滝合だより

日野市総合防災訓練

 今年度は滝合小が会場となり、日野市総合防災訓練が行われました。

 児童は避難訓練をした後に、事前学習や体験活動を行いました。6年生は高齢者疑似体験とVR車体験をしました。

 高齢者疑似体験では、おもりを付けたベストを着たり、手首、足首にもおもりを付けて大人の体重を体感しました。また、視野が狭くて見えづらいゴーグルや音が聞こえにくくなるヘッドホン装着し、腰が曲がった状態になるベルトを付けて杖をつきながら教室内を歩きました。

 

 子供たちからは、「思ったよりも、おもりが重くて歩きにくかった。」「見えにくかったり、聞こえにくかったりして大変だった。」と感想を述べていました。今回の体験を通して高齢者や障がいがある方に対して思いやりの行動を取ることができるよう願っています。

 次に、中庭でVR車体験をしました。東京都に1台しかない車両なので、本日は大変貴重な機会となりました。

 

 今回は「地震編」を体験しました。リアルな映像と動きがあるため、「キャー」と悲鳴を上げたり、驚いたりする児童が多くいました。「実際に災害にあうと、こんなに怖いんだ。」と災害の恐ろしさを感じた子もいたようです。

 また、時間があったので煙体験もすることができました。

 最後は校庭で消防署や消防団、自衛隊の方による消防演習を見学しました。

 

 ホースを使った消火活動や重傷者を担架で運ぶ様子をよく見ていました。ご家庭でも、今日の体験活動の感想を聞いたり、災害用持ち出し袋の確認や避難場所について話したりしていだけると幸いです。