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研究推進委員会より:ムーブノートで、授業改革ムーブメントを起こす!?

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。

 本日は富士電機ITソリューション株式会社より講師をお招きし、chromebookの教職員向け研修会を行いました。

 

 前回の研修では、ミライシードの「オクリンク」というアプリの使い方を教えていただきました。今回の研修では、同じミライシードの中にある、「ムーブノート」というアプリの使い方を学びました。

 

 ムーブノートは、『他者との意見交流を視覚的に行うことができる協働学習ソフト』です。

 課題カードに自分の考えを書きこみます。今回は、日本地図に「スタンプ」を押し、旅行先の名前とおすすめする理由をキーボード入力しました。

 

 

 提出すると、「ひろば」でみんなが提出したカードを見ることができます。

  

 たくさんの人の考えが一括で見られるのは、ICT端末の利点です。普段関わりの少ない人の考えも見られるので、「こんなことをするんだ!」と教職員同士でも発見がありました。

 

  カードには、コメントを送ることもできます。

 

  話し合いの感想を、振り返る機能もあります。誰がどの振り返りボタンを押したのかも確認できるので、「どのような発見があったの?」と問いかけ、話し合いを深めることができそうです。

 

 また、カードに入力された言葉で多かったものをAI分析することもできます。「美味しい」が多いということは、旅行先での食事の思い出を書いた人が多いということですね。

 

 さらに、地図に押したスタンプの集計もできます。どこを選んだ人が多いのかが、一目瞭然です。

 

 2学期から、chromebookを活用した「研究授業」を行います。ムーブノートの研修会の後は、低学年・中学年・高学年・専科ブロックに分かれて、二・三学期に行う研究授業の指導案を検討しました。

 

 今日の学びを授業に生かしてまいります。