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「酷暑」対策を進めています
今日も日野市の最高気温の予想は37℃。
夏休み前だというのに、大変厳しい環境の中で教育活動を行わなければなりません。
朝イチは、まだ暑さ指数(WBGT)の数値が低いため、プールの実施が可能なことが多いです。
今日の1時間目は、2年生の割当です。
しかし、いつもと違う光景が・・・
いつもなら、冷水の「絶叫シャワー」ですが、今日は、「キャー!」という悲鳴がほとんどありません。
事実上の温水シャワーになっているようです。(苦笑)
校長もプールに入ってみました。
子供目線で見るとこんな感じです。
なぜ、校長がプールに入っているのか・・・?
校長自身の「酷暑」対策です(笑)
子供たちも、潜って→バンザイを繰り返しています。
とても楽しそうです。
しかし、一部の子は、まだ水を怖がって顔をつけることができないでいるので、校長も、担任と協力しながら声掛けをしていきます。
2年生ですから、技能の向上も図ります。
けのびの練習を繰り返したり、グループで一緒に浮いて「花」を作ったりしています。
どうでしょう、きれいな花に見えませんか?
本校の「酷暑」対策としては、あまりにもプールサイドが暑いときは、見学者を1つの教室に集め、冷房の効く中で課題に取り組ませています。
しかし、この場合、監督用の教職員を割かなければなりません。
これが、学校の大きな負担にもなっています。。。
1年生は、校舎横で、あさがおの花をChromebookで撮影しています。
さらに、この週末のあまりの暑さで、しおれてしまったあさがおの鉢が多かったため、飼育小屋横の日陰に鉢を移動させている学級もあります。
実は、あさがおの花を撮ることが「酷暑」対策につながっています。
通常、「観察カード」を描くときは、筆記用具を持っていって、鉢のそばで作業をしますが、長い時間、外にいると、熱中症の危険が増してしまいます。
そこで、描きたいものを短時間で写真に撮って、細かい作業は教室で行うわけです。
さらに、指を2本使って、表示の縮小(ピンチイン)、拡大(ピンチアウト)を教えることで、実際に見るより細かいところも観察できるようになります。
中には、撮影に失敗してしまう子もいるので、念のため、実物の鉢も教室内に持ってきておいたり、写真をモニターに写しておいたりします。
こうして、「観察カード」の作業を進めていきます。
ちなみに、3・4時間目がプールの割当になっていた1年生は、暑さ指数(WBGT)の数値が規定値を超えてしまったため、入れませんでしたし、校庭でも遊べませんでした。
暑すぎてプールに入れない・・・これも、あまりうれしくない「酷暑」対策ということになります。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)