教育センター最近の活動
郷土教育推進委員会によるフィールドワークを実施しました。
6月24日(火)の午後、郷土教育推進委員会では、郷土理解の研修として、市内めぐりのフィールドワークを行いました。
目的は
(1) 日野台地の南側の平山工業団地を回り、帝人ファーマ東京研究センター、ファナック日野支社、富士電機東
京工場と平山工業団地形成の工場とまつり塚、たきび詩碑、しゅん功記念碑からかつて文人が住んでいた台地
の変遷の歴史と文化を学ぶ。
(2) 台地の南側の豊田駅に向かう段丘面を確認する。 です。
* 参加者は市内全小学校から郷土教育推進委員の先生方を含め委員会関係者の方々で、30名ほどの方々が参加
し研修を行いました。
昨年まで、夏季休暇中に行っていましたが暑さ対策で今年は6月に変更し実施しました。曇天な日でもありまし
たがだいぶ対策の効果が出てたと思います。
行動の工程は
① 帝人ファーマ東京研究センター 見学
‥センター長の板野様 が研究センター開設当時の写真を見せながら帝人ファーマの歴史や現在の会社の内容等
について説明していただきました。
日野市の中にありこの会社が大きな社会貢献をしていることを改めて感じました。日野市の誇りの一部になる
かもしれません。本館の建物が建築家ポリシェック氏の作で、とても見事で立派でした。
② たきび詩碑 しゅん功記念碑 見学 ‥旭が丘中央公園の中にあり、児童文学者 巽 聖歌 の詩碑(たきびの歌
詞‥裏面に上皇后美智子様が、巽 聖歌に向けて読まれた詩があります。)また近くに平山台土地区画整理事
業のしゅん功記念碑があります。これらの碑について、委員会の顧問であり、日野市の郷土教育に精通してい
る、小杉 博司先生(元日野一小校長先生)にいろいろと説明をしていただきました。新たな日野の一部に触
れた思いでした。
③ ファナック日野‥工場自動化の設備メーカーで、世界に誇れる企業です。創立当初は旭が丘に本社がありました。
ここでの説明をこの会の副委員長の秋田先生(現3小副校長)にしていただきました。改めて、NC開発とフ
ァナックのロボット事業の素晴らしさが理解できました。
④ 富士電機東京工場及びまつり塚‥日本を代表とする重電機メーカーで、特に国内の自販機の大多数の製造を行って
いる会社です。社の活動や役割内容を担当の伊藤 光隆氏にお話しをうかがいました。最後は富士電機の構内
にある「まつり塚」(日野市指定有形文化財)を見学し、その説明をふるさと文化財課で学芸員として活躍さ
れている、金野 啓史氏に説明をしていただきました。特に「日野五社」についての歴史的背景を含めたお話
が印象的でした。
* 今回のフィールドワークを通して、日野市の中にこれほど多くの場面で、国内だけでなく、世界に貢献し、関わっ
て会社がしっかり存在していることをあらためて感じた研修で多くのことを学んだと思います。(市内の児童・生徒
にも知ってほしいことが沢山あることを強く感じた研修でした。)
① 帝人ファーマの門での点呼です ①外から見た本館の建物(建築家ポリシェック氏)
② たきび詩碑 ② しゅん功記念碑
③ ファナック日野市社 ④ まつり塚
令和7年度 第2回目の郷土教育推進研究委員会が行われました。
6月17日に第2回目の郷土教育推進研究委員会が行われました。今回のテーマは6月24日に行われる、郷土教育に特化した、フィールドワークの説明が主なテーマでした。
フィールドワークの目的は
(1)日野台地の南側の平山工業団地を回り、帝人ファーマ東京研究センター、ファナック日野支社、富士電機東京工
場と平山工業団地形成の工場とまつり塚、たきび詩碑、しゅん功記念碑からかつて文人が住んでいた台地の変遷の歴
史と文化を学ぶ。
(2)台地の南側の豊田駅に向かう段丘面を確認する。 ことです。
* 郷土教育担当の高橋コーディネーターがフィールドワーク全体の行動予定を説明し、活動概要の話を行い、先生方
のイメージ作りをしました。参加者の先生方は、皆さん真剣に興味をもって聞いていました。
* 次に、この研究会の副委員長である日野第三小学校副校長 秋田 克己氏より、日野概論として、日野市の生い立ち
から始まり、地理的なこと、歴史的なこと、著名な建造物等など今まで歩んできた「日野市について」簡潔にお話
をしていただきました。委員の中には、日野市についてあまりまだ詳しく理解されていない方もおり、その方々に
はとても素晴らしい説明をしていただいたと思いました。(日野市に異動してきた教員や新採の先生方にもぜひ聞
かせてあげたいような素晴らしい内容だったと思います。)
* 最後に4つのグループに分かれ、それぞれが研究するテーマや、2学期に行われる研究授業等について話し合いを
行いました。
1時間30分の短い時間の中での会議でしたが、とても充実した密度の高い時間を過ごしたように思われました。
<日野概論の説明> <グループ協議の様子>
<グループ協議の報告> <指導主事による講評>
*会議終了後、教育センター1階の郷土資料館で、「日野の川漁」の企画展をやっています。郷土教育の委員である、金野学芸員が、委員の先生方に説明していただきました。先生方は、また、新たな日野の発見に触れられました。
<金野氏による「川漁」の説明> <川漁の中心はやはり「鮎」です>
平山陸稲つくりもいよいよ本格的になってきました
6月16日(月)平山陸稲作りのための田植えのための土づくりを行いました。
田植えに向けて、わかば教室の子供たちと指導員の先生たちで一緒になって田植え用のコンテナボックスの土作りを行いました。コンテナボックスに黒土(9)に赤玉土(1)と水を十分に入れて混ぜ合わせました。黒土は黒土置き場から子供たちとわかば教室の先生たちで運んでコンテナボックスに入れました。黒土の塊をほぐしながら、赤玉土と均等になるようにスコップで箱ごとに混ぜ合わせました。黒土の塊が多く手でほぐしながらきめ細かな土作りを行いました。思った以上に大変な作業でしたが、沢山の人たちで行いましたので、短時間で土づくりの準備ができました。明後日にいよいよ、今度は田植えを行います。苗の成長が楽しみです。
<活動の様子>
平山陸稲つくりを始めました。
今年もわかば教室の児童・生徒を中心に平山陸稲作りがスタートしました。
5月14日に浸種し、種もみをプランターにばらまき育苗しました。
今年は昨年の収穫が不良だったために、種もみが少なく、大変困りましたが、平山陸稲の種もみをお持ちの方(平山地区の農家さんで学校教育にご尽力いただいて
いる小林 和男様)にいただき、どうにか苗づくりを終えました。 子供たちも積極的に参加し、種のバラマキや水やりに頑張っていました。
育苗のために、防虫ネットをかけ、対応していますが、雀が侵入して種を食べたり、水の調整等が難しく、また根が張っていない感もあり、成長が思うようにいか ず、とても苦労しているところです。あと2週間ぐらいしたら、わかばの児童・生徒たちと田植えをする予定です。それまで、頑張って成長を見守っているところです。
* 成長の様子
< 浸 種 > <種もみをプランタにばらまき>
<もみをバラマキその後 水やりを行う> <種がスズメに食べられないように防虫ネット
をかける>
<育苗期間は2週間です> <スズメ対策で取り組んでいます>
* 2週間後に田植えを行います。‥それまでにスズメに種が食べられませんように。
<スズメは網の中にいたときもあり気を抜けません。>
令和7年度 第1回 日野市立教育センター運営審議会が開催されました。
5月26日に令和7年度 第1回 日野市立教育センター運営審議会が開催されました。
日野市教育センターは活動部署が5つあります。
調査研究部(理科教育推進研究、郷土教育推進研究)と研修部(教職員研修‥若手育成研修を含む)と相談部(学校生活相談係‥わかば教室運営を含む、学校教育支援係‥不登校対策を含む)の5つの活動部署です。
5つの部署が1年間の活動方針を今回の運営審議会にかけて審議していただき、今年度の活動に取り組みます。運営審議会委員の皆さまから、貴重ないろいろな質問や意見をいただきました。今回の審議を受けて今年度の活動が開始されます。そして、年度末に再度運営審議会が開催され、1年間の活動結果を報告していろいろな助言や提言をいただき、来年度に向けての活動指針を検討します。
教育センターの基本方針は「学校を支える教育センター」をモットーとしており、5つの部署の活動が市内の学校教育現場の一助となることを強く願っております。その先には「ひのっ子」の健やかな成長を期待していることです。教育センター所員の一人一人の頑張る姿勢が重要です。
<審議会の様子>
<教育センター長 挨拶> <所員の新年度の基本方針の発表>
<運営審議委員の質問、意見、感想等>