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令和4年度 校内研究
本日、今年度初の校内研究全体会がありました。
今年度、潤徳小学校は「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~を推進していきます。ChromebookなどのICTを活用し、「思考力・判断力・表現力等」を高めていけるよう、職員一同学びを深めてまいります。
学校長から、校内研究における心得について話がありました。
2050年を見据えた教育を!~一人一台端末をいかした授業改革~に
「およそ30年後である2050年の日本の未来予測を目にすることがあります。多くは、急激な少子高齢化が進行し、相対的な国力が低下するというものです。本校の子供たちは、2050年代には、厳しい社会の中心となる存在になっています。ですから、私たちは、将来を見越した先見性をもち、厳しい時代を生き抜く基礎的な能力を子供たちに身に付けさせる責務があるのです。そのポイントとなるのは、今年度、1年生からも配備される一人一台端末の活用です。戦後、日本の教育は、一方的な一斉指導が中心でした。高度成長期、児童数が増加し、右肩上がりに景気がよくなっていた時代には効率的なシステムだったとも言えます。しかし、これからは、そのような時代ではありません。情報化社会となり、知識は、『人に教えてもらうもの』ではなく、『自分で調べて獲得するもの』に急速にシフトしつつあります。我が国では、学校の授業におけるデジタル機器の使用時間はOECD加盟国で最下位となっている状況です。 このままでは、子供たちは、厳しい時代を生き抜くことはできないとの危機感をもって一人一台端末の活用を図る授業改善、いや、授業改革を進めていく覚悟が必要です。双方向型の一斉授業と学習状況に応じた個別学習の効果的な組み合わせ、対面とオンラインのハイブリット型の授業の実践など、新たな概念に基づいた多様な学びを実現しましょう。そのために、『明日の授業に役立つ』実践的な校内研究に取り組む必要があります。」
低・中・高・専科ブロックに分かれ、今年度の方向性について話し合いました。
職員一同力を合わせ、児童のよりよい学びのために、授業改革を行ってまいります。
(2016年4月から2018年3月まで)