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【潤クリ】潤徳フェスティバル×クリスマス⑤
いよいよこの日を迎えてしまいました。
「潤クリ」最終日です。
児童会本部役員会の「潤クリ」担当児童の朝の放送も最後です。
児童会本部役員A「『潤クリ』も悲しいことに今日が最終日です。みなさんで盛り上げていきましょう!」
思わず本音が漏れます。
既報のとおり、「潤クリ」最終日は6年生4クラスが総出演します。
舞台裏で出演を待つ、トップバッターの6-4の子供たちも超ハイテンション。
6-4の子供たちだけでなく、多くの6年生が何らかの仮装をしているので、もう誰なのかよく分からない状態になっています。(苦笑)
後輩の5年生たちも先輩の6年生を全力で応援!
自作の推しボードを掲げて開演を待ちます。
6-4の出し物は「おおきなかぶミュージカル」。
ナレーター「昔々あるところにおじいさんがかぶの種をまきました。そして、大事に育てていたかぶはとても大きくなりました。」
1年生の教科書に出ている物語ですから、全員知っているストーリーです。
序盤は、おじいさん、おばあさん、孫などのストーリーどおりの登場人物がかぶを抜こうとしますが、当然抜けません。
そこで、6-4の仲間の力を借りることに・・・。
孫役児童「そこの6-4の面白い人、手伝って~!」
6-4の面白い人「しょうがないなぁ、やってあげるよ。でも、朝食まずくて超ショック!」
ダジャレに会場から笑いが起きます。
「絵のうまい人」が手伝うときには、「鬼滅の刃」のイラストが。
会場から、「おぉ~」という感嘆の声が上がります。
こうして、6-4の特技自慢が次々登場し、かぶを抜こうとします。
すると・・・
6-4担任「ちょっと待った~!」
本校の「お約束」のセリフで担任登場!
全員でかぶを抜こうとします。
ジム通いが趣味の担任は「ポージング」を繰り返し、会場は爆笑!
力を合わせてかぶは見事に抜けました。(担任は一切手伝っていませんが・・・苦笑)
最後は全員で、Mrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」のダンスです。
これで、一応ミュージカルになった・・・かな?
続いて、6-3の登場。
優里さんの「ビリミリオン」の曲の歌詞を踏まえた創作劇を披露します。
老人役の「100億で人生を買う」という提案を次々断るという「潤クリ」にしては、シリアスなストーリー。
(どうやら、台本作成には担任が相当絡んでいるようですが・・・)
曲の「頑張ろう 頑張ろう 頑張れ 頑張ろう 頑張ろう 頑張れ」の歌詞に合わせて全員登場!
ガラッと変わって集団行動のダンスです。
赤、白の軍手をつけて様々な表現をします。
一糸乱れぬ動きで波を表現する場面も。
ひょっとして、運動会より完成度が高い?
会場からも大きな拍手が起きました。
続いての登場は6-2。
「潤徳小に迷い込んだプー脱出劇」を披露です。
はちみつが大好きなくまのプーさんと仲間たち。
はちみつを探していたら、潤徳小に迷い込んでしまったというストーリーです。
正直なところ、ストーリーより、様々な着ぐるみを着て登場する6年生たちに、特に低学年の子たちは興味津々。
プーさんと仲間たちは、通りかかった潤徳小の6年生に出口を聞きます。
また、ウリーとサクラモチにも聞きます。
サクラモチの天の声「今、ウリーは出張中なんだ。」
会場から笑いが起きます。
ナレーター「潤徳小のみなさ~ん。プーたちに潤徳小の出口を教えてください!」
感情移入している低学年の子たちは、「あっちだよ~!」と体育館の出口を指さします。
会場の子供たちから出口を教えてもらい、まるでミュージカルのエンディングのように、「小さな世界」の曲に乗って体育館を一周して退場していく6-2の子たちに会場からたくさん手が振られていました。
最後は6-1の登場です。
出し物は「6-1あるある」
学級内アンケートで出された題材を基に、日常生活の「あるある」を劇仕立てにしてユーモアたっぷりに発表しました。
会場からも、思わず「あるある~」というつぶやきが聞こえていました。
後半はダンスメドレー。
今回の「潤クリ」の定番ダンスとなった「ナルトダンス」をはじめ、様々なダンスが披露されます。
センターで踊るのは担任。
相当な練習を積んだことがうかがえます。(笑)
こうして、全ての出場者の発表が終わりました。
児童会本部役員司会A「2025年『潤クリ』、終わっちゃったな~と思った、そこのあなた!」
児童会本部役員司会B「これで『潤クリ』は、終わりま~」
全校児童「せん!!」
何という、司会と連携した「お約束」・・・。
全く打合せがなくても意思統一のできる本校。この点は、すごいとしか言いようがありません。(笑)
児童会本部役員司会C「最後はみなさんお待ちかねの~『ジャンボリーミッキー!』」
全校児童「イェ~!」
お待ちかねだったのか・・・という疑問をもつ間もなく音楽が鳴り始め、ステージ上に立って踊る子が続出。
まさにお立ち台・・・。
もちろん、フロアにいる児童も立ってダンス!ダンス!ダンス!
まさか、ここで「MJリターンズ!」とリンク(詳しくは、こちら)するとは・・・
想像の斜め上を行く演出です。
結局「潤クリ」は、最後には全員が出場者になるという壮大なエンディングで終了しました。
これまで、休み時間のオーディションやリハーサルに全て関わってきた児童会本部役員の「潤クリ」担当児童たち。
大舞台を終えた後に少し聞いてみました。
校長「大役を終えたけど、どうだった?」
児童会本部役員A「あ~ん、終わっちゃった~(涙)」
児童会本部役員B「『やりきった感』がすごいです!」
まさに「『潤クリ』に懸けた青春」といった感じの表情です。
それもそのはず。企画、運営、広報、審査、装飾などに全て関わり、そして「出場者」でもある担当児童たち。
この子たち抜きに「潤クリ」の成功はありませんでした。
本当によく頑張ったと思います。
こうして、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の3本柱、「MJリターンズ!」、「潤八なかよし大作戦」、「潤徳フェスティバル×クリスマス」の2学期計画分は全て終了しました。
3学期はこの続きがあるのか、ないのか・・・
全てはまだ謎のベールの中です。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)