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黒電話は昔の道具?
社会科で「わたしたちの日野市の歩み」を学習している3年生。
「日野市の昔」を学ぶ中で、当時の生活の様子についても調べています。
そこで、今日は、日野市郷土資料館の2名の方においでいただき、昔の生活道具などについてご紹介いただきました。
はじめに全体説明です。
令和時代を生きる子供たち。
平成→昭和→大正→明治・・・といった過去の時代があることを教えていただきます。
昭和世代の校長にとっては、昭和が完全に昔の時代の扱いになっていることに若干の抵抗感を感じます。
衣・食・住、それぞれに関連した昔の道具を持ってきていただき、使い方や仕組みなどについて全般的な説明がありました。
子供たちは熱心にメモをとっています。
後半は、実際に昔の道具を目の前にして、細かい説明を伺ったり、質問したりします。
鉄鍋やお米を炊くための羽釜などを興味津々に眺める子供たちです。
こて、火のし、炭火アイロンなど、電気のない時代に衣類のしわを伸ばす道具の紹介もありました。
校長「日野市にある火のしです。」
定番のギャグは、子供たちにスルーされました。(苦笑)
黒電話が置かれています。
校長「黒電話って、使ったことある?」
3年生たち「な~い!」
3年生A「校長先生は、使ったことあるの?」
校長「あるよ。というか、家に普通にあったよ。」
校長「黒電話、見たことはある?」
3年生B「ある!ちびまる子ちゃんで。」
3年生C「サザエさんもだよ!」
3年生D「ドラえもんで見た!」
もはや、黒電話は漫画の中での遺物扱いのようです。
悔しいので、そばにいた担任(初任者)に声を掛けます。
校長「さすがに、黒電話、使ったことあるでしょ?」
担任「いや~、ひいおばあちゃんのところで1回か2回、使ったことがあるような・・・。」
教職員間の分断も広がっています。。。
ガラケーも昔の物になりつつある現在。
スマホもいつの間にか過去の物扱いになるのかもしれませんね。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)