日誌

【子供たちがつくる学校プロジェクト】1年生×6年生 ICT共同作業

入学から2か月がたとうとする1年生。

本校では、Chromebookの端末の授業等での活用を積極的に進めているため、そろそろ、1年生も使えるようにしたいところ。

そこで、6年生の協力を得て、1年生の端末の初期設定等を行うことになりました。

助っ人の6年生たちに、1年生たちは「よろしくお願いします」とあいさつです。

1年生の座席のところに6年生が行き、マンツーマン体制でスタンバイです。

一人一人、順番に端末を取りに行きますが、順番を待つ間にもじゃんけんなどで仲良く遊ぶ光景も見られます。

まずは、ログインしなければなりません。

あらかじめ付与されたアカウントでパスワードを入れ・・・

当然、1年生にはちんぷんかんぷんな内容ですから、6年生の出番になるわけですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」なので、6年生は自分で考えて対応します。

ある6年生は、1年生に話しかけながら、全部入力しています。

別の6年生には、「これを見て、自分でキーボードを打ってごらん」と話しています。

どちらが正解というわけではありません。

ペアの個性が出ていて、とてもほほえましい光景です。

授業等で使えるよう、Google Classroomの設定を行います。クラスコードの入力も必要です。

ここまでを担任単独で指導することは相当な労力を伴います。

頼りになる6年生たちです。

1年生はキーボード入力がまだできませんから、手書き入力の設定をします。

今日は、本校にICT支援員の方が来校する日でしたので、ここは専門家の登場。

一つ一つ確認しながら手書き入力ができるようにしていきます。

自分の名前を手書き入力してみました。

おそるおそるディスプレイに指で自分の名前を書いていく1年生たちです。

片付けも6年生と一緒。

最後まで仲良く6年生と設定作業ができました。

記事はここまでのつもりだったのですが、1年生と6年生は、この設定作業の後、昨日に引き続いて体力テストに臨みました。

その姿があまりにもかわいらしかったので、記事を続行です。

手をつないで仲良く反復横跳びの練習をする1年生と6年生です。

長座体前屈も手取り足取りアドバイスです。

立ち幅跳びも立ち位置、姿勢などを細かく確認します。

上体起こしは、6年生が1年生の足を支えます。

じゃれ合う二人。

待ち時間も楽しくじゃんけん。

入学以来、ずっと、1年生のお世話をし続けている6年生たち。

こちらが思う以上に両学年の絆は強まっているようです。

「子供たちがつくる学校プロジェクト」のよさを感じます。【校長】