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令和6年度日光移動教室(6年)22
夕食後は、俳句表彰式です。
全員が再び食堂に集まります。
司会「これから、俳句表彰式を始めます!」
大きな拍手が起きます。
校長「移動教室です。ということは、学校での勉強が移動してくるということです。これまでみなさんは、国語の授業で短歌や俳句の学習を頑張ってきました。その成果が今夜発表されるのです。さぁ、入賞するのは誰か、そして、栄えある校長賞のゆくえは?さぁ、みんな、盛り上がっていくぞ〜!」
6年生全員「ウォー!!」
地響きが起きるような大歓声が食堂内に響きます。
賞は「日光らしいで賞」、「尊敬賞」、「頑張ったで賞」、「潤徳賞」(命名はレク係、作品選定は引率教員)、そして校長賞「宇宙一の日光で賞」です。(校長賞は、校長が自ら選定します。)
各賞の受賞者が発表されます。
写真では全然分かりませんが、受賞者の名前が連呼されるなど、食堂内は興奮の渦となっています。
そして、校長賞「宇宙一の日光で賞」の発表です。
校長「実は、校長賞をとるには、ポイントがあるんです。校長先生がいつも話している四字熟語は?」
6年生たち「笑顔招福!」
校長「そう!だから、笑顔や笑っていることが想像できる作品にするのがコツです!」
というわけで、「笑顔」が入った作品が選ばれました。
<晴天と 笑顔で照らす 出発式>
[ 選者評:昨日の朝の夏の青空と、移動教室を楽しみにする6年生の笑顔が重なり、期待いっぱいの出発式を迎えた情景が浮かんできます。]
校長「表彰は、ここでおしまいですが・・・最後の日光ナイト、どうせなら、もう一人、校長賞が欲しくはないか〜!」
6年生たち「オー!」
思わぬ展開に喜ぶ6年生たち。
実は、子供たちの日光彫の作業と並行して俳句を選んでいたのですが、作業終了後に提出された俳句作品の中に、もう一人、笑顔をうまく詠みこんだ作品があったのです。
というわけで、2人目を表彰です。
(急な展開で、表彰状が作れなかったので、学校に戻ってから渡すことにしました。)
<雨が降る 笑顔で晴れに 変えてやる>
[選者評:今日で関東地方は梅雨入り。それに合わせるように、今日はめまぐるしく天気が変わりました。日光を楽しみたいという笑顔で、雨は止み、晴天になりました。作者の強い思いがよく表れています。]
受賞者のみなさん、おめでとうございました!【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)