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令和6年度全国学力・学習状況調査
4/12の「令和6年度日野市学力調査」(5年生対象)に続き、今日は、「令和6年度全国学力・学習状況調査」(6年生対象)が行われました。
全国の18,000校以上の小学校、100万人以上の6年生が本日一斉に調査に取り組みます。
調査内容は、国語、算数、児童質問調査です。
児童質問調査は、各自の端末から回答しますので、本校では後日実施します。
まずは、解答用紙に「組」、「出席番号」、「性別」をマークシートで書き入れます。
この方式に慣れてない子供たちは、ここで混乱します。
6年生A「校長先生、これでいいの?」
何人もの子供たちが、マークシートの塗り方が正しいか、確認を求めてきます。
校長「将来、入試などをするときに、こうやって塗ることもあるから慣れておこうね。」
などと声をかけます。
まずは国語です。
漢字を書いたり、語句の知識を問うような基礎的な問題はほとんどありません。
オンライン交流の様子の一部から、内容が適切に伝わっているか、話し方で工夫しているところはどこかなど、「今どき」のシチュエーションで考えさせたり、物語文を読んで心の残ったところとその理由を100字以内に記述したりするなど、思考を要する問題が中心となっています。
45分間、調査に取り組んだ子供たちは、ちょっとげんなりした表情です。
6年生B「記述のところ、全然書けなかった・・・」
6年生C「時間が足りなかったよ。」
6年生D「次、算数?もう、無理なんだけど!」
何とかしてあげたいですが、全国、ほぼ同じタイムスケジュールで動いています。
本校だけサービスするわけにはいきません。
小休憩をはさんだ後、算数の調査が始まります。
こちらも、単純な計算問題などはなく、思考力を問う問題になっています。
桜の開花日の予想など、今の季節に合った問題も出題されていました。
算数終了後は、
6年生E「結構、簡単だったかな。」
6年生F「国語の方が大変だった。文章を考えなきゃならなかったし。」
といった強気な発言をする子が目立ちました。
6年生G「私は、(調査時間45分間のうち)35分も余っちゃった。」
と豪語する子も。
ただし、全員疲れた表情なのは共通です。
今日は6時間授業。6年生の試練は続きます。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)