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【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!1
4月からは2年生に進級する1年生たち。
2年生になると新しい1年生の直近の「おにいさん、おねえさん」として、いろいろなお世話をする役割が始まります。
その第1歩として、入学前ですが、本校の近隣の4つの保育園の年長児に来てもらい、「小学校体験」をしてもらうことで、「お世話デビュー」をすることになりました。
今日の2時間目に合わせて、「たかはた北保育園」「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが来てくれました。
ちょっと声をかけてみます。
校長「私は誰でしょう?」
年長児A「(指さして)だぁれ?」
年長児B「園長先生!」
定番のこのやりとりを聞くと、春になったことを感じさせます(笑)
「たかはた北保育園」の園児たちは、1年3組の児童と交流です。
向かい合って、お互いにあいさつからスタートです。
とてもしっかりした園児たちです。
しっかり手をつないで、園児たちを席まで連れていきます。
「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちは、1年4組の児童と交流です。
学校の施設や1日の生活などについて1年生から紹介します。
園児たちもしっかり聞いています。
1年生A「校庭には大きなけやきの木があります。」
とても立派に発表しているので、近くにいた1年生たちに小声で話しかけます。
校長「けやきの木が『ウリー』のもとなんだよねぇ。」
1年生B「言っちゃダメ!これから、クイズになるんだから!!」
・・・ごめんなさい。
一方の1年3組では、1年生が国語の教科書を持って、「たぬきの糸車」の読み聞かせをしていました。
こちらも、年長児たちがしっかり聞いています。
とても立派です。
1年4組では、学校紹介の最後として、1年生が校歌を歌っていました。
年長児の先生方も目を細めて聞いていらっしゃいます。
校長「1年生の姿を見て、どうですか?」
年長児の先生「(卒園した)○○ちゃんが、こんなに立派になるなんて・・・。」
先生方にとっても、うれしいようです。
1年3組に戻ると、年長児たちがプリントに何か書いています。
「名前」と「線のおけいこ」のようです。
えんぴつの持ち方やひらがなの書き方を優しく教える1年生たち。
ところが、多くの年長児たちは、自分の名前をすらすらと書いています。
1年担任「え~、今年の年長さんたち、すご~い!」
合格のスタンプを押しながら声をかけていきます。
その後は、両学級とも「よつかど」や「進化じゃんけん」のゲームで仲良く1年生と年長児とで遊びました。
3組と4組の交流の内容はかなり違っていますが、これは、1年生たちの意見を反映させたものです。
1年生なりに、何を年長児に伝えたいのかということを考えて準備を進めてきました。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」は1年生にも浸透してきています。
最後は名残り惜しいですが、お別れのあいさつです。
ぎりぎりまで手をつないで見送りをするなど、短い間でも仲良くなれたようです。
校長とも元気よく「さようなら」です。
両園とも、先週の土曜日に卒園式が終わったばかりですが、年長児からは早くも1年生になる自覚が感じられました。
頼もしい1年生がたくさん入ってくれるようで、入学式が楽しみです!
残りの2園との交流は、後日実施されます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)