日誌

東西潤徳小学校コラボレーション〜4年生交流編〜

先週の5年生に続き、今朝は、4年生が山都・潤徳小との交流を行いました。

交流を行う上で、一番ハードルが高いのが4年生。

山都・潤徳小は小規模校で、4年生の児童数が0名なのです。

ですから、学年同士の交流ということができません。

そこで、今回は、日野・潤徳小4年生と山都・潤徳小全校児童とのゲーム大会を行いました。

 

4年生は、全員、多目的室に集合です。

山都・潤徳小の全校児童のみなさんも1つの教室に集まってくれました。

今回、司会・進行は、日野・潤徳小側で行います。

はじめの言葉担当児童「盛り上がっていきましょう〜!」

軽いシャウトで、朝からハイテンションになる子供たち。

交流は、クラスごとに考えたゲームを代表児童4名ずつで行います。

4年1組のゲームは「30秒当てゲーム」。

心の中で30秒を数え、「ここだ!」と思ったところで手を挙げます。

ストップウォッチで計時した正確な30秒との違いを比べるゲームです。

結果は、山都・潤徳小に29秒で手を挙げた子がいて、日野・潤徳小に31秒で手を挙げた子がいました。

熊本と東京に時差はありません。当然、30秒の感覚も同じですね(笑)

4年2組のゲームは「心を合わせようゲーム」。

2組の担任が出す「お題」で思いつくものを書き、どれだけ一致するかというものです。

お題は「節分といえば?」。

2組の代表児童の4名のうち、3名は「豆まき」で、かなり心が合ったようです。

山都・潤徳小の代表児童にも「豆まき」がありました。

「おに」なども出て、イメージは共通しているようでした。

4年3組のゲームは「フラフープリレーゲーム」。

縄跳びのようにフラフープを5回跳んで、隣の子に渡し、4人全員跳んだ時間を測ります。

3組の代表児童は、1回もミスすることなく、「21秒」という驚異的なタイムを叩き出しました。

山都・潤徳小の代表児童には低学年の子もいて、ちょっと苦戦。

4年生は、画面越しに「頑張れ〜!」と大きな声援を送っていました。

4年4組のゲームは「片足バランスゲーム」。

アイマスクで目隠しをし、30秒数える間、片足でバランスをとるというものです。

両足をついてしまったら座ります。

先日の福祉体験でアイマスクをすることに慣れた本校の4年生には少しアドバンテージがあるようです。代表の4人とも、30秒間、片足で立つことができました。

一方の山都・潤徳小は、3人が座ってしまうなど、ちょっと苦戦。

しかし、残った1名の児童が30秒間、ずっとピョンピョンとジャンプしっぱなしで、ユーモラスな動きに両会場とも爆笑となりました。

終わりの言葉担当児童「これからも仲良くしましょう!」

子供たちも画面を通じて、大きく手を振り合って、心の距離が縮まったように感じました。

 

今回は、ゲームを日野・潤徳小側で決めた上に、山都・潤徳小は学年がバラバラの代表児童選定となったため、明らかに、日野・潤徳小側が有利な状況となりましたが(フラフープリレーは、事前に「闇練習」もあったとか・・・)、勝ち負けにこだわらず、遠くの学校同士で一緒にゲームを楽しめたことは大きな意義があったと思います。

一昨日は、山都・潤徳小が最強寒波の影響で、臨時休校となったこともあり、事前打合せが十分できず、ぶっつけ本番になったところもありましたが、子供たちからは「仲良くなりたい」という意識を感じとることができ、ほのぼのとした時間になりました。

来週、2月3日(金)は、3年生が交流予定です。【校長】

(山都・潤徳小側から見た交流の様子は、こちらから)