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【デジこれ】潤徳版くじらぐも
1年生は、国語で「くじらぐも」の物語文を学習しています。
ストーリーは、1年生の体育の時間に白い大きなくじらぐもが現れ、1年生たちと先生を乗せて空を飛ぶという内容です。
通常は、教室で身体表現などをしながら情景を想像していく展開ですが、今年の潤徳小のくじらぐもはひと味違います。
ちょっと薄暗くなった体育館に大きなくじらぐもが浮かんでいます。
それを不思議そうに眺める1年生たち。
子供たちは、「くじらぐも」を音読していきます。
くじらぐも(校長)「ここへおいでよう。」
担任からの要請があり、くじらぐも役は校長です。
1年生たち「よしきた。くものくじらにとびのろう。」
全員で手をつないで、円くなります。
1年生たち「天までとどけ、1、2、3。」
思いっきりジャンプです。
くじらぐも「もっとたかく。もっとたかく。」
応援するくじらぐも。
すると・・・
くじらぐもから見える眺めが、本校の校庭にある「ほほえみの丘」から、学校全体になり・・・
関東地方になり・・・
日本全体になり・・・
何と、宇宙まで来てしまいました!
これには、1年生たちも大興奮!
体育館中に絶叫がこだまします。
実は、このからくりは、2階のギャラリーからプロジェクターで地図を投影しているのです。
Google Earthを使って、潤徳小の上空からズームイン、ズームアウトをすることで、雲に乗っている感じを演出しました。
雲じゃ、宇宙に行けないでしょ・・・
などとツッコんではいけません。メルヘンです。
本校は、今年度、東京都教育委員会の「デジタルを活用したこれからの学び」(デジこれ)推進地区の実践校に指定されています。
デジタルを活用した近未来的な学びを追求しているのです。
最後は、くじらぐもに乗って、ひと休み。
子供たちもくじらぐもと宇宙旅行までできて、大満足です。
校長も無茶振りのくじらぐも役で頑張りました。
何しろ、4クラス分同じセリフを言うので・・・
だんだんと、アドリブ満載の演技になってきました。
アカデミー賞の助演男優賞、ねらえるかなぁ・・・(笑)【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)