日誌

【MJコラボ】多くの楽器に触れて・・・

「MJコラボ」による、明星大学学友会吹奏楽団の方々に音楽の授業支援を行っていただく取組が始まって4日目。

今日も、新たな方に支援に入っていただきました。

今回の楽団の方の専門楽器はトロンボーンです。

音程を変える「スライド」の部分を伸ばすと、子供の背丈より長くなります。

「ドレミファソラシド」を吹いていただきましたが、単純にスライドの長さを順番に変えるのではなく、様々な長さにスライドを変えて演奏されていました。

子供たちも、その複雑さに驚いていました。

また、「ド」などの印がついているわけではないので、「経験」でスライドの長さを体で覚えるのだそうです。

二重にびっくりです。

さらに、唇の振るわせ方が大事だとの説明がありました。

楽器を使わず、マウスピースだけで「ドレミファソラシド」を吹き分けることもしていただきました。

楽器の奥の深さを学ぶことができました。

何の調整もしているわけではないのですが、これまで、支援をしてくださった方々の専門楽器はすべて違っています。

それぞれの楽器の音色の特徴や演奏方法などを聞いて、楽器に対する興味を高めることにもつながっています。

もちろん、子供たちの支援に加えて、自らもセッションに加わっていただきました。

トロンボーンが加わるだけで、演奏に重厚感が漂います。

3時間目は、教室で1-4の支援です。

出ました、「トロンボーンきらきらぼし」!

鍵盤ハーモニカとのセッション、全国初では?

楽団の方「きらきらぼしを吹くの初めてです・・・。」

授業が終わり、楽団の方を取り囲む子供たち。

楽器を間近で見ることができる貴重な機会です。

最後はハイタッチでお別れしていました。

午後は、楽団の副団長の方においでいただきました!

5時間目、1-3の支援に入ります。

お世話になるだけでは、申し訳ないので、本校の校歌を披露しました。

その後は、ちょっと質問タイム。

1年生A「何の楽器を演奏できるんですか?」

副団長の方「専門の楽器はホルンなのですが、小学校に入る前からピアノも習っていました。」

1年生B「好きな動物は何ですか?」

副団長の方「・・・犬かなぁ。」

1年生C「好きな食べ物は何ですか?」

副団長の方「ラーメンです!」

1年生らしく、副団長の方のプライバシーを次々と暴いていきます。

しかし、こんなよい質問も。

1年生D「このあいだのコンサートのとき、どうやって、他の楽器と音を合わせていたんですか?」

副団長の方「他の楽器の人の音をよく聞くようにしていますよ。」

これから音楽会に向けて、大事なことです。

1年生E「明星大学の校長先生の名前は何ですか?」

副団長の方「大学には何千人の学生がいて、校長先生とは会ったことがないんです・・・ごめんなさい!」

ここは、黙っていられません。

校長「潤徳小学校の校長先生は、どこにいるの?」

1-3全員「ここ!」

私を一斉に指さします。ちゃんと分っていてよかった・・・。

明星大学の関係者の皆様、失礼な質問が出て申し訳ありません(苦笑)

その後は、リズム打ちで楽しく遊び、

副団長の方が自らタンバリンを叩いて、「きらきらぼし」の合奏の支援を行いました。

最後の挨拶では、

副団長の方「音楽は、音を楽しむと書きます。みなさんも、ぜひ、音を楽しんで頑張ってくださいね!」

と、すてきなお話をいただきました。

もちろん、お別れは、ハイタッチに殺到する1年生たちです。

6時間目は、第1音楽室で5-3の授業支援です。

ここでも出ました、「潤徳流無茶振り」!

副団長の方には、いつも音楽専科が弾いている「ピアノパート」を演奏していただき、音楽専科が個別の楽器の指導を行う「逆バージョン」の時間もありました。

楽団の方にご協力いただき、とても充実した音楽の授業になっています。【校長】