日誌

【子供たちがつくる学校プロジェクト】極秘、絶対ナイショ!!

「極秘なら、ホームページで公開するなよ・・・」

という、潤徳ファンの皆様の総ツッコミが聞こえてきそうですが、あえて、極秘事項を記事にしたいと思います。

放課後になり、校長室から、子供たちの下校の様子を見ていると、代表委員会担当の教員たちが入室してきました。

代表委員会担当教員「校長先生、実は、代表委員会の子たちが、どうしても話したいことがあるということで来ているのですが・・・。」

校長室の扉を開けると、5・6年生の代表委員会の委員長、副委員長、書記などの幹部の子たちが立っています。

代表委員たち「校長先生、ちょっと、お話ししたいことがあるのですが、いいですか?」

もちろん、最優先です。

公式訪問ですので、ちゃんと着座をして話を聞きました。

代表委員A「今日は、『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めるための代表委員会としての取組を提案しに来ました。」

え。。。

校長への直談判タイム・・・

それも、学校運営の根幹となる「子供たちがつくる学校プロジェクト」の提案・・・

思わず、身構える校長。

ちゃんと、校長に説明すべく、プレゼン資料を準備してきた代表委員たち。

代表委員B「私たち、去年を超えるために日々、頑張っているんです!」

胸熱な展開です。

代表委員C「今から、今年行いたいと思っている行事について、提案します。」

ここからが、極秘内容です。

一生懸命、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を成功させようと、独自企画をプレゼンする代表委員たち。

理路整然とした説明内容と、どうしてもやりたいという、ほとばしるやる気に、校長の心も傾きます。

とは言っても、全校を巻き込むイベントを提案され、校長としても思案のしどころです。

校長からも質問します。

校長「特に6年生は、2学期の後半は明星大学とのコラボ音楽会や連合音楽会もあって、かなり忙しいよ。その中でも準備とかできる?」

代表委員D「大丈夫です。ぜひ、やらせてください。」

他にもいくつか質問してみましたが、きっぱりと回答する代表委員たち。

この覚悟なら、きっと、やりきってくれるに違いありません。

先週の記事にも書きましたが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」は、ボトムアップの考えで成り立ちますから、潤徳小がよりよくなるということを子供たちが提案してくれば、だいたい認められるようにする懐の深さが教員側に求められるのです。

校長も腹をくくり、代表委員とハイタッチして、全面協力を約束しました。

大変素晴らしい提案だったので、終業式のときに代表委員コーナーを設けて、直接、全校児童に告知してもらうことにしました。

それまでは、「極秘」です。

意気揚々と退室していく代表委員たちの姿を見て、本当に心強く、頼もしく感じました。

私が本校に着任して3年目。

子供たちの方から、「潤徳小をもっとよくしたい!」という、エネルギッシュな提案を初めて受け、私の学校の理想像が子供たちに伝わっていることが分かり、とても感動しました。

着任以来、最もうれしい日かもしれません。

詳しいことはまだ明かせませんが、2学期以降、本校は、すごい学校になります!

苦労をいとわず、学校を引っ張る素晴らしい子たちがたくさんいて、本当に幸せです。【校長】