【6年生】卒業への階段~29段目~
2月22日(月)
小学校生活最後の社会科見学に行って来ました。
「最後の校外学習として、ふさわしい行動をしよう。」と朝の会で各先生から話があり、出かけました。
バスの中では社会科見学実行委員さんが作って来た国会クイズをしたり、1日の抱負を語ったりしました。
都心に行くにつれ、高速道路から見える看板やビル、スカイツリーなど、一つ一つに驚き、歓声を上げてました。
最初の見学場所は国会議事堂。テレビで新聞で見たその姿に一段と興奮していました。
参議院側の見学をさせてもらいました。本会議場では傍聴席に座り、それぞれ席についての説明を受けた後、御休所や中央広間を見学しました。足元の赤絨毯を触って感触を確かめたり、中央広間から銅像を覗きこんだりしながら、まさに五感を使って学んでいるようでした。


参議院特別体験プログラムでは、本会議の前の委員会や、本会議での可決の様子を、模擬体験しました。各クラスから選ばれた9名が、委員や議長、提案者の衆議院などの役割で、会議をしました。代表でない子も、参議院議員として投票に参加しました。

お昼を食べた後、憲政記念館を見学しました。
グループ行動で見学し、議会上のミニチュアに立ってみたり、展示物を一所懸命メモをしたりする姿が見られました。


最後の見学場所は最高裁判所です。その厳かな雰囲気に子供たちは圧倒されていました。
裁判のしくみについてのDVD鑑賞をしたあと、大法廷の見学をしました。年に数回しか使われることのない大法廷の傍聴席に座り、造りの説明を受けたり質問をしたりしました。

帰りのバスでは感想を話したり、バスレクで楽しんだりして、思い出を作ることができました。
学習した内容を実際に体験したことで、より理解を深めることができ、楽しく発見の多い社会科見学となりました。
社会科見学を振り返って
「国会はすごく広くてびっくりしました。体験プログラムで台本通りセリフを言えて良かったけど、自分の言葉でも話したかったです。」
「いつもは行けないところの設備を見て、なぜそれがあるのかや、この国の政治が成り立っている理由を知れてよかったです。体験プログラムで委員会の進め方を知り、参議院も衆議院と同じであることを学べました。
「教科書では学べない、いろんな細かいことを知れてよかったです。体験プログラムでは議長をやって、みんなの意見を基に『可決』と言うのが緊張しました。」
卒業式まであと23日