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【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!3
今日は、保育園の年長児が本校に来て「小学校体験」をする3回目、最終日です。
2時間目に「むこうじま保育園」の年長の子たちが来てくれました。
お世話担当は1年2組の子供たちです。
1年生A「あぁ、ドキドキする!」
などと言いながら、お迎えです。
まずは、迷子にならないよう、手をつないで、座席まで誘導です。
最初は、一緒に「にじ」の歌を歌います。
年長の子たちも、大きな声で歌っていました。
続いては、何とびっくり、「ランドセル体験」です!
写真でランドセルを背負っているのは、1年生ではありません。
年長の子たちです。
このコーナーの発案者は1年生です。
1年生B「入学する前にランドセルのことを知ってもらいたかったから。」
とのこと。
年長の子たちもまさかの展開にびっくりしながらも、とてもうれしそうです。
マスク袋やコース別リボンなど、1年生グッズの説明付きです。
年長児たちも「先輩」の言うことをしっかり聞いています。
続いて、「絵しりとり」です。
しりとりになるように、絵を交互に描いていきます。絵が難しい場合は、言葉を書いてしりとりを続けていきます。
次は、本の紹介です。
1年生は自分の好きな本を持ってきて、ペアの年長の子に読み聞かせをしていました。
本の紹介が終わると、昔遊びです。
けん玉、こま、折り紙、あやとりなど、ペアで相談しながら遊びを選びます。
年長の子たちは、とても手先が器用で、1年生と一緒に仲良く遊ぶことができました。
最後は、いつものとおり、校長の私が割って入ります。
校長「潤徳小に来る子もたくさんいるようなので、入学式で待っていますね!ところで、私は誰でしょう?」
定番の反応が来ると思いきや、
年長児たち「校長先生!」
と一発回答。
ちょっと、校長の楽しみが奪われてしまいましたが、賢い年長さんたちで、入学式がとても楽しみになりました。
校庭に出ると、「たんけん」と言って、手をつなぎながら学校を案内し、お別れをしました。
4つの保育園との交流が終わりましたが、迎える学級の個性が出ていて、とても内容の濃いものになりました。
自分たちで、どうすれば年長の子たちが喜ぶか考えてプログラムを決めてきた1年生たち。
4月になったら、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を新しい1年生にも教えてあげてほしいと思います。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)