推進室情報 2007年
市幼研総会
日野市公立幼稚園教育研究会定期総会が行われました。
幼児教育の充実、特に今年度は幼・小・保の連携や保育カウンセラーの活用、特別支援教育、絵本の教材研究について
研究を深めていきます。
後半は講演会があり、都立あきる野学園(特別支援学校)の池田敬史校長先生が講師を務めてくださいました。
今日の講演では、それぞれの特徴や対応についてお話がありました。
成長における「通常」とは異なる様相を「障害」と言います。その異なる部分が見えにくいLD、ADHDや自閉症も合わせて「特別支援教育」が始まります。
特別な支援が必要な子どもに対して、それぞれの子どもに応じた対応をどのように行っていけばよいか、それぞれのケースのお話がありました。
印象的だったのは、朝からテンションを上げてしまわず、誰もが安らかで快適に過ごせる空間を作り、ストレスを減らしていける環境と、個別のニーズに応える教育支援が大切だということです。
特別支援教育は、一人一人の子どもを理解し、時間をかけたり、やり方を変えてみたりなど、いろいろな工夫をしてみることから始まります。
馬場市長の講演
今、馬場市長が市内の小学校の先生方にお話をされています。
会場となった体育館は、満席です。
先生方の熱気で汗ばむほどです・・・
読書家の市長は、ご自身が感銘を受けたたくさんの本を紹介してくださいました。
(この記事は、会場から、携帯電話で直接投稿しています)
【講演会での市長語録】 |
小教研総会
今、日野市公立小学校教育研究会の定期総会が行なわれています。
加島教育長が挨拶されています。
小教研は、先生方の自主的な研究活動の場です。
今年度も、多くの優れた教育実践が生まれることを期待しています。
(この記事は、会場から、携帯電話で直接投稿しています)
移動教室、修学旅行での発信
明日から7月6日までの2ヶ月間、市内全校で、八ヶ岳移動教室(小学校第5学年)、京都への修学旅行(中学校第3学年)、日光移動教室(小学校第6学年)が行われます。
この推進室のトップページ「新着情報」から、各学校の移動教室や修学旅行のライブ情報が伝えられるかもしれません。
昨日と本日の二日間、日光移動教室の実地踏査が行われました。
同行している指導主事が携帯電話のメールで画像を送ってきました。
中禅寺湖から湯元へ向かう途中の車窓の風景です。青空と緑の山々がとても綺麗です。 | 中禅寺湖バス停での風景です。空は晴れ渡り、風が気持ちいいです。 |
学校のICT化=紙資源の保全等に取り組む意識改革
日野市は平成12年に制定された「日野市環境方針」を実行しています。
ISO14001(環境マネジメントシステム)の認証も取得しています(平成15年度、平成18年度に認証を更新継続しています)。
現在、全庁的に、両面印刷、個人ごみの持ち帰り等ごみ排出量の削減に取り組んでいるところです。
先日、庁内全体で環境研修が実施されましたが、本日午前中は、教育部内での環境研修(報告会)が行われました。
出席者は、部課長と担当者です。エコディレクター(部長)が、エコマネージャー(課長、室長)とエコナビゲーター(各課の担当者)に、第1回日野市環境管理委員会の報告を行いました。
紙は一切使わず、コンピュータを持ち込んでの報告会でした。
それぞれがネットワーク上の掲示板から入手した文書を、画面で見ながら進めました。
今日の報告を受けて、エコマネージャーが各課で環境研修を実施することになります。
環境管理委員会の報告から、学校におけるICT化、特に校務支援システムの活用が、環境問題とどう関係するかを考えさせられました。
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「会議資料等の簡素化、必要部数印刷の徹底」、「保存資料における配慮」による紙資源の節約が重要です。
具体的には、校務支援システムでの通知等の電子施行、掲示板・回覧板・メールの積極的な活用を図ることです。
紙による資料保存は否定できませんが、電子データで保存すれば足りる資料も多々存在しています。
電子データで保存・閲覧し、必要に応じてプリントアウトするなど、電子データと紙の臨機応変な活用が必要になると思われます。
いずれにしても、永年保存を除いて、いつかは廃棄される多くの情報を、紙により保有・管理しているのが現状です。
文書として(1)保存する必要なし(2)電子データでの保存(3)紙による保存、といった仕分けを厳密に行うことが必要になってくると思われます。
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紙文化中心の学校ですが、できるだけ量を減らして、紙資源の保全等に取り組む意識改革が必要な時代だ・・・と痛感しました。
校務支援システムが、結局は、地球の温暖化を防ぐことにつながってくのだということを改めて感じています。
動いていて当然?
校務システムの動きが遅くなる現象が起こってしまいました・・・
普段から、推進室へかかってくる電話は、ヘルプデスク的なものが大半です。
とりわけ今朝は、校務支援システムの不具合を尋ねる電話でパンク状態の推進室でした。
学校のスケジュールの確認、連絡事項の確認、出欠席記録、週案簿作成、メール確認・・・・
今では当たり前になっていたことが突然できなくなってしまうこと・・・これは大変な事態です。
幸い、開発者の素早いプログラム修正と情報システム課職員の懸命な作業によって、夜、復旧しました。
連休中も出勤して仕事をされる先生もいらっしゃいます。まずはほっと一安心。
今後このようなトラブルが起きないように原因を究明し、対策を講じています。
ICT活用教育を進めるリーダの校長先生
今日は5月の定例校長会。
推進室からは、まず、日野市の目標とICT活用教育について説明いたしました。
(1)昨年度達成した「コンピュータ操作のできない先生ゼロ」「ICTを活用した教科指導等ができない小学校の先生ゼロ」に引き続き、
「ICTを活用した教科指導等ができない中学校の先生ゼロ」を達成する。
(2)文科省で示された「教員のICT活用指導力のチェックリスト」の5観点の平均値が、年間を通してそれぞれ1点あがるようにする。
(4月27日文部科学省公表の資料も紹介)
(3)情報安全教育を計画的に実施する。
(4)校務の情報化を目指す。(ねらいは校務の効率化、情報の共有化、教育の質の向上)
(5)見える学校づくり(学校Webサイトの充実、更新率を上げる)を目指す。
次に日野市立学校情報セキュリティポリシーの遵守についてお願いしました。
セキュリティポリシーについては、校務支援システムから全教職員が見られるようになっています。
また、今年1月から3月にかけて、セキュリティ会社の専門家が市内全校で「現場指導」を行った結果もお知らせしました。
この結果から、「利便性ばかりを追求していること、慣れによる管理がされていること、学校間での情報セキュリティ対策に対する認識の差が激しいこと」等の厳しい指摘を受けています。このことを謙虚に受け止め、今後の対策に生かしていきたいと考えています。
最後に、ICTモデル校(三小、三中、平山中、大坂上中)、推進校(潤徳小、夢が丘小)の校長先生方に、それぞれの学校での校務支援システムの積極的な活用やICTに関する校内研究の取組等を紹介していただきました。
校長会終了後、「日頃あまり他校の取組を知る機会がないので、大変参考になった。」「うちの学校でもぜひやってみようと思った。」
と、大変好評でした。
さすがにモデル校、推進校です。今後の取組が楽しみです。
さわやかな挨拶から始まった5月
さわやかな5月の始まりです。1ヶ月前は桜の花びらのじゅうたんになっていた市役所前の通りも、目に鮮やかな緑の並木道になりました。
いよいよさわやかな季節が始まりました・・・
学校でも、子どもたちの元気でさわやかな挨拶で5月が始まりました。
日野市は「あいさつ運動実施中」です。各学校の校門には、「声かけが地域をつなぐ第一歩!」という旗が立てられています。
奇数月の1日は、市役所の職員も各学校に行き、この運動に参加しています。今日がその日でした・・・
先生方はそれそれ、校門と通学路へ分かれて立っています・・・ スクールガードボランティアの方々も参加してくださっています。 | 昨年統合した平山小学校では、スクールバスで通ってくる子どもたちもいます。バスから降りて、市の職員に元気に挨拶・・・ |
ICTを活用した指導法の開発と教材の開発
今日午後、ひのっ子教育21 開発委員会が開かれました。
昨年度に引き続き、信州大学の東原教授にご指導いただきながら、今年度は次の4点を目標とします。
(1)良質の教材を活用した授業を行い、コンピュータから得られた評価を生かして算数指導力を高める。(小学校部会)
(2)学力向上のために、ICTを活用した教材を開発し、評価結果を生かす。(小学校部会)
(3)目標の達成状況の把握及び補充教材の作成を通して、個に応じた指導方法の向上を図る。(小学校部会)
(4)インターネット上にある教科についての効果的な教材について吟味し、それを活用した授業実践を行う。(中学校部会)
午後の開発委員会に備えて、推進室では勉強会を行いました。
メディアコーディネータと新しく着任した指導主事の勉強会です。
開発委員会の委員長は河野校長(夢が丘小)、副委員長は奥原校長(七生中)、長澤副校長(日野第三中)、土産田副校長(平山小)です。
今日の開発委員会には、小学校部会の委員が集まりました。小学校部会は13名の教諭・主幹がメンバーです。そのうち、昨年に続いて2年目の委員は6名。1年目の委員の不安や質問に的確に答えていました。このやりとりからも、1年間の教材開発を通して、教師の力量が高まることを実感しました。2年目の委員は、指導力リーダとしての力を発揮してくださることと思います。
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今日から平山中のオリエンテーション合宿が始まりました。
今年の3校目です。場所は、八ヶ岳の大成荘です。
同行した指導主事が、1日目の様子を携帯メールで知らせてくれました。
八ヶ岳の自然の中の大成荘。子ども達は、小学校5年生 近隣の体育館を借りて・・・隊形を迅速にする練習。集団行
の時ここで宿泊体験をしました。(八ヶ岳移動教室) 動には欠かせません。
名刺交換ゲーム。出身小学校と違う人と仲良しなりましょう・・・
ICT活用教育モデル校、推進校の意気込み
『ICT活用に関する研究委員会』は、日野市のICT活用教育の本部としての役割も担っており、多くの施策を提案してきた大変重要な組織です。学識経験者を中心に、庁内の関係部署とモデル校のメンバーが集まっているのが特色です。今年度は3年目です。
本委員会の「ICT活用実践部会」メンバーは、ICT活用教育モデル校、推進校の管理職の先生と研究主任(主幹)の先生です。
委員全員がそろう会議開催前に、一足早くこの臨時的な部会を開いた目的は、今年のICT活用教育の方向性を共通理解し、モデル校、推進校としての実践や今後の取組を共有することです。
本日は、日野市のICT活用教育のCIO的な存在である東原教授にも駆けつけていただき、各校の計画に適切な助言をいただきました。
以下、各校から報告された内容です。
★潤徳小:思い切って年度当初からアナログをやめました。週案簿は全員が校務支援システムを活用しています。通知票等も含めて校務支援システムをフル活用していきます。今後はICTを活用して特別支援教育を充実させていきます。
★日野三中:昨年度から校務支援システムの活用を通して、先生達全員のスキルアップを図ってきました。また、セキュリティ教材モデル校として、組織全体で動いてきました。これを継続するとともに、今年度は、ICTを活用した授業改善にも取り組み、子ども達に成果を還元していきます。
★平山中:ICTの活用は教員の資質であること、ICTを活用してわかる授業を実現すること、この方針にそって、全員が授業を行います。イメージ作りのために先進地区の視察も予定しています。目標は、文科省の5観点18項目チェックリストで、全員が少しでもレベルを上げることです。
★日野三小:国語力の向上を目的とした研究を行います。学年ごとにICTという手段をどのように活用していくかについて、5月に指導を仰いでから具体的に取り組んでいきます。小・中連携教育の国語部会でも、お勧めの本について小・中学生で紹介し合うことを予定しています。
★大坂上中:職員会議ではペーパーレス化を図っています。小・中連携教育では、授業でICTを活用していくことを共通理解しています。先生達同士の交流は、4校の共有掲示板(小・中連携掲示板)を活用しています。子ども達同士の交流はこれから内容を検討していきます。
★夢が丘小:昨年度までの2年間の研究を定着させ、引き続き、日常的にICTを活用していきます。また、市P協でも話題になったように、ホームページの更新に心がけ、内容を充実させていきます。個人情報の保護については、年度当初、学校の方針を保護者に伝えました。
・・・・今年度はICT活用教育充実の年。各校の報告を聞いて、モデル校、推進校の先生方の意欲を感じ、ワクワクした気持ちになりました。
オリエンテーション合宿
オリエンテーション合宿は、中学校に入学したばかりの新1年生を対象とした市の重要事業です。(小・中連携教育)
小学校から中学校への意識改善を図り、中学校生活にスムーズに移行できるようにすることを目的としています。
平成17年度から実施しており、初年度は大坂上中学校が、高尾の森ワクワクビレッジで実施しました。卒業校である小学校3校の管理職の先生や元担任の先生も駆けつけていただきました。
2年目の昨年度は実施校を2校に増やしました。それが、七生中学校です。行き先は、国立オリンピック記念青少年総合センターです。3年目の今年は参加校が3校に増え、新たに平山中学校も実施します。行き先は、八ヶ岳の大成荘(市の宿泊施設)です。
本日は、先日の大坂上中学校に続いて、七生中学校のオリエンテーション合宿が始まりました。
一緒に参加した指導主事が、以下のように携帯メールで画像を送って様子を知らせてくれました。
午後の講義が始まりました。挨拶の仕方やこれからの中学校生活を充実させていけるように154人が一つの部屋に入って真剣に取り組んでいました。
代々木公園でクラスごとに大縄の練習をしています。なかなかうまく跳べないのですが、みんなが意見を出し合って対策を考えています。このメールを打っている間に2回跳べて拍手が起きていました。
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教育委員会内では、午後4時から、学校教育基本構想プロジェクトチームの打合せ会が行われました。
このプロジェクトチームには、教育委員会事務局の他、幼稚園の園長先生、小・中学校の校長先生も、メンバーとして入っていただき、たくさんのご意見をいただいています。助言者(学識経験者)は、篠原教育センター所長です。
本日の打合せ会では、「ひのっ子教育21-基本と先進の教育-」について、次のようなことが話し合われました。
・日野市の教育の現状と課題をしっかり整理すること(市が推進している施策の現状は?学校の現状は?)
・未来を担うひのっ子をどのように育てたいのか、どんな力をつけるのかを整理すること(目指す子ども像は?)
・国の動向や方向性を押さえながら、日野市の教育が目指すものを整理すること(日野の教育が目指すものは?)
本プロジェクトチームでまとめられたものをたたき台として、今後、市民の方も交えた検討委員会(仮称)が立ち上がる予定です。
日野市に着任された先生方の研修が終了しました
前回までの講師は、それぞれの専門の担当者でしたが、本日は、すべて4人のメディアコーディネータが引き受けました。
これで、日野市に新しく来られた67名の先生方全員が研修を受講されました。
あとは、28名の初任者の先生方です。こちらは5月の初任研でじっくりと・・・
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今日は、全校で、学力調査が実施されました。
小学校第6学年、中学校第3学年で「全国学力・学習状況調査」、小学校第4学年、中学校第1学年で「標準学力検査」(CRT:目標基準に準拠したテスト)を行いました。
いずれのテストも、目的は、市内の児童・生徒の学習状況を把握し、分析することで、授業改善を図ることです。結果は個票として本人に返却されます・・・
一方、夜7時からは、市役所の会議室で「保育カウンセラー事業説明会」が行われました。
本日は、保育カウンセラーの先生方と、私立幼稚園7園と公立幼稚園5園の園長先生方に集まっていただきました。
日野市の保育カウンセラー制度は、平成16年度の試行も含めて4年目になります。
保護者の保育相談等、子育て支援の他に、保育者の保育改善(幼児教育の充実)にもつながっており、大変成果を上げています。
←左の写真はリーフレットです。クリックすると拡大されます。
(お問い合わせは学校課へ)
学校の活気が伝わります(Webサイトより)
新学期が始まって、学校は活気づいています。
小学校では、毎日どこかの学校が遠足に出かけています。
多摩動物公園、昭和記念公園、高尾山・・・携帯電話からの投稿により、リアルタイムで、子ども達の様子をWebサイトでお知らせしている学校もあります。
中学校では、市の重点施策である「小・中連携事業」の一つとして、オリエンテーション合宿が始まりました。
今、大坂上中学校で合宿が行われています。場所は「高尾の森わくわくビレッジ」。今年で3年目。「中学校変身プログラム」とも言われ、毎年成果を上げています。詳しくは、大坂上中学校のWebサイトをご覧下さい。
・・・推進室では、慎重に会議が進められています。
この4月より施行している「情報セキュリティポリシー」の基本方針・対策基準に基づいて、実施手順を策定中です・・・
先生方にセキュリティを守っていただくことは、ひのっ子、そして先生方自身をも守ることにつながります。
その道しるべと言えるものが実施手順です・・・
待ち遠しくなりました・・・転入者研修に参加された先生の感想
本日は、転入者研修の3回目(最終回)でした。
3日間とも参加できなかった先生には、来週、推進室で個別研修を行います。
転入者研修に参加された先生方から以下のような感想をいただきました。
(スタディノートに書いていただいた研修のまとめより)
《小学校の先生方の感想・・・》
◇日野市に転任してきて、ICT教育が進んでいることに驚きました。本日の研修を受けて、不安だった部分がかなり解消されました。
◇前任校では、ここまで充実した設備がなかったため、今日の内容には正直驚きました。セキュリティを守り、eー黒板など活用して、子どもたちにより良い授業を作っていきたいと思います。
◇今日の研修は、大変勉強になりました。日野市の各小学校にすでに導入されているということでびっくりしました。早速、明日どこにあるのか確認して使ってみたいと思います。
◇研修ありがとうございました。特に書画カメラが授業で使えると思いました。アイディアがわきました。早速授業で使えるように、来週から学校で準備をしてみます。今後ともよろしくお願いします。
◇初めて見たものや聞いたことがほとんどで、まだ分からないところが多くありますが、 少しずつでもできるようになりたいと思いました。
◇PCはとても苦手です。ただ打つだけなら問題ありませんが、どのような機能をどう使っていいのかまだわかりません。便利なことはわかっているので少しずつ学んでいきたいと思っています。
◇本日は、研修会ありがとうございました。日野市はパソコン機器が整っているということを実感しました。この機能をいかに活用していけるか、今後の課題にしていこうと思います。これからも、誰もが使え、仕事の効率化が図れるシステムをお願いしたいと思います。
◇セキュリティに関しては、気をつけていきたいと思います。授業で役に立ちそうな機器が紹介されましたので、是非使って見たいと思いました。
《中学校の先生方の感想》
◆ICTの研修ということでしたが、地域によって予算の立て方・セキュリティに差があるということを痛感しました。日野市は全国のモデルになっているだけあり、効率的・能率的に教職員の授業実践や事務処理ができるように工夫されていると思います。早く中学校にも教具が導入されることを期待しています。とても楽しみです。
◆本日は勉強になる研修会をありがとうございました。新しいシステムに慣れるまで、しばらく時間がかかりそうですが、アイディアしだいでいろいろとできそうで、特に機器の見学のときは楽しい気分になることができました。
◆校務支援システム中の「ひのっ子宝箱」は、大変いいコンセプトの取り組みだと思います。ただ、学校でほかの方が自分用のパソコンを使っている様子を拝見していると、入力のための画面を開くまでにかなり時間がかかってしまっているようです。子どもたちのいいところを、リアルタイムで書き込みたい場合でも、開くまでに時間がかかるようだと、10分の休憩時間では、開くだけで終わってしまいかねません。セキュリティの問題もあると思いますが、この点の改善が、システムの有効な活用に重要だと思います。ぜひご検討いただきたいと思いました。
◆いやいや、すごいですね。書画カメラもe-黒板も回覧板も驚きました。どんどん発展してクラスに一台利用できるようになるといいですね。勉強になりました。ありがとうございました。
◆とても疲れましたが、すばらしい体験ができました。手元にパソコンが届いていないので、今日の研修に参加し、パソコンが待ち遠しくなりました。
教育センターで研修が行われている間も、推進室では、新しく配備するコンピュータの設定作業が引き続き行われていました。この作業はまる4日間、夜遅くまで続いていました。
本日夜、完了。
来週はいよいよ学校に配られます。
待っていただいていた先生方、お待たせしました・・・・
メディアコーディネータが学校を回り始めました!
今週からメディアコーディネータが学校を回り始めました。
市内の全小学校に導入されているグループウェアソフト「スタディノート」(子ども達が学習で使うwebノート)等の名簿更新作業です。
今日で5校の作業が終了しました。
学校に行くと、いろいろな質問を受けるようです。
先生方からは、週案簿の入力についての質問が多いようです。
一方、管理職の先生からは、Webサイトの入力についての質問が多いようです。
先生方の質問に答えられるように、4人のメディアコーディネータは、時間の合間に、校務支援システムやCMS(webサイトのしくみ)の勉強を独自に始めました。
力強い応援団(市P協)
市P協(日野市PTA協議会)の皆さんは、学校の力強い応援団です。各学校の教育活動はもちろん、スクールガードボランティア、挨拶運動等、さまざまな市の事業にも積極的に協力をいただいています。
本日は、午後7時より9時まで、教育行政と市P協(日野市PTA協議会)の懇談会がありました。
会が始まる前に、何人かの役員の方から「推進室のwebサイト、毎日楽しみにしています。」というお声をかけていただきました。また、冒頭の浜屋会長の挨拶でも、「推進室のwebサイトを見ることが毎日の日課です。各学校の新着情報から学校の様子もわかり、安心して学校を支えたくなります。」という大変ありがたいお言葉をいただきました。
懇談会では、教育長、教育委員会の部課長より、平成19年度の教育予算、安全対策、学力、いじめ問題、部活動、ICT活用教育について、それぞれ説明させていただきました。
推進室からは2つのことをお話させていただきました。
(1)各学校のwebサイトをご覧下さい。ささやかでもとても大切な日々の取組が、どんどん発信されています。
(2)学校ではセキュリティがしっかり守られています。家庭ではどうでしょう。ICT時代の保護者の責任として、危機回避策が必要です。(インターネットの契約をしているプロバイダーのセキュリティサービスや携帯電話の制限設定等)
◇市P協の方からは、次のような質問が出されました。
Q:例えば、先生方が、朝、出勤したらすぐにコンピュータを起動するなど、コミュニケーションが不足することにならないか・・
A:校務支援システムの掲示板に必要な連絡事項をあらかじめ朝会前に掲載することにより、職員朝会を効率的に進めて、直ぐに教室に行くようになった、という事例もあります。効率的になったことで生み出された時間は、子どもとの触れ合いに使えます。また、「ひのっ子宝箱」というシステム機能のように、その学校の子ども達のよさやがんばりを、担任だけでなくすべての先生方で見つけて、記録し、共有するなど、ICTで教育の質を高めるコミュニケーションも生まれます。
◇また、次のような感想や要望が出されました。
・親より子どもの方が、インターネットや携帯電話を使いこなせていて心配。
・我が家の現状を考えると大変心配。ウイルス対策ソフト等、どうやったらいいか、家庭でもできる具体的なことを知りたい。
・PTA主催の保護者向けの勉強会の相談にのってもらえるか。
・家庭教育学級で、情報安全教育について取り組みたい。
携帯・インターネット事故から子どもを守るためには、学校の指導だけでは不十分です。
各家庭での取組が不可欠です。
本日の、教育行政と市P協(日野市PTA協議会)の懇談会では、この大事なことが話し合われ、大変有意義でした。
ひのっ子に「ICT時代に生きる力」をつけるために、推進室も、学校と家庭との連携に向けてお手伝いをしたいと
違う世界から学ぶ
本日は、市役所の会議室で「幼小連携教育推進委員会」が実施されました。
幼保・小・(中)の連携・・・これは、ICT活用教育・特別支援教育と並んで、日野市教育委員会で推進している主要な施策(3本柱)の一つです。本委員会は、この施策を受けて今年度から新しく作られたもので、小学校低学年(主として1年生)を担任している先生方と、公立幼稚園の先生方の研修の場となります。
本日は、その第1回目が行われました。
日野市は平成16年度から文部科学省の幼児教育の研究指定を受けていますが、本日の研修は、昨年度、この研究(幼児期から小学校入門期へのなめらかな接続を目指して)にかかわった幼・小の先生方が講師となりました。
小学校の先生から・・・ 幼稚園の先生から・・・
「昨年度の保育参観から、こんなことを学びました。今、入 幼児期ではこんなことを大切にして保育しています。
門期の子ども達には、このような適応指導が大切です。」 幼児期ではこんなことを大切にして保育しています。
最後に、絵本や歌、手遊び、ゲームの紹介・・・
「恥ずかしがらずに、子ども達に興味・関心を引くようにや
ってみましょう。」
多くの研修会は指導主事が中心となって運営していますが、本日の研修は、研究に関わった先生方が中心となって企画・運営しました。研修後、次のようにおっしゃっていたのが印象的でした・・・・・
「自分の授業観が変わった。1年生の担任はもう複数回目になるが、今回ほど、子ども達を大切に、丁寧に、よく見ているのは初めて。」
「保育を見て自分の指導が変わった。子どもを待てるようになった。一人一人の子どもが、今何を考えているのか、理解するようにしている。」
「子ども達が好む具体的な遊びなどもたくさん知ったが、大切なのは HOW TO ではない。子どもの心をよくつかむこと。」
「真新しい教科書の1ページ目の絵。そこから様々なイメージがわいてくるようになった。じっくりと子どもを見ながら授業している。」
「まだまだ、学びたい。幼児教育に触れて、教育の奥の深さを感じている。」
・・・・・共通しているのは、先生方が、幼稚園(保育園)という違う世界から多くを学ばれたことです。このことはICTの活用も同じです。
今の自分の置かれている状況から一歩踏みだし、新しいことに挑戦されたこと。違う世界から多くのことを吸収されたこと。謙虚に学ぶ姿勢をもち、努力されたこと。これらのことから、教師は成長していく・・・ということを実感しました。
新しいコンピュータ
推進室ではこれからの3日間、システム・エンジニアの方により、55台の新しいコンピュータをそれぞれの学校で使えるように設定する作業が行われます。
この作業が終わってから、コンピュータは各学校に届けられます。
新しい風 その2
本日午後、先週の金曜日に続いて2回目の転入者研修(教諭・主幹対象)を実施しました。
雨の中、新しく日野市に着任された先生方が、教育センターに集まり、研修会に出席されました。
(研修会は金曜日が最終回です)
盛りだくさんの研修内容です。
新しい風
研修の目的は、日野市のICT活用教育について理解していただき、授業に、校務に、どんどん活用してもらえるようにすることです。
今日は33名の先生方が参加されました。受講後の感想は、大変前向きでした。日野市のICT活用教育に大きな力になって下さることを感じ、大変うれしく思っています。