教育センター最近の活動
平成29年度 日野市立教育センター 活動報告・調査研究発表会
最初に、教職員研修から、次に適応指導教室、登校支援適応状況の報告を行い、休憩後、理科教育推進研究、郷土教育推進研究から発表を行いました。
理科教育推進研究では 研究主題を「ひのっ子が主体となる理科教育」として、ひのっ子が主体的に活動する理科教育が展開されるよう学校・教員への理科支援(教員の理科授業の改善、研修の充実、日野の自然についての教材化)についての研究結果を発表しました。
郷土教育推進研究では 研究主題を「郷土意識を育む指導の在り方」‐‐七生地区を中心とする地域素材の教材化を通して‐‐ として、郷土に誇りと愛着をもつ「ひのっ子」を将来の日野を背負って立つ「日野人」に育てるため、小学校での実践事例を中心とした研究結果を発表いたしました。各事業の詳しい活動内容については、教育センターだより41号をご覧ください。
第59回理科ワークショップ
第59回理科ワークショップが2月1日(木)に豊田小学校の理科室で行われました。研修内容は「金属、水、空気と温度(すがたを変える水)」(第4学年)の単元における指導法について、講師は平山小学校と日野第五小学校の先生です。
最初に、その単元の目標と内容について学習指導要領の新旧の違いについて、次に、指導上の配慮事項について説明がありました。
講義後、実際に児童が行う実験を参加した先生が行いました。
<水蒸気を集めてみよう>の実験では、水をふっとうさせ、出てくる泡をビニール袋に集め、その後のビニール袋の変化を観察します。ビニール袋は熱で溶けやすく扱いには工夫が必要でした。また、学習問題の例として
*水を熱し、ふっとうした時に水の中から出てくるあわはなんだろうか。
*ふっとうした時に水が減っていくのはなぜだろう。
などが講師の先生から示されました。大変寒い日でしたが、参加者も多く、実りのある研修会でした。
理科教育セミナーが行われました
講師は 一般社団法人 日本電機工業会の方々で、同工業会の理科教育支援ワーキンググループが作成したティーチャーズガイドを使い研修会が行われました。
受講生は市内の小・中学校の先生です。今回は児童の立場になり電気に関する3種類の実験を行いました。研修後のアンケートには『今後の授業に参考となるものが多かった』との感想をいただきました。
第2回地震・火災避難訓練を実施
第57回理科ワークショップ
第57回理科ワークショップが11月27日(月)に平山小学校の理科室で行われました。研修内容は「物と重さ」(第3学年)の単元における指導法について、講師は平山小学校の先生です。
最初に、その単元の目標と内容について学習指導要領の新旧の違いについて説明があり、次に、指導上の配慮事項についての説明がありました。指導のポイントも講師の先生が実際に授業した経験を基にしており、より具体的で児童の発達段階を考慮した分かりやすい内容でした。講義の後、実際に児童が行う実験を参加した先生が行いました。 <1:体積をそろえて重さを比較する活動 2:重さをそろえて体積を比較する活動> についてそれぞれ実験を行い、意外に課題が多いことを学びました。さらに発展的内容として「粉末調味料の重さを比べてみよう!」という実験で、同じ体積の容器に入った4種類の粉末調味料の重さを量る実験を行い、研修会を終了しました。