推進室情報 2007年
きっかけ
第2学年数学「連立方程式の利用」
ICT活用指導力:A-4(提示問題の作成) B-2(課題の提示)
「何回も練習して本番の授業に臨んだ。ICTを活用すると効率的に授業を進められる・・・」
第1学年技術・家庭科「身の回りにあるものを整理する製品を作ろう」
ICT活用指導力:A-4(提示プレゼンの作成) B-3(分かりやすく説明)
「提示資料にはいくらでも時間をかけられるので、1時間の授業に準備する時間は3時間以内と自分で決めている。
講師として、e-黒板等の実践家として知られる杉並区立東原中学校主幹の横井弘先生にお越しいただきました。
「とにかく使ってみて下さい!準備に時間をかけるより内容に時間をかけて・・・」
「せっかくあるものを どうやったらうまく使えるか、実践していきたい・・・」
ICT活用のきっかけをつかんだ二中の先生方です。
ICTの積極的な活用とセキュリティ
その多くがICT活用に関する内容ですが、本日は、日野第八小学校でセキュリティに関する研修の依頼を受けました。
研修終了後、先生方が校務支援システムの掲示板上に投稿していただいた感想を共有しました。
「情報の分類、記憶媒体のとらえ方がきちんとわかった。セキュリティに対する意識を高めていかないといけないと感じた。
自分が知らないことがたくさんあることがわかった。わからないときにどこを見たらいいのかもわかった。
セキュリティポリシーを守ることの大切さを考える、良い機会となった。もっと責任を持って慎重に使用しなければならないと感じた。
家のパソコンが安全かどうかは不安。しっかり管理していかなくては・・・・・」といった感想が出されました。
セキュリティポリシーを再確認し、理解を深めていただけたようです。
今後も、セキュリティを守りながら、どんどん積極的に活用していただきたいと考えています。
このような研修を各学校で定期的に行う必要性を感じています。
週案簿の活用 その2
本日は日野第四小学校の学校課訪問でした。
本校も、校務支援システムを積極的に活用しています。
毎週、「ひのっ子宝箱」を全教員で共有しながら、児童理解を深めるペーパーレス会議を開いています。
「時数・週案機能」も、活用しています。
(クリックすると拡大します)
校長先生が、先生方一人一人の週案簿に、ていねいにコメントを入力して下さっています。
このコメントも共有されるので、校内の先生方全員が週案簿を通して学び合うことができます。
(クリックすると拡大します)
週案簿の活用
校務支援システム「時数・週案機能」は、教育課程を適切に実施し、授業改善に役立てるという目的で、
従来の週案簿をもとにして日野市が開発したものです。
◆週ごとの指導計画(それぞれの時間における学習内容やねらい)を入力する欄(上欄)と
実施後の評価を入力する欄(下欄 赤字)があり、指導計画と評価が一目で分かるようになっています。
◆授業後、評価欄を記入後にチェックボタンを押すと、自動的に時数カウントされます。
あらかじめ登録しておいた時間割に合わせて授業予定と時数が出ているので、
実施後のこのチェックで、実施時数と年間における達成率が算出されます。
したがって、クラスごとに各教科等に必要な指導時間数が確保できているかどうかを,週ごとに把握できます。
下の画面は、市内の小学校1校、と中学校1校にお願いして見せてもらった週案簿の一部です。
クリックすると拡大されます。
市内小学校学級担任の週案簿 | 市内小学校専科の週案簿 |
市内小学校少人数指導者の週案簿 | 市内中学校の週案簿 |
校内で共有できる、校内の先輩教員の週案簿を常時見られる環境という利点を生かして、
若手教員の校内OJTに役立てている学校もあります。
どのようにして週ごとの計画を立てるのか、授業のポイントは何か、どのように授業をふりかえるのか、
といったことを主体的に学んでいただいているようです。
サーバー室にて
ウイルス対策の為のサーバが正常に動作しているかの動作確認作業等を行いました。
問題が発生したときも、すみやかにかけつけ、
推進室、情報システム課と一緒に対応して下さる頼もしい業者の方々です。