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右見て、左見て、もう一度右を見て・・・
9/21~30までは秋の交通安全運動期間です。
本校は高幡不動の駅前に立地し、人通りが多いうえ、学区内には大きな道路や見通しの悪い交差点などもあります。
校長自身も折に触れ、学区域内をパトロールしていますので、今朝は、子供たちの登校の様子についてお伝えします。
高幡の交差点を渡っているところです。
きちんと手を挙げていて、立派です。
高学年と低学年が一緒に渡っています。
本校は集団登校を行っているわけではないので、高学年が自然に低学年を見守る関係になるとよいと思います。
高幡の交差点には交通安全協会の方々も立ってくださっています。
見通しの悪い交差点には、スクールガードボランティアの方々が見守ってくださっています。
子供たち「今、何時ですか?」
日常的な交流も行われています。
お巡りさんに挨拶しながら渡っていく子供たち。
走ってくる車を止めて、子供たちが安全に渡れるようにしてくださっています。
多くの方に見守られて、子供たちは安全に登校できています。
皆様のご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。
スクールガードボランティアの方からは、右側通行が徹底せず、道いっぱいに広がって歩いている子供たちもいるとのお話を伺っています。
学校でも指導してまいりますが、ご家庭でも子供たちにお声掛けいただけるとありがたく思います。
地域ぐるみで子供たちの安全を守っていきたいですね。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】踊りは自分たちに任せて!
祝日を挟みましたが、朝からリレーの練習や応援団の話し合いなどが行われ、学校は、運動会一色になりつつあります。
各学年の練習も熱を帯びてきています。
今年度の運動会の最大の特徴は、各学年が表現の演技に取り組むこと。
しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める本校ですので、従来のように、教員が全て仕切って、「1・2・3・4、そこで腕を回して左を向く!」などのような一方的な指導ではなく、多くの学年が「実行委員会」または「踊リーダー」という名称で、代表児童を選抜し、自分たちで踊りを考えたり、全体のお手本になれるよう事前に練習したりして、主体的に演技に関われるようにしています。
3年生の「運動会実行委員」たちは、学年練習の際、各列の先頭に立ち、後ろに並ぶ他の3年生たちのお手本になるように踊っています。
子供たちは、実行委員たちが考えた「全力 協力 笑顔」のキーワードを意識し、一生懸命練習に取り組んでいました。
見ている方々に幸せを届けられるような演技になるでしょうか。
休み時間になると、各学年の動きが活発化します。
2年生の「踊リーダー」たちは、2-3に集まり、何やら相談しています。
どうやら、演技の中に「クラスオリジナルダンス」が入るようで、そのことを一生懸命考えているようです。
まだ、プログラムを公開していないので、詳しいことは明かせないのですが、4年生の「踊リーダー」たちも4-1に集まって真剣に練習しています。
何か手に小物を持っている子もいるようですが・・・。
5年生の運動会実行委員たちも5-1に集まって相談中です。
何やら「ショーアップするにはどうするか」というような声が聞こえてきますが・・・。
内容はまだ謎です。
6年生の実行委員たちは2階の空き教室に集まっていました。
6年生は恒例の「アレ」を踊るのですが、どうやら練習しているのはその踊りではなさそうです。
いったい、何を練習しているのか?
これも、謎です。
ちょっと紛らわしいですが、全学年から代表が集まっている「運動会実行委員」の話し合いも連日行われています。
今日は、5・6年生の委員だけの話し合いのようです。
各学年から出された運動会を盛り上げるための工夫について、実現性があるかどうかを検討していました。
明日は、全学年の実行委員が集まって議論を深めるようです。【校長】
世界陸上が終わり、潤徳陸上が始まる
9/13~21まで開催された東京2025世界陸上競技選手権大会。
昨夜は、男子の4×100mリレー決勝が行われ、日本代表選手の走りに声援を送られた方も多いのではないでしょうか。
特に本校の5年生は、同じ国立競技場のトラックを走っていますから(詳しくは、こちら)、選手と同じ感覚で競技を見ることができたのではないかと思います。
昨夜の興奮が収まらぬ中、本校では、選抜リレーの代表選手が集まり、「朝練」を開始しました。
今朝は1回目なので、各チームごとに集まって、勝敗のカギとなるバトンパスの練習を集中的に行いました。
惜しくもメダルを逃した「リレー侍」の悔しさを晴らせるか!
明後日からも厳しい「朝練」が続きます。
一方、そのリレー選手のモチベーションを上げる応援団の「朝練」も始まっています。
団長を中心に、どのような応援構成にしていくか自分たちで話し合っています。
応援団も「子供たちがつくる学校プロジェクト」です。
また、運動会に向けた各学年の学年練習も始まりました。
今日の練習割当は2年生と3年生です。
今回の運動会は、全学年、表現の発表を行いますので、体育館で基本の動きを一つ一つ確かめていました。
こうして、運動会の練習を本格的に行うことができるようになったのも、ようやく秋らしい天候になってきたからです。
今朝、9時半時点の暑さ指数(WBGT)の数値は21.8。5段階のうち、下から2番目の「注意」レベルにとどまっています。これまで、毎日のように1番上のレベルの「運動は原則中止」だったので、ホッとできるような数値になりました。
今日は1日好天に恵まれるようですが、最高気温の予想は30℃に届かないとのことで、これは、およそ100日ぶりのことだそうです。いかに厳しい暑さが続いたかが分かります。
青空の下で休み時間に思いっきり遊ぶことができるのも100日ぶりと言ってもよいかもしれません。
そして、世界陸上とともに、本校の6年生に対するミシン学習支援も今日でファイナルです。
6年生で「潤ファミ先生」のお世話にならなかった子は誰もいないのではないか・・・と思えるほど、積極的に子供たちに関わっていただきました。心より御礼申し上げます。
展覧会で展示される子供たちのお弁当袋、お楽しみに!【校長】
車椅子体験&ミシン学習支援
総合的な学習の時間に福祉についてお話を伺ったり、調べたりすることを通して「みんなの幸せ」について考え始めている4年生たち。(詳しくは、こちら)
今日は、前回もお世話になった日野市社会福祉協議会の皆様にご協力をいただき、車椅子体験を行いました。
まず、最初に、脳性まひで車椅子の生活を送られている方のお話を伺いました。
日常の様子や、特別支援学校の生活などについて、ユーモアを交えながら分かりやすくお話しいただきました。
子供たちにも問いかけがあります。
「満員のエレベーターに乗っていて、別の階で車椅子の方が待っているのを見かけたら、どうしますか?」
4年生A「自分が降りて、車椅子の入るスペースを空ける。」
4年生B「別のエレベーターに乗り換える。」
4年生C「自分が降りたら、その人の車椅子を押して、中に入れてあげる。」
優しい4年生の子たちです。
旅行に行ったり、パラグライダーに挑戦してみたりなど、不便なことはあるけれど、できることもたくさんあって、とても幸せであるというお話を伺って、子供たちの「幸せ」の捉え方も広がったようです。
続いて、学級ごとに車椅子の体験をします。
多くの子は、車椅子に乗るのも押すのも初めての体験です。
車椅子に乗りながら水を飲むことが難しいことや、マットの上を動くと、車輪が沈み、摩擦でとても力がいることなどを体感します。
車椅子バスケにも挑戦してみます。
バスケットリングがとても遠く感じ、なかなかシュートが入りません。
さらに得点版に点を入れようとすると、座ったままではなかなかできないことを経験します。
日ごろ、当たり前のようにできていることが、車椅子になると、極端に難しくなってしまうのです。
坂道のところなど、子供だけではちょっと危ない体験コーナーもあります。
そこで、潤ファミ店員(CS委員)の方々にもご協力いただきました。
子供たちも、車椅子で生活することの困難さが伝わった一方、こうした道具を必要としている方々の幸せにつながっていることも理解できたようです。
4年生の体験の様子を見て、校舎内に戻ってくると、家庭科室で「潤ファミ先生」の方々が6年生のミシン学習の支援をしてくださっていました。
お弁当袋もミシンを使って縫うところは多くの子ができ上がり、形になってきました。
後は手縫いの刺繍を行って、オリジナルのお弁当袋にしていきます。
袋の形になり、「校長先生、できた~!」と無邪気に見せに来る6年生たち。
しかし、「『潤ファミ先生』にも手伝ってもらったんでしょ?」と聞くと、当たり前のように「うん!」と答えてきます。
ミシン学習支援は来週の月曜日まで。子供たちへの真剣なサポートには頭が下がります。
潤ファミ店員並びに潤ファミ先生の皆様、本当にありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】子供たちがつくりまくる!
今日は、今年最後の猛暑日かという予報が出るほど暑い日となっています。
当然のように、休み時間は校庭で遊べない日となっています。9月も半分以上過ぎたというのに・・・。
しかし、校内では、休み時間に様々な取組が進められています。
こちらは4年生の「踊リーダー」たちが集まっているところです。
運動会まで1か月を切り、各学年練習がいよいよ来週から始まります。
そこで、「ミニ先生」役を担う踊りのプロを目指し、「踊リーダー」たちが練習を積んでいるのです。
お披露目ももう間近。練習に熱が入ります。
運動会と言えば、全学年から代表が招集された「運動会実行委員会」も開催されていました。
もう何回も会議が行われてきていますので、どんな取組を進めるか、活発な意見が出されていました。
体育館では、リレー競技に選出された子供たちが集まっていました。
今日はオリエンテーションということで、リレーの競技方法や今後の練習計画などについて担当の教員から話がありました。
来週からは、校庭で、実技の練習が始まります。
こちらは、運動会とは関係なく、「連合音楽会実行委員」の6年生たちが集まって話をしています。
連合音楽会は2か月以上先の行事です。
しかし、当日の衣装をどうするかなど、具体的な話し合いがすでに始まっています。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」は浸透し、もはや、どこでどんな話し合いが行われているか把握するのも難しい状況になっています。(苦笑)
来週からは、運動会の準備・練習が本格化することもあり、一段と「子供たちがつくる学校プロジェクト」が進んでいきそうです。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)