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帝京大学の学生による児童観察
本日(11/30)と12/16の2日間、帝京大学教育学部初等教育学科こども教育コースのゼミの3年生の方々が、自らの研究に生かすため、本校で児童観察を行います。
学生のみなさんのうち、数名はすでに小学校の教育実習を経験していたり、将来、幼稚園や保育園で勤めたいと考えたりしているようで、「自分の未来像」を重ねながら児童観察をするようです。
朝、校長との顔合わせでは、こんな話を聞くことができました。
校長「この児童観察で、今後、どんな研究につなげていくのですか?」
学生A「教室環境が児童に与える影響について研究したいです。」
学生B「小学校の図工に関心があるので、授業を見てみたいです。」
学生C「おもちゃが幼児に与える心理的影響について研究したいので、低学年の様子などを観察したいです。」
学生のみなさんに話をしてもらったのですが、とてもしっかりしています。
今の若者は頼もしいですね。
早速、1時間目から4時間目まで、校内を自由に観察してもらいました。
最初は、緊張気味にメモをとりながら観察しています。
図工に関心のある学生は、6年生がChromebookでコマごとに撮った写真をアニメーション化しているところを見て、びっくりしていました。
慣れてくると、3年生と一緒にランドセルの重さを測ったりします。
休み時間には、すっかり仲良くなっている場面もありました。
午後の授業のない数名の学生は、給食を一緒に食べました。
今日は、1年生の学級に入ります。
すぐに「お兄さん先生」は囲まれます。
中には、アイドル化している学生もいます。
給食中、1年生からの質問攻めを受けている学生も。
せっかくのおいしい給食なのに、味は分かったかな・・・。
どの学生も、満足そうに本校を後にしていました。
子供たちの出会いが、学生のみなさんの研究に役立てばうれしく思います。
12/16の2回目の児童観察も楽しみです。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)