日誌

ダイエット、しなきゃ・・・

今日から、本格的に授業が始まり、「学校の日常」が戻ってきました。

学校を回っていると、体育着を着ているわけではないのに、校庭に出ていく5年生たちを見かけました。

たぶん、何かがあるに違いありません。ついていってみました。

5年生たちは鉄棒の前に集まり、担任の話を聞いています。

 

担任が、鉄棒に何か引っ掛けています。

聞いてみると、「電磁石」で、乾電池1個ながら、強力な磁力が発生し、「ある程度の重さ」までは耐えることができるということでした。

「ある程度の重さ」というのが気になります。

5年生になると、かなり体格差が出てきます。

いろいろな子がぶら下がってみて、実験してみることになりました。

 

すると、何と、余裕でぶら下がることができます。すごい!

 

他の子がやってみても大丈夫です。

 

ランドセルを背負ったままでも大丈夫。「ある程度の重さ」というのは、相当な重さを指すようです。

担任「試してみたい子はいるかな〜?手を挙げてね。」

高学年になると、全員が希望するわけではありません。

「ある程度の重さ」を超えていたらどうしよう・・・という心理が働いてしまっているのでしょう。

しかし、何人かはトライ。どの子もぶら下がって、ちょっと楽しそうです。

少し、うらやましくなってきました。

校長も、おずおずと手を挙げてみます。

担任「校長先生も、実験、やってみるって!」

5年生たち「おぉ〜!」

校長「絶対、実験、成功させるぞ〜!」

5年生たち「イェ〜!!」

意味なく、場を盛り上げる校長。一抹の不安が心をよぎります。

 

意を決して、全体重をかけてみます・・・

「カシャン」

無情にも、磁石の外れる音が聞こえます。

担任「磁石が外れても、落下しないようにストッパーが付いているんだよ。」

というわけで、磁石が外れても安全なわけですが、多くの子たちの前で「ある程度の重さ」を超えていることを証明してしまった校長。

ちょっと・・・いえ、・・・かなり恥ずかしく、「穴があったら入りたい」心境になりました。

理科の実験とすれば「電磁石は、ある程度の重さまで耐えられる」ことを実証したことになるのですが…。ちょっと複雑な気持ちになりました。

 

教室に戻り、さらに電磁石の話を聞いている子供たちを見ながら、「今年こそ、ダイエット!!」との気持ちを固めた校長。「一年の計は元旦にあり」です!

 

校長室に戻ると、今日が3学期の給食開始日ということで、検食が置かれていました。

今日の給食は「七草スープ茶漬け」や「紅白フルーツ白玉」などの正月にちなんだ献立です。(詳しくは、こちら

あまりのおいしさに、先ほどの決意が薄れ、すぐに完食した校長。

「今日は、縁起物だし仕方ないな・・・。」と心で言い訳してしまい、今年も「三日坊主」になりそうな予感がします。(苦笑)【校長】