日誌

inputしたことをoutputできるように

2学期末を迎え、これまで学習したことを互いに発表し合う活動が増えています。

3年生は、総合的な学習の時間に調べてきた「日野市の食べ物はかせになろう」の発表を行っていました。

3年生A「甘いぶどうを見分けるコツは、色とつやです!」

質問などを受け付けながら、しっかりと発表しています。

さつまいものことについて、本にしてまとめた発表方法もありました。

野菜や果物などの、日野産の食べ物の特徴、育て方、調理方法などについて工夫して発表していました。

こちらは、2時間目と3時間目を使って行われた、4年生の「SDGsについて考えよう」の学年発表会の様子です。

総合的な学習の時間で、SDGsについて調べてきた4年生たち。グループごとに「17のゴール」について分担し、調べたことを発表しています。

 

4年生は、4学級が同じ2時間目と3時間目に発表することにより、発表グループと聞き手グループが学級の枠を越えて、バラバラになっています。

発表方法も、紙芝居形式、模造紙発表、Chromebookを使ったプレゼンなど様々です。

校長も、各グループの発表を回りながら聞いてみました。

写真のグループは、「17のゴール」のうち、「6. 安全な水とトイレを世界中に」に関する発表をしていました。

(なお、校長の様子を撮影しているカメラマンは4年生です。)

南スーダンの多くの子供たちが亡くなっている事例を紹介し、衛生的な水を確保することの重要性などを発表していました。

本校では、こうした、調べて得た知識(input)を他者に向けて発表(output)する活動を重視しています。

個人で得た知識を、他者に広げる活動を行うことで、その知識が定着したものになるからです。

他者に分かりやすく知らせるためには、紙を使ったり、ペープサートを使ったり、ICT機器を使ったりと、様々な表現方法を工夫することになります。

また、発表する相手も、ペア、グループ内、学級内、学年内、異学年同士、地域や保護者の方対象、山都・潤徳小の子たちなど、様々な対象があり、それによって、難易度も変わってきます。

さらに、発表に対して、質問や感想を受け、対話をすることで、より深い学びにつながっていきます。

本市では、「第3次日野市学校教育基本構想」で「対話」を重視した基本理念を掲げています。 

(「第3次日野市学校教育基本構想」については、こちら

本構想は、今年度が最終年度でもありますので、本校としてのまとめをしっかり行っていきたいと考えています。【校長】