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学校公開・展覧会のご案内
平素より本校の教育活動に格別のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
この度、下記のとおり学校公開と展覧会を開催いたします。
〇開催日時〇
11月14日(金)
11月15日(土)
★ご注意ください:学校公開と展覧会では、公開時間が異なります。ご来校の際は、時間にご注意いただけますようお願い申し上げます。
〇 展覧会の見どころ〇
本校では、「第4次日野市学校基本構想」を踏まえ、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を推進しており、各行事において実行委員が中心となって活躍しています。
今回の展覧会では、6年生の実行委員会が中心となり、全校生徒によるたて割り班で共同制作に取り組みました。
実行委員会が何度も集まり、熱心に話し合って完成させた「Juntoku the sea」と「光り輝く竜」は、今年の展覧会の目玉の一つです。
展覧会のテーマである「みつけよう自分の色とかたち」のもと、子供たちが表現した豊かな創造性を、ぜひ本校体育館にてご鑑賞ください。
日誌
【MJ】大学吹奏楽界のスターが直接指導!
展覧会モードになっている本校ですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の3本柱のイベントの準備も着々と進んでいます。
その3本柱の1つ、「MJリターンズ!」による「(仮)MJコンサート」が12/2(火)に開催されます。
「MJリターンズ!」は、単発のコンサートの開催だけではありません。
コラボしている明星大学学友会吹奏楽団の方々に大学の授業の合間を縫って本校においでいただき、音楽の授業支援を行っていただくことも重要な取組です。
こうして、子供たちの音楽への興味を高めるとともに、楽団の方々との人間関係を深めたうえでコンサートに臨んでいくことになります。
今日は、音楽の授業支援の初日ということで、楽団の団長の方が自ら先陣を切って来校していただきました。
ただの団長さんではありません。「第73回全日本吹奏楽コンクール大学の部の銀賞獲得」の実績を引っ下げた楽団の団長の方です。
今回の全国大会出場を受け、大学内の単独インタビューを受けるなど、学内での有名人でもある団長さん。(インタビューの詳細は、前編、後編で。特に後編では、本校に関する記載もあります。必読です。)
こうしたコンクールの上位校は「常連」が多いのですが、初出場の学校が銀賞を取るのはまさに快挙。
例えるならば、高校野球で甲子園に初出場した学校が準優勝するようなものでしょうか。
まさに、全国から注目される団長の方に来ていただいたわけです。
連合音楽会が近付いてきた6年生たち一人一人の演奏に耳を傾けます。
授業終了後は、「MJリターンズ!」のコラボを明星大学まで行って直接お願いしてきた、児童会本部役員の「MJリターンズ!」担当の5年生リーダーたちと久々の再会です。(詳しくは、こちら)
「(仮)MJコンサート」の成功を固い握手で誓い合います。
せっかくなので、一緒に給食を食べていただいた6-1から緊急のリモート中継を行い、全校向けに団長の方からご挨拶をいただきました。
団長の方「これから、楽団のメンバーが潤徳小に伺うことになるので、一緒に音楽を楽しみましょう!」
ちょっとPRも。
団長の方「この間、全国の吹奏楽コンクールに出場して、銀賞をいただくことができました。」
6-1全員「イェーッ!!」
全校で祝福です。(黙食じゃなくてすみません・・・)
展覧会、そして「MJリターンズ!」。潤徳小の「芸術の秋」は真っ盛りです!【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】展覧会「キッズガイド」実施に向けて
来週の11/14(金)、15日(土)に迫った展覧会。
そのうち、11/15(土)の保護者鑑賞日の午前中、6年生が「キッズガイド」として、会場の体育館においでいただいた来場者の方々に展示してある作品の説明をします。
今回は、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を踏まえ、6年生自身が他学年の教室に行き、インタビューを直接行うことで、「生の声」を取り入れたガイドを行うことになりました。
そこで、休み時間に6年生が様々な学級を訪れる光景が見られます。
6年生A「『ゆびスタンプdeあじさい』を作るときに難しかったところはどんなところですか?」
1年生A「指に絵の具をつけるところが難しかったです。」
6年生B「『たべてみたいな!こんなパフェ』で頑張ったのはどんなところですか?」
1年生B「紙粘土でパフェを作るところを頑張りました。」
6年生C「『スイミーとなかまたち』で工夫したのはどんなところですか?」
2年生A「サンゴの形です。」
2年生B「わかめが遠くの方に見えるように貼り方を工夫しました。」
このように6年生たちは、地道な取材活動を通して、オリジナルの「キッズガイド」ができるように準備を進めています。
6年生がキッズガイドを行う、11/15(土)の午前中においでいただくと展覧会が2倍楽しめるかもしれません。
本校の「6年生学芸員」の活躍にもご注目ください!【校長】
展覧会準備
今日の6時間目の時間は、教職員と6年生とで展覧会の会場準備を行いました。
今年度も後半となり、6年生はだんだんと5年生に引継ぎを行っていきます。
こうした準備、片付けも5年生が主役となっていきます。
残り少なくなってきた最高学年の仕事をしっかりやろうと担任が子供たちに話します。
まずは、ステージや体育館の床をきれいにします。
全員横一列になり、合図で一斉に水拭きします。
壮観な光景です。
基本的に6年生が行うことは、体育館の体育用具の運び出し、
逆に、展示に必要なパネル、ひな壇、机などの搬入です。
力を合わせ、何もなかった体育館のフロアーがだんだんと展示用のレイアウトに変わっていきます。
準備が整ったら、本番に向け、各学年等の作品の飾り付けを行っていくわけですが、そこは公開NGで。
どんな会場になるかは、11/14(金)、15(土)の展覧会本番をお楽しみに!【校長】
おやつ自粛?
今日は、4年生を対象とした歯みがき指導が行われました。
講師は、本校の校医である歯科医の先生です。
まずは、むし歯になる仕組みを学習します。
プラーク(歯垢)の中のミュータンスなどのむし歯菌が、糖分を栄養にして「酸」をつくり出します。
そのような状態が長く続くと、硬い歯の表面が溶けて穴になっていきます。この歯に穴ができた状態をむし歯と言います。
ですから、予防としては栄養となる糖分、特に砂糖を過剰に摂取しないことが大事です。
そこで、身近にある様々な食品や飲料にどのくらいの糖分が含まれているか予想します。
ショートケーキ、アイスクリーム、あんパン、おせんべい、スポーツドリンク・・・
子供たちにとって、魅力的なラインナップです。
それぞれの食品や飲料にスティックシュガー何本分の砂糖が入っているか考えます。
根拠はないですが、積極的に何本分か発表する4年生たち。
正解はこちら。
キャラメルを1箱なめ、一緒にコーラを飲んだら、何とスティックシュガー31本分です!
一方、自然由来のものは砂糖が入っていないため、むし歯予防には有効です。
適切なおやつと飲み物の組み合わせを考えます。
校長「めんどうだから、4年生は、今日からおやつなしね!」
4年生たち「え~!!」
大ブーイングです。
むし歯を予防するか、それとも癒しを求めるか・・・
難しい選択です。
むし歯予防には、糖分の摂取を控えること、プラークを取るための歯みがきを欠かさず行うことが大事です。
そこで、効果的な歯のみがき方について教えていただきます。
●歯と歯肉の間に歯ブラシをあて、小刻みに優しく動かす。
●歯と歯の間には、歯ブラシを縦にして当て、1本ずつみがく。
●小刻みに優しく動かし、20回ぐらいみがく。
4年生A「僕は、これまで1分くらいしかみがいていなかったから、これからは3分くらいみがくようにします。」
実践あるのみです。
子供たちには、「宿題」として、染め出し液と記録用紙が渡されました。
歯みがき後にプラークが残っていないかチェックできますので、4年生の保護者の皆様もお子さんの状況を確認してみてください。【校長】
避難訓練(11月)~子供たちと教職員の命を守るために~
毎月行われている避難訓練。
地震、火事、大雨などの発生を想定し、自らの命を守るために行っているものですが、今月は、さらに「教職員」の命を守ることも含まれます。
今年の5月、他市の小学校で「保護者の知人」2名が校舎内に侵入し、制止しようとした教職員が負傷するという事件が発生し、大きな話題となりました。
今月の避難訓練は、このことを踏まえた、不審者侵入に対応する訓練です。
(なお、防犯上の観点から、ポイントとなる部分は公開しません。ご容赦ください。)
4時間目、東階段のところから、大きな声が聞こえてきます。
さっと身構え、自分の身を守る行動を始める子供たち。
どうやら、大声を出しているのは、保護者(注:実際は日野警察署の方)のようです。
教室にいた担任たちが廊下に出てきて、話をしながら時間を稼ぎます。
授業中にもかかわらず、教室に入れろと激高してくる保護者。
様子を見ていて、危険を感じた他の教員が職員室に連絡を入れます。
連絡を受けた副校長が「ある方法」で危険が迫ってきたことを全校に知らせます。
各教室では、窓、ドアを閉め、内側からカギをかけ、ドアから一番遠い場所にまとまって身を隠します。
こうして、まるで誰もいないような状況に変わります。
一方、職員室にいた空き時間の教員は、さすまたなどを持って、現場に駆け付けます。
無理やり教室に入ろうとする保護者を取り囲みます。
写真では伝えられませんが、保護者はこの段階では、大きな声で怒鳴っていますので、隠れている子供たちは相当な恐怖感があったと思われます。
それだけ、保護者役の警察の方はリアルな演技です。
刃物を出してきた保護者をさすまたで確保です。
訓練後、警察の方から講評をいただきました。
とにかく、大声を出すことの重要性をあらためて伝えていただきました。
校長からも、今年の事件のことに触れつつ、自分の身を守るために真剣に訓練に臨むことについて話しました。
また、あまりにもリアルなため低学年の影響が大きいと考え、2階の廊下は訓練で使わなかったのですが、実際には昇降口に近い2階の低学年の教室の方が危ないため、低学年の子も身の守り方をしっかり覚えるよう伝えました。
訓練終了後、警察の方から職員室にいた教職員に今回の訓練の課題をお話しいただきました。
本校では、例年、こうした不審者対応の訓練は行っていますし、今年度もセーフティ教室(詳しくは、こちら)、教職員研修(詳しくは、こちら)などで、具体的な対応の方法を確認しています。
しかし、こうして、児童を交えた訓練になると、緊張感が全く違います。
特に、今回は今年の事件を踏まえ、保護者の侵入が想定だったため、とても判断が難しく感じました。
今日の訓練に備え、昨晩は「自主練」を行う教職員もいるなど、本校の教職員も真剣に訓練に臨みました。
日々の積み重ねにより、子供たち、そして教職員自らの命が守られます。
ご協力いただきました日野警察署の皆様、ありがとうございました。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)