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水を得るためにどのくらいの時間がかかる?
総合的な学習の時間に「未来へつなげるわたしたちの行動宣言」を考えるために学習を続けている4年生。
今日は、「コープみらい」の皆様による「SDGsを考えよう」の出前授業で考えを深めました。
今回、取り上げるのは、SDGsの取組の17のゴールのうち、「2 飢餓をゼロに」、「3 すべての人に健康と福祉を」、「6 安全な水とトイレを世界中に」、「12 つくる責任 つかう責任」、「13 気候変動に具体的な対策を」、「14 海の豊かさを守ろう」です。
今回の出前授業で特に子供たちの心に残ったのが「13歳のアイシャの1日」という動画だったようです。
・エチオピアに住む13歳の女の子、アイシャの1日は朝の6時半から始まる。
・7時過ぎには1頭のラクダとともにポリタンクを持って、遠くの水場まで歩いて出かける。
・歩くこと約3時間半の10時半過ぎ、ようやく水場に着き、顔を洗い、家族の衣類の洗濯をし、飲料水としてポリバケツに水を汲む。
・しかし、その水は、泥水であり、飲料に適したものではない。
・アフリカの灼熱の日差しの中、家に帰ったのは16時前。
・その後、質素な食事をし、17時半過ぎから少しだけ勉強する時間がとれる。
・それからも家事の手伝いをし、21時半に就寝する。
これが家族の役割になっていて、休みなく毎日続くという内容です。
わずか5Lほどの水を得るためだけに8時間も費やしていて、勉強する時間も自由な時間も削られるのです。
蛇口をひねれば一瞬できれいな水が手に入る日本の環境とは大きく違うことに驚く子供たちです。
水を1分間出しっぱなしにすると、2Lのペットボトル6本分、つまり12Lの無駄になるというお話もありました。
講師の方「みなさん、顔を洗ったり、歯みがきをしたりするときなど、水を出しっぱなしにしていませんか?」
4年生A「僕はやってないけど、親がやってるな・・・」
つぶやく声が聞こえます。
潤徳ファンの皆様も気を付けましょう。
また、国連保健機関などでは、飢餓地帯の子供たちの腕の太さを測定し、健康状況を確認しているとのことです。
「命のメジャー」と言い、腕の太さが周囲9cm以下になると、深刻な栄養失調の疑いがあるとのことでした。
この「周囲9cm」というのが、ちょうどペットボトルのキャップの周りの長さと同じくらいなのだそうです。
実際にペットボトルのキャップを配っていただき、栄養失調状態になっている子の腕の細さを体感します。
今回の出前授業を受け、感想をまとめ、発表する子供たち。
4年生B「顔を洗っているときなどは水を1回止めて、水を無駄にしないようにしたいです。」
4年生C「アイシャの生活を見て、水1Lはとても貴重なものだということが分かりました。いつでも水を自由に使えるのは普通じゃないんだと気付きました。」
校長「こうした、世界で困っている子たちのために、2/26、27にできることがあるよ。何だろう?」
4年生たち「ユニセフ募金!」
「未来へつなげるわたしたちの行動宣言」、できることはたくさんありそうです。
貴重な学びの場を提供してくださった、コープみらいの皆様、どうもありがとうございました。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)