日誌

八ヶ岳を伝える

高学年の移動教室は、行くだけが目的ではありません。

事前学習、現地での体験学習、事後学習が組み合わさって、1つの学習になります。

5年生は、事前学習で八ヶ岳について調べたことに加え、現地で発見したことや感想などを入れ、来年度、八ヶ岳移動教室に行く4年生に対して、発表会を先週からペア学級(5-1と4-1、5-2と4-2・・・)ごとに行っています。

5年生と4年生がそれぞれ半分ずつ、ペア学級に行きます。

4年生は、5年生の学級に行くので、ちょっと緊張気味です。

一方、5年生のうち、一部の子は、去年、4年生で過ごしていた教室に戻ることになり、「懐かしい~!」と声を上げている子もいます。

Google Meetでペア学級同士を結び、5年生の担任が発表の方法について確認をします。

5年生と4年生で少人数のグループを作り、4年生が5年生の発表を聞きます。

「八ヶ岳の鳥」、「八ヶ岳の植物」・・・など、テーマに基づいた発表を行っていきます。

さらに、現地での思い出や感想などを4年生に伝えていました。

いつもはにぎやかな4年生たちも「先輩」の前ですので、神妙に聞き、発表が終わると拍手をしていました。

発表が終わると、八ヶ岳移動教室に関する自由な質問コーナーになります。

4年生A「宿のごはんは、どんな感じですか?」

5年生A「ハンバーグとか唐揚げとか、みんなが好きな物があるよ。」

5年生B「ご飯とスープはお替わり自由だよ!」

校長「最初のご飯やスープがちょっと冷めちゃってるから、お替わりをして、熱々のを食べるのがポイントだね。」

5年生B「そうそう、僕もすぐにお替わりしたよ!」

5年生と校長が盛り上がるのを不思議そうに眺める4年生たち。来年度、実際行けば分かります。

 

5年生C「あと、夜の枕投げ、楽しいよ!」

5年生D「結構、楽しいよね!」

それを聞きつけた校長。

校長「こら、4年生に余計なこと、教えない!!」

校長が通り過ぎたのを確認した5年生たち。

5年生C「見付からなきゃ、大丈夫だよ!」

こうして、悪しき伝統も引き継がれていきます(苦笑)【校長】