過去の推進室情報 2011年

推進室情報 2011年

初任者研修1日目

8月3日(水)より、二泊三日で始まった初任者宿泊研修、1日目の自然体験は無事終了。
今は、今日の夕飯作りに皆さん悪戦苦闘中です。でも、それぞれ協力して、作っています。

  

夏季教員研修全体会開催

夏休みに入って1日目の7月21日(木)、夏季教員研修全体会が開催されました。
日野市内の全小・中学校の先生方が日野市民会館大ホールに集まりました。
毎年夏に全教員を対象に開催しています。
会場は日野市の先生の熱気で一杯になりました。

★第1部「習得・活用・探究と楽しい授業づくり」
  講師 東北福祉大学特任教授 有田 和正 先生


    

数々のユニークな授業を生み出し、子どもたちの興味を引き出す授業名人として大変著名な先生です。
社会科で多くの子どもたちの好奇心を揺さぶり、追究する力を育ててこられた先生に、新学習指導要領で重視されている習得・活用・探究による授業と思考力・判断力・表現力の育成について、小・中学校における具体的な授業づくりの観点からお話をいただきました。


★第2部「ひのスタンダードの新実践」
平成21年度より、通常の学級における特別支援教育の視点に基づいたユニバーサルな環境作りと指導の在り方を「ひのスタンダード」として、各学校において実践を重ねてきました。
今年度は、昨年度まとめた「ひのスタンダード」をさらに深めていくための新たな実践や改善案を募集し、その中から、幼稚園、小学校、中学校の事例を紹介しました。


★第3部「子どもの活力を育む体力向上 ~特に投げる能力の向上のさせ方について~」
 講師 (株)読売巨人軍アカデミー 倉俣  徹 様


    

高校教員を経て、米国留学でNATAトレーナー資格を取得。ヘッドコーチとして選手や子どもたちの指導にあたり、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎をどのように育てていくか、運動で培う様々な力や体力向上の手だてなどについて、特に投げる能力の向上に焦点を当て、4人の先生方にもステージ上で参加、実演していただきながら、講師の先生から、体験や幼児から小学生の事例などを交えて、お話をいただきました。

夏に向けて 節電対策

夏本番を迎えて、市役所でも、節電対策を行っています。

ICT活用教育を進める上で、電気は必要ではありますが、各学校でも、節電を意識しながら、効果的にICTを活用して、様々に授業などで活用しています。

推進室(市役所5階)から見える景色は、緑も陽射しもまぶしく輝いています。



推進室の中は、3列ある蛍光灯のうち、2列12本は、すでにはずしており、また、中央の1列6本も、できるだけ消灯して頑張っています。



日本の夏、できるところから、始めていきましょう。

子どもたちからの人権メッセージ発表会

6月25日(土)午後は、日野市民会館小ホールで、小中学生による、人権メッセージ発表会が行われ、各小・中学校の代表児童・生徒が発表をしました。今回は、第18回、大変意義のある発表会となっています。

「人権とは」「障害者」「命の大切さ」「友だち」「言葉」「いじめ」など、様々なテーマで、小学生も中学生も、とてもすばらしい発表がされました。


  

第二部では、七生緑小学校 内田 清 校長先生が、「大人からの人権メッセージ」として発表しました。その中で、「今、自分ができることは何だろうと考えることが、人権を考えることにつながる。」「今日、25人の発表を聞いて、改めて、今自分ができることについて考えた。」と話されていました。



まとめの講評のところでは、教育委員会の小林指導主事が話をしました。


それぞれの発表を聞いて、また、それをそれぞれの学校にもち帰り、誰もが大切にされるようにしていかなくてはならない、また、今回のように、大震災で甚大な被害を受けながらも一生懸命前を向いて頑張っている人たちがいることもしっかりと心に受け止めながら、我々は我々としてできることを頑張っていかなくてはならないということを改めて感じることができました。

市民会館小ホールには、大勢の方が来場され、子供たちのすばらしい発表を聞いていただきました。


日野サンライズプロジェクト講演会

平成23年6月25日(土)午前10時より、日野市の登校支援のためのプロジェクトである「日野サンライズプロジェクト」の講演会を、日野市民会館小ホールにて開催しました。

はじめに、委員長である、日野第一中学校長 吉村 正久 先生より、22年度の日野サンライズプロジェクトの取り組みについて、説明をしました。




続いて、日ごろより教育相談にかかわるとことろでいろいろとお世話になっております、明星大学人文学部教授 福田 憲明 先生から、「不登校児童・生徒への支援の在り方」という演題で、ご講演をいただきました。

  


【参観いただいた方の感想より・・・】

・「なかなか不登校の問題は大きく、常に毎日、どうしたらいいのか悩んでいる。もう少し、
 予防の意味で、早く取り組めたらよかったと思った。今日の内容をよく念頭において、子供
 と接して行き、学校などにも協力をいただいて、将来の自立につな がることを期待した
 い。」
・「不登校を否定的にとらえるのではなく、こどものメッセージとして受け止めることを前提
 とした講演でとてもよかった。包括的な支援の考え方、システムは、不登校の子にとって、
 また、親としても安心できる面があると思う。」
・「不登校児にかかわるいろいろな環境を見極め、誰が、いつ、どのようにかかわるか、具体
 的に支援の方法を考えていくことが重要である。」