日誌

NO,児童虐待!

日野市立小学校では、子ども家庭支援センターによる、4年生を対象とした出前授業が毎年行われています。

内容は、「児童虐待」です。

今日の5時間目、本校の4年生が多目的室に集まって、子ども家庭支援センターの職員の方々からお話を伺いました。

 

最初は、児童虐待に関する動画を視聴します。

日野市の子ども家庭支援センターの職員が渾身の演技で作成したオリジナル動画です。

 

その後は、具体的な児童虐待の例について説明がありました。

児童虐待には以下の4つの種類があることを教えていただきました。

① 身体的虐待

  (殴る、蹴るなどの暴力 物を投げつける 家の外に長時間締め出す 等)

② 心理的虐待

  (無視する 暴言を浴びせる 子供の前で夫婦喧嘩をする 等)

③ ネグレクト(養育放棄)

  (食事を与えない 衣類の洗濯をしない 体調が悪くても病院に連れていかない 等)

④ 性的虐待

  (服で隠れるところを触る、触らせる 裸の写真を撮る 等)

実際に困ったことが起きたときの相談窓口も様々なものがあることを紹介していただきました。

直接の来所、電話、メール等の方法があるうえに、24時間対応の窓口もあります。

自分の心だけで抱えず、声に出すことの大切さを訴えておられました。

 

最後は感想や質問などを発表します。

4年生A「電話がないときはどうやって相談すればいいですか?」

最近は、「家電」がない場合もあります。

職員の方「近くのコンビニなどで電話を借りたり、公衆電話からかけることができます。」

4年生B「家から閉め出されちゃったらどうすればいいですか?」

職員の方「謝ってすぐに開けてくれたら虐待とまでは言えないと思いますが、何回もピンポンしても開けてくれなかったり、長い間ずっと外に出されていたりすると虐待になるので、周りの大人の人に相談しましょう。」

校長としてもちょっと気になるところ。

出前授業が終わって、教室に戻ろうとする4年生たちに話しかけます。

校長「言うこと聞かなくて、家の外に出されちゃったことってない?」

4年生C「出されちゃいそうになったことはあるかも・・・。」

4年生たち「あるある~!」

保護者の皆様、お気を付けください。。。【校長】