推進室情報 2007年
開発委員会合宿中
教材完成に向けてがんばっています。
↑
Web教材の設計図です。
この設計図で、教材の画面展開がわかります。
開発完成の算数Web教材は次の通りです。
1年 たしざんとひきざん
2年 テープ図を使おう
2年 テープ図でばっちり
2年 ひきざんになれよう
2年 ひきざんばっちり
3年 あまりのあるわりざん
4年 直角で数える
4年 直角を90個に分ける
4年 180°より小さい角
4年 180°より大きい角
4年 三角定規の角
5年 計算のきまり
5年 和や差をふくんだ割合
日野市発の教材を作成中
昨日より20日まで、3泊4日の、ひのっ子教育21開発委員会教材作成チームの合宿を行っています。
スタディライターを使ってのe-Learning算数教材の開発です。
講師として、信州大学の東原教授をはじめ、研究室OBで長野県内の指導主事、現職の先生8名が集まって下さいました。
指導にあたって下さっている先生方は、すでに優れた教材をたくさん開発されており、今回は、開発委員一人一人に、ワンツーマンで、作成した教材の修正指導をしてくださっています。
委員の先生方は、日野市発の教材が子ども達に活用されるように、がんばっています。
今は、日野市の先生方が、ひたすら長野の優れた先生方からノウハウを学んでいますが、
そのうちに、一緒に教材を作り合える場に仲間入りできる日がくるのではないか・・・と期待しています。
以下、指導に当たって下さっている長野の先生方の声です。
◆教材つくりからしばらく遠ざかっていましたが,今回の日野の先生方の作った教材を体験させていただいて,教材つくりに対する熱意と教材や児童に対する造詣の深さに圧倒されるばかりでした,自分もこれから日野の先生に負けないように教材つくりに励みたいと思います。K.K
◆昨年の夏,冬,そして今年の夏と,教材の出来上がっていく様子を見させていただいています。回を追うごとに,研修会での会話が教材作りの技術的な話から授業での子どもの姿の話に移り変わっているのが,教材が本物になってきてるのを実感させてくれています。日野の先生方の子どもたちに寄せる温かい気持ちが伝わってきます。教材作りは意欲と時間が必要です。こうした研修の場をしっかりと確保していることが,日野の教育の素晴らしさを支えているのだなぁと改めて感心させられました。来週から長野県は2学期が始まりますが,日野の先生方のパワーをいただいて,自分も頑張りたいと思います。 Nari
◆会場では,「こんな聞き方をしても子どもはわからないね」とか,「子どもはここで間違えるとどんな学習をするの?」と,相談する声がそこらじゅうから聞こえてきます。「こんな真剣に指導を考えていらっしゃる先生方に教えてもらっている日野の子どもたちはしあわせだな」と思います。負けないように頑張らないと!! Yama
◆教材開発をしている先生が「教材を作るって楽しいんですね」と話されました。どうしてかなあと考えました。一緒に1画面ずつ作りながら,「そうか,教材を作るとき子どもたちの顔を思い出しているからだ。」ということに気づきました。できあがった教材を日野市の子どもたちがキラキラした目をしながら問題に取り組む姿が楽しみです。後1日,がんばりましょう。 Aki
地球環境を考える・・・
暑い毎日が続いています。
市役所も定時を過ぎるとすぐに28℃設定の冷房が切れ、サウナ状態になります。
窓を開けると、まだまだ暑い風とにぎやかな蝉時雨・・・・。
思わず、地球の温暖化について考えさせられてしまいます。
今週から、市役所1階のロビーにて、環境に関する展示会を行っています。(8月24日(金)まで)
テーマは、「環境都市日野市をめざして-手をつなぐ市民・企業・行政-」
日々の生活の中でできること・・・推進室では、ごみの減量、ペーパーレス化に取り組んでいます。
(クリックすると拡大されます)
日野市は、緑と清流の多い、豊かな自然環境の素敵な街です。
環境保全課、緑と清流課からも、夏休みの自由研究に役立つ学習会や工作、観測会、自然観察会の紹介を受けました。
<学習会>
8月18日(土)「顕微鏡下の世界-カビの胞子、プランクトン-などを見よう」 指導:青木環境情報センター長(東京農工大名誉教授)
<工作>
8月22日(水)「太陽セルを使って、 エコハウスを作ろう」
<観測会>
8月24日(金)「星空の観測会-木星や流れ星を学校の屋上で見よう-」 指導:都立日野高校天文部
<自然観察会>
8月25日(土)「ああ おもしろい 虫の声 (浅川・多摩川の河原)」 指導:中原直子氏(昆虫研究家、日本直翅類学会会員)
(クリックすると拡大されます)
推進室にお見えになった市長
先日、テレビ放映された市内の小学校の様子や、各校のWebサイトをご覧になりました。
市内の学校が、組織をあげてがんばっている様子を見ていただきました。
特定の学校だけではなく、市内のすべての学校ががんばっていること、校内の情報の共有により、先生方の学び合いが生まれていることに感動してくださいました。
「先生方の忙しさを、どのようにサポートしていけばよいだろうか・・・」という温かいお言葉もいただきました。
校務の情報化を進めるには、学校を支える行政の支援が一番重要です。
日野市のICT化が進んだのは、ICT環境の整備やメディアコーディネータ制度の導入などに、
大きな理解を示してくださっている理事者がいらっしゃるからです。
解像度を落として保存すること・・・
本日、デジタルカメラ活用研修を行いました。 【ICT活用指導力基準 C-3 E-2】
授業や学校Webサイトに画像を効果的に活用する方法を学ぶ研修です。
画像の撮り方及び画像処理の方法も身に付けていただきました。
<受講された先生方の感想>
◇8時間が短く感じるほど、充実した一日を過ごせました。
市内の小・中学校の先生方とともに机を並べて研修を受けて、交流もでき、楽しかったです。
漠然と知っていた知識が整理され、二学期に向けてスキルアップが自覚でき、自信になりました。
◇基本操作を大変分かりやすく教えていただき、楽しく受けることができました。
学校で撮影が必要な時があると人に聞きながらその場しのぎで過ごしてきましたが、教わる側から教える側に少し変わることが
できそうです。
◇画像を撮ってもそのままにしてしまうことしかなかったのですが、いろいろ加工したり画素数を変えたりすることができるのがわかりました。
まず、自宅でチャレンジしてみようと思います。
◇とても楽しい研修でした。今まで分からなかったことがたくさん分かり、とても勉強になりました。
これで、少しホームページを操作したり自分自身のデジカメ操作もやってみようという気持ちになりました。
◇デジカメを日常使っているようで、実は使いこなしていないことが分かりました。
ホームページの時とパワーポイントの時に、画像を貼り付けたりしてきましたが、どうもうまくいきませんでした。
解像度のことがわかって、面倒でも解像度を落として、保存することで、スムーズに行くことが理解できました。
2学期に実現したいことは、
・クラスの思い出を写真集にして、スライドで保護者に見せる。
・ホームページに学習活動の様子を、できれば毎日アップしたい。
・1年生の子ども達にもデジカメを使った授業を展開してみたい。
本日の研修で学んでいただいた「解像度を落とすこと」「画像のサイズを縮小すること」は、学校のWebサイトを管理する管理職の先生方にとっても必須の技術です。
じっくりと研修に取り組む先生方
夏季教員研修も、今日で前半を終了しました。後半は17日〈金)から始まります。
夏季休業中だからこそ、じっくりと研修に取り組み、様々な教育課題について学んでいる市内の先生方です。
マナー研修 8月1日(水)
4・5年次の先生方対象と、初任者の先生、2・3年次の先生方対象の2回に分けて実施しました。
この場面は、お互いに挨拶をして礼をするところです。
挨拶の言葉を発してから礼をすると、相手もよく見え、また、とてもきれいに礼ができるようです。
この他、言葉遣い、電話応対、身だしなみ等、社会人としての基本的なマナー、教師としてのマナーについて研修しました。
教育相談研修 8月6日(月)、7日(火)の2日間
3人一組で、一人が生徒役、一人が教師役で残った一人は生徒が教師に相談しているその様子を見ている役です。それぞれの立場を経験し、相手の気持ちを理解していきます。
お互いを知るという導入の部分で、次々にじゃんけんをして、勝ち負けを重ねていきます。勝ち続けていくとノルマが達成され、あがりとなります。すぐにあがれた人、やっとの思いであがった人、結局あがれなかった人の3つのグループになりましたが、それぞれに自分自身や相手に対していろいろなことを思ったようです。もしかしたら、クラスの児童・生徒がクラスの中でそのような思いをしていないでしょうか・・・
講師の先生は、明星大学の福田憲明准教授。
2日間の研修を通して、子どもたちの気持ちや、子どもたちに接する教師としての接し方など、教育相談の観点からいろいろな指導をいただきました。
生命尊重教育研修 8月3日(金)、6日(月)の2日間
市内多摩動物公園の皆さんに協力いただき実施している研修で、今年で4年目になります。体験を通して動物の生態や飼育方法を学ぶだけでなく、命を大切にする教育について考える研修です。
参加された先生方は、モルモットふれあいコーナーの指導員になったり、実際に、飼育小屋の清掃やえさやりなどの体験実習を行ったりして、教科や総合的な学習の時間、学校行事等での動物園の活用方法を考えました。
2学期からの授業に向けて
教育センターのコンピュータ室では、2学期の授業準備に向けて、連日、夏季ICT活用研修が実施されています。
受講者の先生方は「わかる授業」「魅力ある授業」を目指して、熱心に学んでいます。
★8月3日(金) 「児童の活用 <インタラクティブ・スタディ(個に応じた完全習得学習>」
ICT活用指導力基準 A-4 C-4
一人の子どもになりきって、算数の教材を体験。 | 「先生を呼びなさい」のメッセージ画面に対する対応。 |
◇受講された先生方の感想
・インタラクティブ・スタディを理論から操作へとわかりやすく教えていただき、2学期から早速使えるようになった。
・教材の特徴や授業のやり方がくわしくわかり、学校へ帰って自信をもってやれそう。コンピューターへの苦手意識もとれた。
★8月6日(月)「児童の活用 <スタディノート(コミュニケーションを重視したWebノート)基礎編>」
ICT活用指導力基準 C-2 C-3
調べたことや考えを表現し、意見交換をします。 | 音声の録音は、朗読学習のポートフォリオにもなりま す。 |
◇受講された先生方の感想
・自分の頭をやわらかくし、コンピュータを使うからこそ効果的になること、子どもたち同士が伝え合える指導方法を、きちんと見極めたい。
・学校現場は何もかもがワークシートであふれている。職員室だけでなく、教室にもいい意味での「ペーパーレス」にしていけるといいのかなと思う。子どもも「ワークシートに書いてばかり・・・」で「書くことに」にうんざりしてしまっては本末転倒。簡単なことはコンピュータを使ってみよう。
・音読録音と振り返りは、小学校1年生にも使えそう。
・スタディノートを初めて使ったが、パワーポイントよりも簡単で、生徒が使いこなせると思った。2学期以降、英語授業に取り入れていこうと考えている。スピーチや英作文の指導(native check)で使えれば、と思う。今から楽しみに思えてきた。
★8月7日(火)「児童の活用 <スタディノート(コミュニケーションを重視したWebノート)応用編>」
ICT活用指導力基準 C-2 C-3
講師は、優れた実践を行った市内の先生(日野第四小学校の神尾健彦教諭)
◇受講された先生方の感想
・学校間で情報をやりとりすることもできるようだが、まずは校内で学年でやってみることも大切かなと思う。そのためには、自分のクラスだけでなく、学校全体が使える体制になっていないと・・・
・日野第四小学校3年社会「昔の道具年表」の事例を教えていただいた。また、実際に子どもの立場になって実際にワーク作りを体験したことで、2学期以降の自分の授業を組み立てる上で先が見通せて良かった。
・パソコン室でスタディノートを使った授業をするために、時間割の調整が必要になってくると思う。全教科でICTを使って授業を進めていくことになるので、上手に調整して生徒たちのためになるように努力していこうと思う。
◆こんな授業でスタディノートを活用したい・・・受講者の先生方で紹介し合いました。(以下は、その一例です)
小学校:国語(「ニュース番組作り」グループごとに取材し、情報交換)
生活科(「冬探しで見つけたよ」マップ機能を活用)
図工展覧会(マップ機能で作品を整理し、展示できない作品を紹介)
総合的な学習の時間(「多摩川探検」で情報交換)
中学校:英語(One minute Chat 録音機能の活用)
体育(動画機能の活用 お互いの技能をデジカメで撮り、相互評価)
★8月8日(水)「授業中の提示 <大きくうつそう(e-黒板、書画カメラの活用)>」
ICT活用指導力基準 B-1 B-2 B-3 B-4
機器の操作をしっかり覚えた後は、各自授業展開案を作成し、機器を使って発表会を行いました。
◇受講された先生方の感想
・今日は、みんなが実際に設置から片づけまで体験できたので、しっかりと自分の身につけることができた。2学期から実際に使うことになるので、今日習ったことをすぐに活かしていこうと思う。
・校内での説明会ではまったく理解できず、活用しなければと思いつつも遠のいていたが、今日の研修で実際に機器を使うことで活用法が理解できた。一コマ終わるごとに満足感が得られ、参加してよかった、ぜひ活用しようという気持ちになった。
・基本的なことから応用までを知ることができた。今までは、教科書を映しだすということしかしていなかったが、今日の研修で学んだことを活かして教材作りをしていきたい。
・授業の準備や授業時間のロスが減り、効率的に授業を進められると思う。9月、(中学校に)本格的に導入されるのが待ち遠しい。
◆e-黒板や書画カメラを活用してどのような授業展開が考えられるか指導略案を作成し、発表し合いました。(以下はその一例)
小学校:理科(観察カードを提示して発表)
算数(自分の考えた解法を提示して発表)
図工(立体作品発表)
音楽(譜面を拡大)
家庭科(糸通しの実演)
特別支援学級(ゲームの課題を提示)など・・・
中学校:英語(パターンプラクティスで活用する小道具を画像として取り込んでおく)
数学(Web教材の図形を提示して説明)
社会(三権分立の完成図を提示し説明)
理科(音の波形を提示し説明)
自然の中で教師としての自分を見つめた成果
初任者宿泊研修3日目のプログラム
昨日のプログラム終了後、グループごとに考えた授業づくり(導入)の発表です。
何を伝えたいのか、そのためにどんな工夫をしているのか・・・
条件は3つ。ネイチャーゲームを取り入れること、自分の行動の振り返りを入れること、20分以内に終わること。
| |
実際に、2学期からの授業を想定した発表です。 | 体験活動を終えて、改善点を洗い出し、まとめの作業を行いました。 |
夕方、初任者の先生方は、八ヶ岳から、よりたくましくなって元気に帰ってきました・・・
「3日間の研修を生かして、2学期は、子どもたちと一緒にがんばります!」
◆初任者の先生方の感想
◇「とても充実した3日間だった。1日目、2日目と様々なアクティビティを行う中で、“自分”を振り返り、教師としての在り方も考えることができた。また、グループやペアなどでの活動があったので、たくさんの人とかかわることができた。最後のプログラムでは、意見が対立することもあり、泣きそうになることもあったが、最終的にはまとまることができてよかった。今回の研修を生かして、2学期以降、指導していきたい。」
◇「自分は、今まで何かと中心者として積極的にみんなをリードすることによって団体の中においての役割を果たしてきた。しかし、今回のアクティビティ「木登り」の中で、命を仲間に預けることに戸惑いを感じている自分を発見した。みんなをリードすることよりも、みんなを信じて託すことに勇気を必要とすることを学んだ。学んだアクティビティの数々は、参加した自分たちの心を開放し、“自分らしさ”や“協力し合うことで得られる喜び”を感じさせてくれるものだった。この経験を深めて、これからの教員生活に生かしていきたい。」
◇「今回の研修で学んだことはたくさんあるが、私は特に次の2つを大切にしていきたい。まず1つ目は、グループ活動では、一人一人が違う気持ちをもって行動しているから、それぞれの気持ちを察しながら声かけを行っていくことが大切であるということ。「自分のために」よりも「チームのために」を思うと、より大きな力を発揮できることを再認識した。このことを子ども達に伝えていきたい。2つ目は、“自分らしさ”を大切にすること。自分らしさを出している人はとても魅力的である。どこか、自分を閉じ込めてしまう、またそうせざるを得ない状況もあるが、子どもに“自分らしさ”をぶつけ、この先生についていきたいと思えるような魅力的な教師になりたい。」
◇「この3日間、屋外のゲームを通していろいろと学ぶことができた。まず、クラスの団結とも通じるチームワークについて、励ましや応援などの“メンテナンス機能”と、~しようなどの“タスク機能”のバランスが大事であるということを学び、全員が一つに団結するには、役割をしっかり考えなくてはならないのだということを知った。次に、リーダーとリーダーシップの違いも学び、一人一人がリーダーシップをとることができるのだということを知った。さらに、“自分らしさ”がいかに大事であるかを再認識し、今まで以上に“思い切ってがんばろう!”という気持ちが強くなった。」
◇「自然の中で自分と向き合ったり、周りの人と深く話せた3日間だった。研修を通して、今までの私は、人に自分のことを話すことが少なかったように思った。この3日間で初任者のみんなと心を開いて話すことができて本当に良かった。私は運動が苦手だが、どんなことにもチャレンジできたのは、仲間が温かく見守ってくれたからだ。研修を終えて思うこと、それは、“早く生徒に会いたい!!”・・・本当にたくさんのことを学んだ3日間だった。」
仲間の励ましを受けて・・・
澄みきった良い天気。大成荘の庭には、もう萩の花が咲いています。
今日も、大自然の中で体験活動に取り組みました。
毎年、この初任者宿泊研修では、大自然の中での体験活動と、それをコンピュータでまとめる活動、教材を作成する活動を行ってきました。
ICTの活用は、もう各学校で日常化しつつあります。そこで、今年の宿泊研修ではICTを取り入れず、体験活動を重点にして行っています。
仲間との協力、自分がどうあるべきかを学ぶ研修が続きます。
全員が、仲間のはげましを受けて、大木を登りきりました・・・
相手のいいところを言うこととそれを受ける方法をレクチャーしています・・・
秋の気配がする八ヶ岳にて
立秋とはいえ、暑い毎日です。
教師としての熱意と無限の可能性を秘めた初任者の先生方が、初秋の八ヶ岳高原に出発しました。
今日から3日間、日野市立八ヶ岳高原大成荘にて、初任者・新規採用者夏季宿泊研修が実施されています。
八ヶ岳の大自然の中で体験を通して、企画力、分析力、実践力などを身につけ、教師として自分自身を高めることがねらいです。
体験活動の中で・・・集団の中で自分がどんな役割をしているか、他の人はどうなのかということをつかみます。
体験活動の後は、それぞれのグループで、じっくりと振り返りの時間を取ります。
夕食は、キャンプ定番メニューの飯ごう炊飯とカレー。まずは薪割りから・・・
夜空の天体観測会は、雲が多くて中止。予定を変更して、所長さんによるスライド鑑賞会と星空勉強会となりました。
心機融合の心
下の写真は、そのアルバムの中の3つのページです。クリックするとはっきり見えます。 掲載にあたっては、許可をいただきました。
「創新の心」 | 「心機融合の心」 | 「敬の心」 |
井上志朗先生が師と仰ぐ関谷義道先生は、岐阜大学教育学部附属中学校の副校長としてご活躍された方です。
書道家でもあり、日展を始め、国内外の展覧会に多くの作品を出品されました。
以下、井上先生が、ご自身のwebサイトでお書きになった関谷先生のご紹介と、ご自身の感想です・・・
「先生は78歳のときに、心のカレンダーを作るため、パワーポイントを覚えられた。さらに、インターネットやメールを 覚えられた。
やりながら、パソコンやインターネットのよさを知り、人間がやらなければならないことと機械がやれることの融合を考えられた。
そして、できた言葉が「心機融合」なのだ。そして、この「心機融合」を附属中の玄関や集会用の 部屋に飾った。
先生は、心と機械がばらばらになっているのが今の時代だ。融合してこそ、インターネットの時代になるのだと諭された。
先生の言われることは、最近なるほどと感心することばかりである。
「創新」と言う言葉は、一番好きだ。創とは、倉に刀と書く。すなわち、倉にたまった古いものを刀で壊すのが、「創」なのだ。
新しいものを生み出したかったら、まず、古いものを壊すことから始めるのだ。こう教えていただき、附属中、那加中、京町小と実践してきた。
実践しながら、先生のおっしゃることは理にかなっていることに気づいた。
発想の転換ができるようになったのも、先生のおかげである。・・・・」
昨日の講演会から
昨日の講演会から
(第?部「校務の情報化~学校が変わる、教員が変わる、子どもが変わる」)
講演会を聞いた先生方の感想・意見<その2>
感想や意見には,次に紹介するように相反するものも見られました。
それぞれの立場,とらえ方について,じっくり考える機会をいただきました。
1.パソコン操作
【考え方A】
「パソコンを使うことで仕事を減らせるんだというお話でしたが、個人的には使いこなすまでに時間がかかっています。」
【考え方B】
・「区部ではもう15年以上も前に、全教員が校務に支障ないようなレベルまで自主研修を重ねました。
日野市はまず、一人ひとりの意識を改善していくことが必要です。」
・「学校の情報が財産として残る形ができつつあります。使いこなせるようにするのが難しいけれども、
今は、研修でみんなが一定の技術をもてるようにすることが必要だと思います。」
2.家庭での仕事,セキュリティ
【考え方A】
・「ひのっこ宝箱を、ぜひ、家からでも入力できるようにしてもらいたいです。」
・「日野市の校務支援システムも、セキュリティ面をクリアした上で自宅からできるといいと思いました。」
・「日野市のセキュリティは高すぎると思います。」
【考え方B】
・「日野市は学校でしか仕事ができず、大変だけれどセキュリティは安全で安心です。
家で仕事ができるというのも便利だけれど、セキュリティは十分とはいえないので心配です。」
・「今の日野市はセキュリティを重視しているので、簡単に外からアクセスできないのは不便ですが
やむを得ないのではないかと思います。家に持ち帰れる仕事はUSB(暗号化)で持ち帰っています。」
★日野市としての立場
日野市の校務支援システムのデータは、センターサーバーで確実に守られています。
外部からは侵入されないよう、物理的な対策をとっていますし、サーバー室も認証方式が取られており、
限られた者以外は入室できません。ですから、現在、学校外からのアクセスはできないようになっています。
日野市は全国の自治体で第三位〈都では一位)のセキュリティの高さを誇っている市です。
今回のコンピュータ導入にあたってのセキュリティ対策については、情報システム課等関連部署とで
長時間検討を重ねてきました。その結果、学校だけに特別に認めてもらったこともいくつかあります。
業務用コンピュータのインターネット一部接続、USBの使用等です。
現状の運用に関して【考え方B】のような堅実な意見が出され、うれしく感じました。
3 環境への負荷とICTの活用
・「学校にくる前に、一般企業を経験しています。どうしてこんなものまでプリントして配布するんだとよく思いますが、
だんだんこれに慣れてきてしまいました。どうすべきでしょうか。意見するのは気が引けますが・・・」
・「せっかく一人1台のパソコンがあるのだから、ペーパーレスにできるところは、やっていきたいと思います。
リユース、リサイクルの用紙を整理するたびに、職員の紙の多さ、分類のマナーの良くない点に悲しくなります。
回覧板に掲示しているのにもかかわらず印刷している例もあります。」
・「発想の転換。ペーパレス会議。日野もみんなで推進しましょう!」
日野市の校務の情報化は始まったばかりです。その前提は、まずはセキュリティ対策をしっかりとることです。
その上に立って、運用方法を考えていくことだと考えています。
校務支援システムの機能については、、どんどん活用していただいている学校からの意見を参考にして、
更に充実できるようにしていきます。
夏季教員研修教育課題全体会
7月後半から夏季ICT活用研修をはじめ、多くの夏季教員研修を実施しています・・・
そのうちの一つである全体研修会が、本日、日野市民会館大ホールで開催されました。
会場には、日野市内の全小・中学校の先生方約600人が集まりました。
夏に開催するこの全教員対象の講演会形式の研修会は、今年で4年目になります。
毎年、日野市が重点において進めている教育課題について、学んでいただいています。
◆第?部
「いま、私たちにできることー専門職としての教師を目指してー」
講師:新潟大学教育研究院人文社会・教育科学系 学系長 生田孝至先生
〈講義を受けた先生方の感想〉
・久しぶりに学生時代に戻ったような講義を伺うことができ、自省するよいチャンスとなった。
・専門的知識を技術について、教師も医者と同じく責任・信頼・知識が大変必要であり大切であることがよくわかった。
・授業状況がみえる・児童がみえる・学級の活力を高めることができるように暗黙知を習得したい。
・授業研究やリフレクションを重ねながら暗黙知を増やしていきたい。2・3年次研で経験したビデオによる振り返りの大切さを再確認した。
・集団リフレクションを通して気づきを共有することの大切さを感じた。熟達者の先生方からいかに暗黙知を受け継ぐかが課題だと思う。
・自分自身の暗黙知を育てるために、いろいろな人の授業を見て意見や感想を伝えていこうと思う。自分の授業も他者に見てもらう機会を作りたい。オン・ゴーイング法を校内研究授業で実践してみたい。
・自分を含め、ベテラン教師が自分たちの学んだことをどんどん教授していき、教師全体の底上げを図る必要がある。
◆第?部
「校務の情報化~学校が変わる、教員が変わる、子どもが変わる」
講師:岐阜市立京町小学校 校長 井上志朗先生
〈講義を受けた先生方の感想〉
・「発想の転換」というキーワードで、時間の使い方、仕事のとらえ方、子ども理解の視点等、ハッとさせられた。
・「よいところを見つけることが教師の仕事」という言葉が心に残った。自分一人では限界を感じていたので、他の先生の価値付けの視点を知れるのはすごいことだと思う。「ひのっ子宝箱」を積極的に使っていきたい。
・現状ではまだそこまでいかないが、無駄を省いたり効率化を図るためにはパソコンは有効だと思うので、上手に活用していきたい。
・いいとこみつけ等、学校での子どもの様子を常時見せてもらっている保護者はうれしいと思う。日野市もパソコンが整備されているから情報を公開しやすくなっていると思う。
・校務の情報化によって、資料を減らし、時間を生み出す、それに教員同士の連携やベテラン教員の活躍の場も作ることができる、ということがわかった。パソコンを使った通知票作成の良さについても説得力があった。
・年配の先生のためにパソコンはある。今までもっている知識(引き出し)を整理するために使うという発想がよかった。パソコンに対する考えが変わった。
・50代を突き進む自分にとって大きな応援をいただいたようなうれしい話だった。熟女パワーのメンバーに入るために、児童理解力を磨き、パソコン操作の技術を高める夏にしたい。
◆第?部
「特別な支援をあたり前の支援に~特別支援教育元年を迎えて」
講師:都立特別支援学校あきる野学園 校長 池田敬史先生
〈講義を受けた先生方の感想〉
・「障害者は神様」という話はとても興味深く楽しく聞くことができた。
・「この子らを世の光に」「きらきら光っている子どもたち・・・」というとらえ方が心に残った。
・やさしい、あたたかい、やわらかい言葉に気を付けること、発達障害児にはビジュアル系が効果的であるなど、大変勉強になった。
・見通しをもたせるように支援を工夫することが気持ちの安定につながることがよくわかった。
・支援を要する子への手立てや学習の工夫などは、すべての教育の原点であることを再認識した。、
・ゆったり、しっとり おだやか、右脳と左脳を考えた掲示等、学校の掲示はまだまだ配慮に欠けていることを思い知らされた。
・講師の先生のお話のされ方、途中でリフレッシュの時間を入れたり、視覚的に楽しめるものを取り入れたり、聞き手が楽しめる工夫があった。自分も特別支援学級の担任なので、子ども達が45分集中して取り組めるよう工夫したい。
苦手意識がなくなりました!
今日は7月27日に続いて
「スキルアップ研修」の2回目でした。(A-3・E-1)
どちらかというと、コンピュータに対して苦手意識をもった先生方のための研修会です。
研修内容は前回と同じですが、受講者の先生は違います。
今日、研修会に向かうコーディネータは、いつもより気合いが入っていました。
実は、前回のスキルアップ研修終了後、4人のメディアコーディネータはある悩みを持ち続けていました。
一生懸命がんばってできるようになった先生が、なぜ、あんな低い自己評価をしたのだろう・・・
支援した側からは、確かな手応えを感じたのに・・・
何が足りなかったのだろう・・・
「今日こそは、ICT活用指導力チェックリストのA-3とEー1は、受講者の先生方全員が3と自己評価していただけるようにする!
そのために、先生方に自信をもっていただけるようにする!」
そう決意して研修に臨んだのでした。(*1:ほとんどできない 2:あまりできない 3:ややできる 4:わりにできる)
今日、その目標は見事に達成されました!
「3」ではなくて「4」と自己評価した先生もいらっしゃいました。
◇受講者の先生方の感想
・「苦手なパソコンでしたが、ていねいに教えてくださってありがたかった。一太郎だけでなくワードの良さを再確認した。
画像の取り込みもできるようになり、児童に見せられることができそうでうれしい。さっそく2学期に使えそう。」
・「苦手だったのでなかなか手が出なかったのですが、画像を保護者会で見せたり、授業で動画を見せたりできそう。
使わないとまた忘れてしまうので是非活用したい。親切に教えていただいてありがたかった。」
・「パソコンと聞いただけであまり触れたくないというイメージがあったが、なくなった。
今日はパワーポイントの使い方が楽しく学べて参考になった。授業で使いたい。
インターネットのサイトもいろいろなサイトがあることがわかり、驚いた。」
・「一番の成果はパソコンに対するアレルギーが今日の研修でずっと少なくなったこと。ずいぶんいろいろなことができて便利だなあという再認識ができた。これからの教育活動に活用していけそう。」
今日の研修が苦手意識をなくすきっかけとなったようで、大変うれしく感じました。
よさがわかれば、どんどん使っていただけることでしょう。
説明は質問で〈Web教材開発〉
2日間にわたって実施された「ひのっ子教育21開発委員会」小学校部会の夏季研修。
今年は、教材開発経験2年目の先生方が、初めての先生方に「Web教材の仕組み,教材の設計,ソフトの操作方法」を教えると言う形で実施しました。
初日の30日は例題を通して学び,31日は自分で作りたい教材の作成に挑みました.
以下、自分で作成した教材の発表会終了後の委員の先生方の感想です。
◆初めての先生方(開発委員1年目)の感想
◇30日には,2年目の先生方が非常に細かく,丁寧に話をしてくださり,少しずつ分かるようになりました。
31日も,途中で分からなくなって混乱していても,個別に教えていただきました。
最初は不安だらけでしたが,2日間の研修を終えた今は,子どもたちが分かった!と思えるような教材に少しでも近づけていきたいな,という思いがわいてきています。
本当にたくさんの先生方に教えていただいたことで,少しずつスタディライターのことが分かってきました。
「説明したかったら質問せよ。」「説明したら分かるということではない。」ということを忘れずに,これからの授業にも生かしていきたいと思います。
◇2日間とはいえ、大変密度の濃い時間勉強させて頂きました。自分の教材を見直してみると、確かに「赤」(説明ばかりの画面のこと)ばっかり。「説明をしたかったら、子どもから引き出さなくてはならない」「説明しすぎない」改めて、基本の気持ちに戻りながらがんばっていこうと思います。
◇2日間の研修で、久々に、はっとしたなと思いました。
スタディライターを使っての教材作成は、すごく児童のことを考えました。
児童のまちがいのこと。何をすれば分かるようになるのか。
つい説明に逃げてしまったけど、本当に児童が分かっているのか確認したり、分かるようにさせたりするのは、質問することなのだと思いました。
でも、作成するのは、本当に難しいです。2日間学んだことをいかして次回を迎えたいです。
◆教材開発2年目の先生方の感想
◇30日の研修:昨年、意味が良く分からないまま作っていた教材の内容を改めて見直すことができた1日でした。
東原教授のお話も、一言一言をなるほどという思いで聞いていました。また、1年目の方の飲み込みの速さもびっくり!でした。
31日の研修:昨年の教材の手直しからと思って始めたら、泥沼にはまり込んでしまいました。一つ自分の考え方が変わると、あれもこれも直したい箇所が出てきて、まだまだ終わりそうもありません。やはり、教材に対する見方や考え方がすごく大切だと感じています。
◇今日みなさんの発表を見させていただき、改めてこのソフトは奥が深いなぁと感じました。
子どもの思考に沿った、一段ずつ階段を上るような教材作りを目指したいと思います。
長野の先生方が、ひとつの教材を子どもに試し、試しては練り直しを3年かけてされている姿に見習い、「説明したかったら質問せよ」の合言葉を忘れず、教材に手直しを加えていきます。
◇1年前は、長野から何人かの先生方がお越しくださっての研修でしたが、今年は日野市で自力でできた研修でした。
2年目の先生方の分かりやすく丁寧な説明は、きっと長野の先生方もびっくりするくらいだと思いました。
1年目の先生方は、熱意がすばらしく、とても私たちが1年目の研修で作成したソフトとは比べ物にならないほどスタディライターのよさや特徴を利用して作成されていました。
2日間の研修の様子
第1日目(1) 2日間の研修のゴールは、スタディライターを使って3ブロック分のコースを作成すること。 「子どもは正しくまちがえるー子どもの間違えを予測してプログラムを組むことー」「わたしがもしコンピュータだったらーコンピュータは教材作成者の命令通りに動くことー」という概念から、教材の設計図作成(フローチャート)、実際の作成(操作)方法まで、2年目の開発委員の先生方が分担して講師を務めました。 | 第1日目(2) 1年間を通して開発委員会のご指導をいただいている東原教授も、適宜、アドバイスを下さいました。 | |||
第2日目(1) 1年目の先生方全員が教材を完成させました。 午後は教材発表会。作成した教材の目標、構造、応答カテゴリー、動作確認、評価変数を一人ひとりが発表しました。 | 第2日目(2) 昨日長野に戻られた東原教授は、スカイプによるテレビ会議で参加。会場の様子をご覧になりながら、一人ひとりの作成した教材にコメントを下さいました。 「説明は質問で」・・・一斉指導に慣れた教師は、説明したことは何でも分かったことにしたがるという傾向にある。説明したことが本当に分かっているのかチェックが必要。子どもが考えるためにはどんな質問が必要なのか・・・ |
教師の成長に、年齢は関係ないことを実感しました。
2年目の開発委員の先生方全員が、昨年度1年間の研修を通して、大きく力を付けられたことに感動しました。
日野市発のよい教材が生まれることを確信しています。
熱い一日
本日の午前中は、日野第一中学校の開校60周年記念式典が開催されました。
日野第一中学校は、本市では最も古く、歴史と伝統のある学校です。
これまで1万5千人以上の卒業生を送り出しており、熱い思いの寄せられている中学校です。
本日の式典には、多くの関係者が集まり、厳粛に行われました。
このあと、まもなく新校舎の全面建替工事がはじまり、お世話になった校舎ともお別れです。
夏季休業に入ってから、先生方と生徒たちは、仮設校舎への移転作業で大忙しの日々でした。
平成21年に新校舎が完成するまで、この仮設校舎で過ごすことになります。
すでに仮設校舎の校内LANの工事は終わっています。・・・
新校舎の概観は、日野の歴史と伝統を大切にしたつくりで、校舎内の設備は最先端のつくりになります。
一方、午後からは、第7回ひのよさこい祭が開催されています。(今日と明日の2日間)
市内はもちろん、本場高知のよさこい祭りに参加している他市のチームも多数参加しています。
日野、高幡、多摩平の商店街では「流し踊り」も行われます。
市役所前の中央公園会場は大賑わいで、参加者も見学者も熱くなっています。
日野市役所踊り子チームも熱く踊りました・・・(クリックすると拡大されます)
よさこい祭りの運営に明日の参議院議員選挙投票会場準備・・・市役所の職員もあちこちでがんばっています・・・
推進室の一日
推進室の一日・・・
メディアコーディネータは、朝、推進室を出て、夕方まで教育センターで、研修会を運営しています。
推進室では、連日、多くの関係者が集まって、重要な打ち合わせを行っています。
特に2学期開始から、すべての中学校で校内LANを活用した授業ができるよう、関連業者の方と綿密に連携を図って作業を進行中です。
また、2学期の校務支援システムのより一層スムーズな稼動に向けて、関係者の方と打ち合わせを行っています。
今日は、
・システム開発業者の方に、校務支援システムのサーバ調整作業の検証を行っていただきました。
・納入業者の方に、Windows Updateによる不具合に対応する修正ファイルを作成していただきました。
・モデル校を中心とした中学校の研究主任、主幹の先生方にお越しいただき、校務支援システム(特に、帳票に反映する成績管理機能)を活用した中で気づいた点を聞かせていただきました。その会議の中で先生方のおっしゃった言葉が印象的でした。
「校務支援システムのよさは、データを入れきってしまえば、あとは本当に便利であること・・・一度の入力ですむこと。みんなで見られること。セキュリティが守られた中で、いろいろな帳票に反映できるし、印刷も劇的に早い・・・」
今後、開発チームの方と、効率的な機能の充実に向けて検討していきます。
多くの関係者の熱意と努力によって、日野市の教育の情報化は進展していくことを実感しています。
先生方に寄り添って・・・
今日は「スキルアップ研修」でした。(A-3・E-1)
ICTの活用に、少し苦手意識をもった先生方に、「簡単!どんどん使ってみよう!」と思っていただけるようにするのがねらいです。
研修内容は、大きく4つあります。
まずICT活用指導力基準A-3対応として
?おたよりやプリントの作成 ?投影用教材(画像やプレゼン資料)の作成、
次にE-1対応として
?担当する校務分掌に関わる情報の収集 ?学習指導や進路指導に関わる資料の収集
そして最後に感想を発表し合いました。
この研修の実施に当たっては、事前に受講者の先生を訪問して、個別に支援できるように用意してきました。一人ひとりの先生方に寄り添った研修会になるようにがんばった4人のメディアコーディネータです。夕方、達成感にあふれた表情で推進室に戻ってきました。
受講された先生方は大変熱心に取り組まれていました。
今日をきっかけとして、明日からきっと意欲的に活用してくださることでしょう。
◇受講した先生の感想
「本当に研修に参加して良かったと思った。ふだんなかなかゆっくり聞いたり教えてもらうチャンスがないが、コーディネータの方が教える中身をじっくり検討して資料を用意してくださったり、作成した作品の保存もしてくださったりして大変うれしかった。本当に優しく教えてくださってありがたかった。」
「この機会を与えていただき、ありがたかった。職場ではここまで細かく教えていただくことは無理。忘れないうちに復習が必要だが、一人だとなかなか続かない。また復習に来たい。」
「4人の指導者が丁寧に指導してくれたお陰でよくわかった。今日から少しの時間でもパソコンを怖がらずにがんばりたい。」
夏季ICT活用研修始まる!
夏季ICT活用研修が始まりました。会場は教育センターのコンピュータ室。
すべての研修会の目標は、教員のICT活用指導力チェックリストの4段階で、
「1 ほとんどできない」「2 あまりできない」「3 ややできる」「4 わりにできる」の「3」と「4」になることです。
昨日26日(木)は、研修会の第1日目。
情報モラルについての研修会です。(Dー1・2・3・4)
午前中は、市内全校に導入されている(中学校は2学期から)Netモラルのソフトを活用した実践の紹介を行いました。
午後は岡山県教育工学研究協議会の先生からお話をいただきました。
最後は、2学期に自分はどのような授業を行うのか、その計画案をお互いに発表し合いました。
◇参加した先生の感想から・・・
「インターネットを活用する機会が今後ますます増えていくと予想される中学生に、できるだけ早くこのような内容を指導しておく必要があると改めて感じました。Netモラルはもちろん、その他のサイトや資料も有効に活用して、学級指導や道徳、総合的な学習の時間に実践していこうと思います。」
「研修に参加し、校内の先生方に情報モラル教育を実践してもらうように声かけができると感じました。今後どのように授業を組み立てて指導するかを整理できました。2学期以降、校内で指導計画を練り直して系統的に指導したいと思います。」
所員の方が、コンピュータ室に「ICT活用指導力」の掲示をしてくださっています。
教育用ICT活用能力認定試験
教育用ICT活用能力認定試験に挑戦しています。
この認定試験は、教育現場におけるICT活用能力の研鑚目標とその達成度を計る指針となっており、
一般的なパソコンスキルだけでなく、授業や校務で必須となる能力を計るものとなっています。
今年度はすでに6月に実施されました。推進室長もメディアコーディネータと一緒に挑戦し、先日、結果が送られてきました。
写真は2級と3級の認定証です。
次回の試験は11月25日(日)です。市内の学校の先生方にも働きかけてみようかと考えています。
詳しくはこちらです。
http://www.fest.or.jp/EXAM/exam.html