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ごみ処理について知る
社会科で、水道の学習に続き、「ごみの処理と再利用」の学習を進める4年生。
今日は、「日野市クリーンセンタープラスチック類資源化施設(以下、クリーンセンター)」と「浅川清流環境組合可燃ごみ処理施設(以下、可燃ごみ処理施設)」の見学を行いました。
学校からは徒歩圏内にある施設なのですが、市からバスの補助が出るため、ちょっと早めに集合し、バスに乗って移動します。
暑くなりそうなので、熱中症対策としてもありがたいです。
校長は、校内対応を終えてから合流したため、すでに2組グループ(クリーンセンター)と1・3組グループ(可燃ごみ処理施設)に分かれた後でした。
校長は、2組グループで話を聞きました。
ごみの資源化について細かい説明を受けている2組グループの子たちです。
手作業での分別が必要なところもあります。針などが入っていて、大変危険なときもあるそうです。
スライドを使ったまとめの話では、日野市は、ごみの排出量が少ない自治体として、2年連続1位であるとの紹介がありました。(人口10~50万人の自治体対象)
大変誇らしいことです。
係員の方からは、ごみ減量には「5R」が大事であるとの説明がありました。
Refuse(発生回避)
Reduce(発生抑制)
Reuse(再使用)
Return(返却)
Recycle(再生利用)
全国1位の座を守るためには、子供たちだけでなく、潤徳ファンの方々のご協力が必須です!
クリーンセンターから歩いて、可燃ごみ処理施設に移動します。
先に見学していた1・3組グループと入れ替えです。
校長「ごみを減らすぞ~!」
4-1の子供たち「おーっ!」
週明けからノリのよい子供たち。
令和2年に竣工した可燃ごみ処理施設。
内部はとてもきれいです。
「プラットホーム」で、各市(日野市、国分寺市、小金井市)から運ばれてきたごみが投入されます。
ちょうど、3市の収集車が揃う場面もありました。
思わず、日野市の収集車(緑色)に「日野市、頑張れ~!」との声が掛かります。
担当の方も子供たちが見学しているのに気付いてくれて、収集車の中から手を振ってくださいました。
「ごみピット」に集められたごみを、クレーンで攪拌(かくはん)するところを見学します。
1回5トンものごみを吊り上げることができるそうです。
ごみピット内の臭いは凄まじく、下着の中まで臭いがこもるくらいなのだそうです。
ごみ袋を破り、できるだけ水分が少ない状態にするためにも、攪拌作業は欠かせません。
焼却炉の中は、850℃以上になっているそうです。
もちろん、直接見ることはできないので、ライブカメラの映像で、ごみが燃えているところを見学します。
最新式の設備で、煙突からの排煙も基準を大幅に下回り、ほぼ無害化されているとのことでした。
(白煙や黒煙に見えるのは、ほぼ水蒸気だそうです。)
これから学習を進めるうえで、たくさんの発見をすることができました。
関係者の皆様、どうもありがとうございました。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)