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【子供たちがつくる学校プロジェクト】じゅんとくしょうがっこうへようこそ③
今日は、「1年生と保育園児の交流ウィーク」の最終日の3日目。「あらい保育園」の年長児たちが2時間目と3時間目に本校にやってきました。
最初は、昨日までと同様、1-1から1-4までの授業参観です。
1-3の参観をしようとしたところ、代表児童が年長児たちの前で説明を始めました。
1-3代表児童「今、やっている勉強は算数です。Chromebookを使って形の勉強をしています。」
ずらりと並んでいるChromebookを見て、ちょっと圧倒されている年長児たち。
校長「大丈夫。1年生になったら、みんなも1台ずつおもちゃをもらえますよ。」
1-3の子供たち「おもちゃじゃない!!」
総ツッコミが来て、今日も叱られました。
日々の定番の反応にちょっとほくそ笑んでしまう校長です。
第二音楽室では、音楽の授業を参観しました。
「かえるのがっしょう」を1年生が鍵盤ハーモニカで演奏しています。
♪かえるのうたが きこえてくるよ・・・
お行儀のよい年長児たちと一緒に校長も1年生の演奏に合わせて歌います。
3時間目は、1-4の児童と年長児たちが交流をしました。
まずは、お店屋さんごっこで遊びます。
国語の「ものの名まえ」の学習で、様々な名詞の分類の仕方を学んだことを生かし、「おもちゃ屋さん」、「ケーキ屋さん」、「お花屋さん」などのカテゴリー別のお店を出し、年長児たちが好きに買い物できるようにしています。
「ペットショップ」もあります。
(「ペットツョップ」に見えなくもないですが、カタカナをまだ習熟できていないので、ご容赦を・・・)
「いらっしゃい、いらっしゃい」と全力でペットを売り込みます。
それに年長児たちもつられて、すぐにほぼ完売です。
どのお店も大盛況で、すぐに年長児たちと仲良くなっていました。
中には、保育園の先生方に商品を売り込んでいたちゃっかりグループも・・・。
続いて学校紹介です。
各分担に分かれて、次々と説明していきます。
読み聞かせコーナーもありました。
年長児たちも、絵本に見入っていました。
本校のキャラクター、「ウリー」と「サクラモチ」の紹介もありました。
4月の入学式で校長から紹介しようと思っていましたが・・・これを見て、路線変更を余儀なくされました。(苦笑)
続いて、「学校クイズ」です。
選択肢なしで、即答しなければならないハードなクイズです。(笑)
Q「学校は、何をするところでしょうか?」
いきなり、哲学的な問題が出ます。
いろいろな答えが考えられそうですが、4組の子たちは、考える暇を与えません。
クイズ担当の1年生たち「せーの!」
年長児たち「勉強するところです!」
何と、ほぼ全員、同じように答えます。
これには、周りで見ていた大人たちは大拍手。
校長も、録音して、本校児童に聞かせたいと思いました。(笑)
Q「学校で飼っている鳥の名前は何でしょうか?」
え、ノーヒント?
有無を言わさず
クイズ担当の1年生たち「せーの!」
年長児たち「サクラモチ!」
確かに、先ほどの説明をよく聞いていますが・・・
クイズ担当の1年生たち「正解です!」
これには、同じ1年生からツッコミが入ります。
1年生A「違います!サクラモチは飼われていないでしょ?」
クイズ担当の1年生たち「いいんだよ!」
自己主張の強い4組の子供たち、年長児たちをそっちのけで一触即発の言い合いになりかけます。
4組の子供たちの反応をよく知っている担任。ここは割って入ります。
1-4担任「潤徳小では烏骨鶏という鳥が飼われていて、それがモデルになって、サクラモチというキャラクターができたんです。鳥の名前は『大福』といいます。」
まぁ、普段の4組の姿が見られて、よかったような、よくなかったような・・・(苦笑)
その後は、本校の定番の遊び「よつかど」で仲良く遊びました。
3日間にわたり、保育園の子たちをお迎えしましたが、すっかり、1年生たちはお兄さん、お姉さんモードになっています。
来年度も「子供たちがつくる学校プロジェクト」は続きますが、そのトップバッターが新2年生による入学式での歓迎の催しになります。
今回の経験を生かし、「子供たちがつくる入学式」に向け、アイデアを出していってほしいと思います。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)