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【特報】大谷選手、本校に来校!・・・か?
昨日、「日野市市制60周年 開校150周年記念持久走月間」に関する児童集会を行ったばかりだというのに、今朝も緊急に体育館で児童集会が開催されるという連絡があり、体育館に集まってくる子供たち。
1年生A「校長先生、今日は何の集会なの?」
校長「(学芸会の1年生の演目名から)きっと、たまご焼き集会なんじゃないかなぁ。」
と、とぼける校長。
全校児童が体育館に集まるのは「潤フェス♪」以来です。さらに、集会という公的な形で集まるのは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前までさかのぼらないとありません。
一体、何の集会なのか・・・?
代表委員A「みなさん、おはようございます。これから、集会を始めます。」
集会名も明かされず、いきなり集会が始まります。
代表委員A「あれ?こんなところに『JUNTOKU SLOT』があるよ!いったい、何だろう?みんなで回してみよう!」
予想外の展開です。
代表委員B「何が出るかな~?あ~っ、グローブだぁ!!」
すると、いったん揃ったスロットがまた、回りはじめます。
代表委員B「あ~っ、今度は、ドジャースの帽子だぁ~!!」
代表委員AB「おおたにぃ~!!」
突然の2連続スロットと超有名スポーツ選手の呼名にざわつく会場。
代表委員B「え、来てるの?大谷選手?」
すると、4人の大谷選手が登場!
何と、わざわざ、本校で緊急集会が開催されるので、駆け付けてくださったのです!
大谷選手A「おはようございます。日ハム時代の大谷翔平です。」
大谷選手B「エンゼルス時代の大谷翔平です。ホームランキング獲りました。」
大谷選手C「侍ジャパンの大谷翔平です。WBCで世界一になりました。」
大谷選手D「現在の大谷翔平です。最近、犬の『デコピン』くんを飼い始めました。」
会場内は爆笑です。
(なぜ、大谷選手が4人?過去の3人は、タイムマシンを使って駆け付けてくださったとご理解ください・・・)
大谷選手A「みなさん、『僕にあこがれる』のはやめましょう。僕を超える存在をつくるために、グローブ3個を寄付しました。ぜひ、使ってください!」
会場内は拍手喝采です!
代表委員B「これから、大谷選手からいただいたグローブを使って、始球式をします。」
6年生の4ペアの代表児童が代わる代わるステージ上でキャッチボールを披露します。
キャッチボールをした感想をインタビューです。
代表委員C「グローブを使った感想はどうでしたか?」
6年生A「とても使いやすく、投げ心地が最高でした。」
代表委員B「大谷選手のパワーを感じることができましたか?」
6年生B「はい、とても!」
代表委員B「大谷選手になれそうですか?」
6年生C「はい、絶対になれます!」
最後に、大谷選手に感謝の気持ちを伝えます。
全校児童「ありがとうございました!」
最後に注意事項を確認して、緊急児童集会「大谷サン、グローブありがとう集会」は、大盛り上がりのうちに終わりました。
大谷選手からのグローブが届いてから、緊急児童集会を開催するまで、実質、中2日間しかありませんでしたが、6年生に「大谷選手に感謝したい人」、「全校を盛り上げたい人」などの有志を募ったところ、代表委員をはじめ、たくさんの児童が協力してくれました。
担当教員と協力しつつ、楽しい集会をつくろうと頑張った6年生たち。
まさに「子供たちがつくる学校プロジェクト」にぴったりの集会になりました。
6年生のみなさん、ありがとう!
そして、せっかくのビッグプレゼントが届いたので、集会の開催のことを保護者等の皆様にお伝えしたところ、朝早くにも関わらず、多くの「大谷ファン&潤徳ファン」の方々においでいただきました。
実際にグローブをはめて記念撮影。保護者等の皆様にもお楽しみいただけたようです。
大谷選手からのご厚意をありがたく受け止め、今後、各学年で順番で使用期間を決めて、グローブを大切に使っていきたいと思います。
野球しようぜ!
そして、勉強もしようぜ!【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)