コミュニティ・スクール滝合小学校
『共に考え皆で承認する、地域の学校』
みんなに居場所や出番がある地域の学校
校長 佐藤 美徳
滝合小学校、4年目となりました、校長 佐藤 美徳(さとう よしのり)です。本年度も子供たちのために全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、日野市立滝合小学校は、1971年(S46)に日野市の第11番目の小学校として開校しました。令和4年1月には『コミュニティ・スクール』としての新たなるスタートを切り、現在では、第4次日野市学校教育基本構想のもと、「地域と共に歩み、安心できる学校づくりプロジェクト」を保護者・地域の皆様と一体となって推進しています。
学校の南側は浅川の清流に面しており、都内でも有数の広い敷地を有する校庭には、学校教職員、児童・PTA・地域協力者のみんなで管理している4,800㎡もの美しい芝生があります。また校庭の東側には各学年がゆったりと活用できる畑を有しているほか、湧水を活用し稲作ができる田んぼや鳥や虫や魚が生息するビオトープも備えています。
こうした恵まれた自然環境のもとで、学校施設を「地域の文化的拠点」として様々に活用していただくための取組として毎月の「芝生イベント」を創出・展開し4年目となります。
夏の「芝生の上で水遊び」、秋の「滝愛フェス」、冬の「天体観望会」、1月の「復活した地域のどんど焼き」などなど、楽しい集いの数々が、学校の意向を引き受ける形で、地域やPTAの皆様の力によって企画・運営されています。
また、イベントの中では、滝合地区の防災会とも結び合って、「地域の防災拠点としての学校施設」の利活用についての啓発活動も展開しています。
このように、学校施設を広く地域に開いていった結果、昨年度には、芝生イベント関連年間来校者1500人以上となりました。
さらに、本年度より、「日常こそ、一番の参観日!」 ~滝合小オープン宣言~ と称して、保護者の皆様の来校頻度を上げ、「滝合小の今」を日常的に感じ取っていただく取組もスタートさせています。
これらすべては、地域社会の中において学校への注目度を上げ、関与者を増やすことをねらいとしています。
学校に多くの人々の目が注がれ、また、校庭の環境整備などの点において、多くの方々の手が入っているという状況を生み出すための営みが、学校のセキュリティーを大きく押し上げ、ひいては、児童の「自分たちはたくさんの人たちから見守られ、大切にされている。」という安心感を醸成することにつながると考えています。
この「安心感」こそが、子供たちの次のような姿を引き出し、学びを根底から大きく支えます。
・はみだしをおそれず、安心して自分自身を表現しようとする姿(表出性の向上)
・失敗をおそれず、様々なことに挑戦しようとする姿(試行錯誤の場の保障)
・互いの意見を伝え合い、他者との対話を深めながら学ぶ姿(対話的な学びの向上)
これらを実現する基本的な理念として、滝合小学校では「集団性とかかわり合いの重視」を標榜しています。
学校教育目標の重点を「豊かな心」とし、集団性の中で多様な対人場面を経験する中で「他者を思いやる心をもち共に生きる子」、つまり、人として豊かな人間性を伸ばし合えるような児童集団の育成を目指しています。