日誌

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「年越し企画」が実現、「第1回ウリサク祭り」!!

本校の学校運営の柱「子供たちがつくる学校プロジェクト」が始まったのは、開校150周年の取組を行っていたときですから、今年度で3年目を迎えています。

当時の代表委員、そして現在の児童会本部役員や「中央委員会」のメンバーが、よりよい学校をつくるため、その熱い思いを脈々と受け継いできました。

実は、昨年度の「中央委員会」のメンバーが、各委員会のキャラクターを決め、様々な場面で活躍できるようにできないかという企画を立て、実際に、いくつかの委員会はキャラデザインを始めていたのですが、主要メンバーの6年生たちは卒業。

残念ながら「没企画」になろうとしていました。

しかし、今年度の新しい「中央委員会」のメンバーが議論を重ねる中で、このお蔵入りしそうだった企画の復活を提案し、リニューアルした「第1回ウリサク祭り」(ウリサクとは、本校の元祖オリジナルキャラクター、ウリーとサクラモチを表します)として、キャラクター総選挙を行うこととなりました。(写真は、5月の「中央委員会」の様子)

一大イベントですから、「企画書」は担当教員だけでなく、「校長決裁」を得るまでの公式なものとしました。(詳しくは、こちら

そして、2か月近くの準備期間をとり、満を持して、今朝の臨時児童集会を迎えました。

 

集会開始前に全員多目的室に集まった「中央委員会」のメンバー。

朝の児童集会のスタッフがこれだけいるわけですから、「第1回ウリサク祭り」の重要さが分かります。

オンラインによる「第1回ウリサク祭り」、スタート!

次々に発言者が変わります。壮観です。

まず、「ウリサク祭り」とは何か、という説明から始まります。

本企画は、簡単に言うと、某アイドルグループの「総選挙」イメージです。

選挙期間中、各委員会のキャラクターの宣伝活動を行い、投票による人気投票を行おうというものです。

そのうえで、各委員会が議論を重ねて決定したキャラクター紹介が行われます。

まずは、集会委員会の「あつまるくん」

放送委員会「チョーシよし子 チョーシよし男 チョーシわる男」

体育委員会「たまお」

いつもながら、本校の臨時児童集会は、年間計画にはなく、「ゲリラ的」に行われますから、特に低学年にとっては、「何事が起こったか」という感じで見始めていますが、すぐにキャラキター紹介と分かり、「かわいい!」などと声が上がっています。

給食委員会「ごはん ミルくん マルシウムくん」

保健委員会「あわわくん」

エコ委員会「エコ丸&エコ兄」

「エコ丸」は昨年度からデビューしており、校内の認知度も高いですが、今回、「エコ兄」を引き連れて「第1回ウリサク祭り」に参戦です!

各委員会のキャラクター紹介では、1票でも多く入れてもらおうと、キャラ設定の説明にも力が入ります。

中には、「声優モード」で、キャラになりきって紹介する委員会も(笑)

栽培委員会「栽ちゃん」

整美委員会「ホーキー」

図書委員会「はらぺこ図書むし」

飼育委員会「潤くんと徳ちゃん」

高学年の場合、出てきたキャラクターを誰が描いたか、ある程度情報が広まっています。

そのため、キャラクターが出てくるたびに応援で盛り上がります。

臨時児童集会終了後、早速、各委員会のキャラクターが校長室横の掲示板に貼られます。

「投票箱」も設置です。

子供たちは、集会後に配られた投票用紙を使って投票します。(7/2まで)

朝、校内を回っていると、話題沸騰です。

校長「で、誰に入れるの?」

4年生A「難しいなぁ・・・まだ決めてないよ。」

3年生A「あわわくん!かわいいもん!」

2年生A「誰にする?」

2年生B「たまお!」

2年生C「後で、校長室のところを見に行こうか?」

今日の中休みは残念ながら雨のため、室内で過ごします。

そのこともあり、一瞬で校長室横の掲示板は新キャラクターを見に来る子供たちで黒山の人だかり。

「潤徳小デジタルサイネード」では臨時児童集会の録画を繰り返し流しているので、改めて見ている子たちもいます。

5年生A「ホーキーにしてよ!」

5年生B「栽ちゃんでしょ!!」

ちょっと言い合いになっている場面も・・・

早くも投票している子たちもいます。

選挙戦は始まったばかりなので、各政党(委員会)の話をもっと聞いてから投票したらいいのに・・・

まぁ、「期日前投票」は認められているので、個人の自由ですが。

というわけで、大人は参院選、潤徳小の児童は「第1回ウリサク祭り」で真剣に投票します。

第1回総選挙で見事「センター」を勝ち取るのはどのキャラクターになるでしょうか。【校長】