってくることもあるかもしれません。これからを生きる子供たちが、こうして辛く悲しい事実を知り、そこから学んだことを、これからの生き方や心の中に留めておいてくれると嬉しく思います。

2年生 大きくなったぼくわたし 発表会

 今日の5校時、2年生がそれぞれの学級で、「大きくなった ぼくわたし」発表会を開きました。保護者会の前の時間に設定していることもあり、たくさんの保護者の方々が参観している中、2年生の子供たちは、自分たちがこの1年間にできるようになったことをグループごとに堂々と発表しました。

 特に成長を感じたのは、子供たち一人一人が「僕は今まではここまでしかできなかったけれど、2年生になってからこれができるようになりました。」「2年生になってからできるようになったことは〇〇です。ぜひ見てください。」と言ったことを言葉で表現できていたことです。その後に実際にできるようになったことを見ることができたので、保護者の方々にとっても、さぞかし子供たちの成長の様子が直接伝わったのではないかと感じました。

 また、どちらも学級も、たくさんのグループが発表したのですが、発表を見ている他の子供たちが実によく発表している友達を見ているだけでなく、がんばれ!と応援しているような様子が随所に見られました。これも大きな成長ではないかと思います。

 そして、何より子供たち一人一人が一生懸命に表現しようとしているところが、すごい!と思いました。

 後で担任から聞いた話によると、見ていた保護者の方々から感動して涙が出てきたという話や、今更ながら子供たちの変容に驚いたという話が出ていたそうです。

 2年生、あっぱれ!!

 参観していただきました保護者の皆様方には、心より感謝申し上げます。

 発表会の様子から
 
 
 
 
 
 

今日の全校朝会から その1

 上廣倫理財団主催の「りんり俳句大賞・三学期の部」において、2年1組の吉野 陸翔くんが銅賞に入賞しました。全校朝会で、吉野くんのつくった作品を読み上げ、賞状を渡しました。おめでとうございます。

たこあげで 糸をのばして 空のおく

 また、担任の下山 桃子先生の作品も二学期の部に続いて、銅賞に入賞しました。

冬日向 ノートの端に 描く迷路

 いずれも冬の時期の風景が浮かびあがってきますね。素敵な句です。
 
 

ふれあい給食 3回目

 お世話になっている方々と子供たちとの交流給食会。昨日はその3回目が行われました。

 学校評議員で、毎朝学区域の交差点で児童の登校の安全を守ってくださっている伊豆本様、花と緑のサポーターの森山様、太田様、東光寺たくわんづくりの奥住様、八百屋さんの平野様の5名の方々と2年生が一緒に給食を食べました。元気にあいさつができる2年生が、給食を食べながら自分からいろいろなお話をしている姿は、もうすぐ3年生なんだな~と思わせるような時間になりました。

 寒い中を子供たちのためにご来校いただきました皆様方には、ありがとうございました。
  
  
  

2年生 食育の授業その後

 2年生が食育の延長として、「あか・き・みどり」の3色がそろった朝ごはんを考え、家族の方にお手伝いをしていただきながらお家でつくってみよう、という学習をしています。2年1組で実際にお家でつくった写真を見せていただきましたので、そのうちの何人かの朝ごはんを紹介いたします。

 栄養教諭の小林先生も驚くほどのお勧めメニューが揃ったのと、そして、その後に「分かったことや思ったこと」として2年生が記入した感想がとても素晴らしく思いました。調理は1・2年生では無理、と考えず、小さいころから食事や栄養について関心をもつことの大切さを感じました。

 今回の学習にご理解とご協力をいただきました保護者の皆様方には、御礼申し上げます。
 
 
 


 2年生の感想から

・赤黄緑の食べ物を食べたら、いつもの朝ごはんよりおいしく感じました。

・赤黄緑をそろえたらしょうらいの自分のためだとはじめてわかりました。

・わたしはおすすめの朝ごはんを自分で作って、いつもよりも元気が出て、すごくおいしかったです。毎日お母さんがえいようを考えながらごはんをつくっているのがすごいな、と思いました。

・3つのいろをそろえたら、元気もりもりになって、試合も勝てたからえいようをとるといいことがおきると思った。

・お母さんが3つのえいようのことをじぶんのためにきちんと考えてくれているのだと思いました。お母さんのお手伝いをしたいです。

・さいしょは野菜を食べられなかったけれど、赤黄緑をバランスよく食べてから野菜が大好きになりました。

・赤黄緑がそろったごはんはいつもよりおいしかったです。かぞくもよろこんでくれてよかったです。

・自分で考えてみて、お母さんはえいようのバランスを考えてくれているからすごく大変だと思いました。すききらいをなくしたいです。

・お家の人や学校のちょうりいんさんたちは、毎日ごはんをつくっていて、えいようのバランスを考えているから、とってもむずかしいことだと思いました。

2年生 食育の授業

 今日の5校時に、研究発表会の事前授業として2年2組で食育の授業を行いました。

 1組の担任の下山先生と栄養教諭の小林先生が演じる、2人?の人形から、食物にはそれぞれ役割の違う栄養素があり、栄養のバランスをよく食べることが健康な体をつくるために大切だということをまず教えていただき、10数個あるおかず等を3色に分けました。子供たちは、3色分けの歌をよく覚えていて、歌を歌いながらどの色(赤・黄色・緑)の仲間なのかを決めていたのにはびっくりしました。3色分けが知識としてかなり定着していることが分かりました。

 次に、2人組でパンとご飯を主食にしたメニューをつくりました。用意された写真付きのおかずや飲み物、パン、ご飯などを4つまたは5つ選んで、自分が食べた朝ご飯や食べたいと思う朝ご飯を、3色を意識して並べていました。ほとんどの子がきちんとバランスを考えたメニューになっていたので、またびっくり。

 最後に、プリントに自分で考えたメニューを書き込み、それぞれのメニューの売り言葉を考えました。彩(いろどり)がいい、バランスが取れている、栄養たっぷり等の言葉が出ていました。

 子供たちは、いつも食べている食べ物が3色に仲間分けできることを確かめながら、バランスの良い食事を真剣に考えていました。中には、バランスのとり方に偏りがあったり、食べ合わせとして不思議な子もいましたが、ねらいとしていることはしっかりと理解ができているように感じました。今日の授業の宿題は、自分で考えた朝ご飯を家族の人と一緒に作ってみよう、です。5年生、6年生の家庭科の授業としての調理にどのように発展するのか楽しみです。