推進室情報 2012年
衣替え
朝から曇り、雨、雲間に青空と様々な天気で6月がスタートしました。梅雨の到来が近付いてきたことをうかがわせます。今日から衣替え、季節が変わったことを実感させてくれます。市役所では、夏のエコスタイル(軽装)が始まりました。
梅雨は、マイナス面だけでなく、様々な恩恵を我々の暮らしにもたらします。子どもたちが雨でも楽しく生活する工夫をして、健康に、安全にこの時期を過ごしてほしいと願っています。
研修
5月も今日で終わり、1学期も後半に入ります。各学校では目標の達成に向けた様々な取組が進められていますが、計画通り順調でしょうか。今後に向けて、目標の達成状況も含めて、改めて確認してみるよい時期だと思います。
さて、昨日市内の中学校でICT活用教育の研修会が行なわれ、メディアコーディネーター、テクニカルコーディネーターが支援に出向きました。忙しい中ですが、学校全体で時間をつくり、先生方全員が一斉に研修することは、単に先生方一人一人のICT活用指導力の向上だけでなく、ICTを活用した分かりやすい授業をつくっていこうという機運が校内で盛り上がり、相乗効果を生むことにつながるでしょう。また、コーディネーターの効果的な活用という点からも意義があり、今後も各学校で計画的に研修会を実施し、コーディネーターに声をかけていただきたいと期待しています。
情報の提供
さわやかなよい天気です。今日は天候が急変する心配はないとのことです。今週末も運動会を予定している学校があります。練習の仕上げに絶好の一日となることでしょう。
さて昨日も触れましたが、今朝改めて天気予報に注目してみると、テレビ、ラジオ、新聞、電車の中の液晶画面を通して、短時間に同じような情報に繰り返し接していました。これは、天気予報が価値のある情報であることを表していると思います。
このことを授業に当てはめて考えると、子どもたちが学習課題を解決するために必要な情報は、まずは内容、質が問われます。さらに、タイミングも大切です。天気予報が朝に利用価値が高いように、子どもの学習の過程で必要な時に必要な情報を活用できるようにするということです。また、様々な天気予報を見ると、情報を利用者に分かりやすく提供することがとても大切であることも伝わってきます。
授業におけるICTを活用にした情報提供もこういった条件の下に行われています。そこには、授業づくりに対する教師の細やかな配慮があります。5月、6月と市内の多くの小・中学校が学校公開を行っています。ICTを活用した授業の実際をぜひご覧ください。なお、学校公開の日程につきましては、各学校のホームページ等でご確認ください。
自然災害への対応
昨日の雷雨には驚きました。天気予報どおりでしたが、まさかあんなに強い雨が降るとは思いませんでした。今朝は、また快晴、初夏を思わせる天候でした。しかし、予報ではやはり、今日も昨日のような不安定な天候だとか。空を眺める限りそのようには全く見えないのですが…。
天候は、近年はかなりの確率で予報に近いものになるようで、私たちはその恩恵を受けて生活しています。さらに、ピンポイントで雲の動きを追い、行動の判断材料としています。地震の予報はどうでしょうか。近年緊急地震速報で地震の発生を知ることができるようになりましたが、現在は天気予報のように事前の準備を十分にできるほどの猶予を与えてくれるものではありません。そもそも現状では、地震発生を予想することはできないという専門家の話を読んだことがあります。自然の脅威は、科学を大きく超えるものです。自然災害から身を守るには、科学に頼り切ることなく、自然に対して真摯に向き合い、危機意識を常にもって、自分自身で判断、行動できるようにしていくことが大切だと思います。
運動会
先週末26日(土)、市内では小学校1校、中学校2校で運動会、体育祭が行われました。快晴に恵まれ、保護者、地域の方々の声援を受け、子どもたちは精一杯の活躍を見せていました。
この時期は、新学期が始まって間もないこともあり、学級づくりや授業規律の確立に向けた取組と並行しての準備となるため、先生方のご苦労も多かったことと思います。また、小学校一年生にとっては、学級での生活に少し慣れてきたころに、学年全体での練習が加わり戸惑うことも多かったと思いますが、当日はたくさんの笑顔も見られました。すべての子どもたちが全力で取り組み、それぞれの発達段階に応じて、協力、団結することの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。行事は、子どもたちにとって貴重な学びの場であることを改めて実感しました。
体力の向上は、日野の子どもたちだけでなく、全国的な課題です。今後も運動することの大切さ、楽しさを子どもたちに伝え、家庭や地域とも協力して、すすんで運動する子どもの育成に努めてまいります。