日誌

【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度八ヶ岳移動教室15

日もとっぷり暮れた午後7時半。

禁断のキャンプファイヤーがいよいよ始まります。

宿舎の外に出てきた子供たちにこれからの流れを説明するキャンプファイヤー係の子供たち。

その裏で密かに「八ヶ岳の火の神」と「火の子たち」は出動の準備を進めます。

キャンプファイヤー係の進行に従い、火の神と火の子たちが入場します。

火の神「者ども、静まれ~い!我は、50万年前から八ヶ岳を守る火の神であるぞ~!」

5年生たち「はは~っ!」

火の神「今夜は、よい子の潤徳小学校の5年生が来ると聞いて、わざわざ山から下りてきたぞよ。」

火の神「ついでだから、自己紹介しておこう。好きなな食べ物は『潤徳カレー』、好きな四字熟語は『笑顔招福』、嫌いな勉強は『小数のかけ算』じゃ。」

5年生たち「あはは・・・」

5年生A「やっぱ、校長先生じゃね?」

いえ、火の神です。

火の神から各クラスに神聖な火が渡されます。

1組「平和の火」

2組「最強の火」

3組「楽しい火」

各クラスの火が揃ったところで点火!

真っ赤な火が八ヶ岳の山麓に燃え上がります。

ここで、一般的には「♪燃えろよ燃えろ」などを歌い、おごそかなスタートになるのですが、史上最高のキャンプファイヤーを目指す5年生は、こうした常識には捉われません。

自分たちで「キャンプファイヤーのテーマ曲」と決めたMrs. GREEN APPLEの「ライラック」が大音量で流れ、熱唱する子供たち。

そんなハイテンションな中、ゲームがスタートしていきます。

最初は「進化ゲーム」

暗がりの中、次々にじゃんけんの相手を変え、絶叫する子供たち。

続いて、「じゃんけん列車」です。

このころから、雨粒が落ちてくるのを感じたと思ったら、一瞬で、細かい雨がサーっと降り始めるコンディションに。

明日のこともあるので「巻き」が入り、有無を言わさず「ジンギスカン」の曲が流れます。

踊り狂う子供たち。

最後はCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が流れる中、踊りながら宿舎に逃げ込む子供たち。

山の天気の変化の大きさを感じさせます。

それにしても、常に重低音の音楽が流れ続ける、今までの常識を打ち破った今年のキャンプファイヤー。

史上最高でもあり、史上最短であったかもしれません。(苦笑)

明日の雨がちょっと心配です。【校長】