日誌

潤徳小の給食はなぜおいしいの?

日野市の、そして、本校の給食はとてもおいしいと言っていただくことが多くあります。

もちろん、専門家である栄養士、プロの給食調理員の腕によるところもありますが、地産地消の新鮮な食材を使うことにこだわっているのも大きな理由です。

社会科で「日野市の農家の仕事」の学習を進めている3年生。

今日は、本校にも地場野菜を提供してくださっている「伊藤農園」を見学させていただけることになりました。

広い畑の中を伊藤さんに直接案内していただきます。

ハウス内にはトマトの苗が1000株以上もあるそうです。

大根、なす、ねぎ、小松菜・・・

様々な野菜が育てられています。

伊藤さん「この野菜、何だか分かる?」

3年生A「レタス!」

3年生B「キャベツ!」

3年生C「白菜!」

畑で野菜が育てられているのをじっくり見たことがない3年生たち。

知っている野菜を適当に答えています。

伊藤さん「これは、ブロッコリーだよ。」

3年生たち「へぇ~。」

校長「にんじんは木の実で取れるからおいしいよねぇ。」

3年生D「校長先生、子供にうそを言っちゃいけないんだよ!」

そのくらいは知っているようです。(苦笑)

土の中にどっさりついている里芋にびっくり!

今年の夏は、特に暑く、栽培するのがとても難しかったそうです。

そりゃ、そうですよねぇ・・・

ほうれん草などはデリケートで、条件が悪いと、発芽もしないのだそうです。

生育状況が悪いと出荷できません。

ちょっと育ちの悪い大根を持って説明していただきました。

連作障害を防ぐため、土壌消毒も必要です。

ただ、種や苗を植えるだけではダメなのです。

学校の畑とは比べ物にならないくらい大きく育ったさつまいもに歓声が上がります。

3年生たち「うわぁ、重い!」

最後は質問タイムです。

3年生E「育てるのが一番難しい野菜と、簡単な野菜は何ですか?」

伊藤さん「トマトがいろいろと手を加えなければならないので大変です。小松菜は育てやすいかな。」

全部で16~17種類の野菜を育てているそうで、管理も大変です。

毎日、おいしく、安全に給食を食べることができるのは、こうした生産者の方々の努力があることを忘れず、感謝の気持ちをもってほしいものです。 

伊藤農園の関係者の皆様、作業があるにもかかわらず、見学を受け入れていただき、ありがとうございました。【校長】