日誌

【潤ファミ】白杖から得る情報を頼りに・・・

4年生は、総合的な学習の時間に「福祉」についての体験をしたり、調べ活動を行ったりして、「みんなの幸せ」について考えています。

今日は、「目が見えないこと」について知り、体験を通して、さらに考えを深めていきます。

今回も、日野市社会福祉協議会の皆様にご協力いただき、日野市役所の職員として勤務されている視覚障害の方においでいただき、「目が見えない生活」についてお話をいただきました。

 

盲学校での経験なども教えていただき、子供たちも興味をもって聞いています。

目が不自由だと、外に出にくい生活なのかと思うと、そうではなく、積極的に旅行にも出かけていることなどを写真を使いながら紹介していただきました。

続いて、学級ごとに「白杖体験」をします。

まずは、白杖の使い方、介助の仕方などの説明を受けます。

今回は、「潤ファミ企画」とさせていただきました。

おいでいただいた、潤ファミ店員、潤徳ファンの方々も真剣に説明を聞いてくださっています。

アイマスクを付け、体験開始!

白杖体験をする子と介助をする子でペアを組み、慎重に歩いていきます。

コースは、校舎1階から2階を回って戻ってくるルートです。

段差のあるところは、潤ファミ先生がつきっきりです。

階段を上るより、降りる方が大変かもしれません。

介助の子や潤ファミ先生が一段ずつ声を掛けています。

階段を下りて、ちょっとひと安心。

潤ファミ先生も声を掛け続けています。

トイレに入る練習もします。

二人で協力して、手を洗うこともします。

ペアを交代して、2周目です。

体験が終わった子たちに話を聞いてみると、怖かったのかと思ったら、意外にも「楽しかった~!」との声が圧倒的でした。

ただし、このことが毎日の生活になると話は別なはずです。

この体験を今後の学習にも生かしてほしいものです。

関係者の皆様、潤ファミ店員、潤徳ファンの皆様、おかげさまで無事に体験を終えることができました。

ご協力いただき、感謝申し上げます。

実は、今日は3年生が日野消防署高幡出張所の見学に行く日でもありました。

学校を出ていこうとする3年生たちが目ざとく校長を見付け、遠くから叫んでいます。

3年生たち「校長先生、後で来てね~!」

校長が後で見学場所まで自転車で駆け付けるパターンを熟知している3年生たち。

でも、今日は、同じ時間に5年生の空手道体験教室、4年生の白杖体験があるうえに、校長対象のオンライン会議もあって、3年生の取材ができませんでした。

ごめんなさい。【校長】