学年・学級だより

2023年12月の記事一覧

二学期 終業式

12月25日、2学期最後の日を迎えました。ホールに集まって終業式を行いました。

初めに園長先生のお話です。2学期、どんな楽しいことがあったか、写真を見ながら振り返りました。運動会に遠足、さつまいも掘り、いろいろなごっこ遊び、そして幼稚園の50歳のお誕生会もしましたね。みんなの心と体がぐんと大きくなった2学期です。

冬休みのお話も聞きました。お家のお掃除や新年の挨拶のこと等、風邪をひかないで元気に過ごしてくださいね。

            

子ども達からもお話を聞きました。みんなで柿を取ったこと、鉄棒で前回りができるようになったこと・・・楽しかったこと、うれしかったことがたくさんありましたね。

           

冬休みに楽しんでほしい遊びも紹介しました。すごろくやカルタ、凧揚げ。こま回しは先生たちがいろいろな技を披露しましたよ。みんなもぜひ挑戦してみてください!

     お盆乗せ             フープ乗せ              手乗せ           

     

保護者の皆様、2学期もたくさんのご協力ありがとうございました。無事に終業式を迎えることができました。1年の中で一番長く、たくさんの活動が詰まった2学期を通して、子ども達は心も体も大きな成長を見せてくれました。

明日から14日間の冬休みです。ご家族皆様で楽しくお過ごしください。また1月9日に元気に会いましょう!

サンタさんへの手紙

12月に入り、5歳児さくら組の子ども達から「今年もサンタさん来てくれるかな・・・」というつぶやきが聞こえてくるようになりました。それを聞いた4歳児すみれ組さんは・・・「えっ!幼稚園にサンタさん来てくれるの!?」と、びっくり!さくら組さんから昨年の様子をいろいろ聞き・・・「サンタさんに会いたい!」「来てほしいって手紙書こう!」ということになりました。さて、手紙をどうやって届けるか・・・これも昨年の様子を知っているさくら組さんが「高いところに置いておくんだよ。」「そうするとなくなってるの」「空から見てるんだよ。」と少し興奮した様子で教えていました。   

         

 子ども達が書いた手紙を木の上に結び付けました。「サンタさーん!お手紙見てねー!!」

次の日、なんと!手紙はなくなっていました。「きっとサンタさんが持って行ってくれたんだね!」

すると数日後、見知らぬ手紙が見つかりました。園長先生がポストに手紙を取りに行った時、ビオラのお花の中に白い封筒を見つけたのです。それはぞれは素敵なホワイトツリーが立体で飛び出してきました。何て書いてあるのかな?日本語ではなさそうですが、先生が何とか読もうとしていると、子ども達が「12と20って書いてある!」「きらきら星会の日だ!」と発見しました。「やったー!!」子ども達は大喜びです。「あと何日かな・・・?」指折り数えながら、サンタさんに合える日を楽しみにしています。

        

きらきら星会

 いよいよ12月20日、「きらきら星会」の日を迎えました。この日のホールはいつもとは違う世界です。お家の方と作ったリースも飾られています。

初めはキャンドルサービスです。園長先生から温かい心に灯す火を分けていただきました。みんなの心に優しく、きっと灯ったことでしょう。火を消すと、どこからか鈴の音が・・・一瞬の静寂、そして「サンタさんだ!!」子ども達が振り向くととっても背の高い、真っ赤な服を着たサンタさんが立っていました。「来てくれた!」「すごい!」子ども達は大感激です。

        

挨拶は「トゥリトゥリ!」です。でもほかの言葉はわかりません。そこで第四幼稚園に伝わる”魔法の粉”を振りかけました。昨年はこれで日本語が話せるようになったのですが・・・今回は魔法が効きません。どうしよう・・・。困っていると、サンタさんが何か手紙を取り出しました。そこには「まほうの じゅもんを となえてごらん きらりん きらきら きらりんぱ」と書いてありました!このことばは、第四幼稚園50歳のお祝いの時と同じです。みんなで呪文を唱えると・・・「みなさん、こんにちは」サンタさんが日本語を話せるようになりました!

サンタさんに会えたら、いろいろなことを聞いてみたい!と話していた子ども達。数人のお友達が質問させてもらいました。サンタさんも友達と遊んでいること、赤い服の色はみんなを幸せにする温かい色であること、それから、プレゼントの秘密も教えてもらいました。

お話ししたり、プレゼントをもらったり、握手もしてもらいました!頭をなででもらった子もいました。格別な時です。子ども達からはお礼の歌と手作りのリースを贈りました。

最後にサンタさんからこんなお話がありました。「大好きなことも、少し苦手なことも、いろいろなことに挑戦していこう。そしてたくさんの友達と仲良く過ごそう。そうするとみんなのきらきらの笑顔がもっともっと増えていくよ。」子ども達は真剣な表情で聞いていました。

        

         

夢のような時間はあっという間に過ぎていきました。「もう行かなくては。たくさんの子ども達が待っているからね。」

                 

先生たちから、「見るプレゼント」も贈りましたよ。「てぶくろ」の劇です。これから幼稚園で楽しんでほしいなと思っている遊びを取り入れました。「すごい!」「やってみたい!」と声が上がりました。

かわいらしいサンタさんのケーキもいただきました。にっこり笑顔からおいしさが伝わってきましたよ。

         

ケーキを食べた後、園庭に出てみると、そりの跡が!「サンタさん、ここを通って行ったんだね!」子ども達はそりの跡を追いかけます。

                 

帰りの前、お部屋ではこんな会話があったそうです。「サンタさん、大きかった!」「かっこよかった!」「(幼稚園の50歳のお誕生会と)同じ呪文でうれしかった!」

子ども達は夢の世界を十分に味わったことでしょう。遠い國から、サンタさん、ありがとうございました!

 

開園50周年式典を行いました!

11月26日日曜日、本園の開園50周年記念式典を挙行することができました。少し寒い日でしたが、これまでお世話になった方々、ご協力をいただいている方々がたくさんお祝いに来てくださいました。かわいらしいハリネズミさんと、職員、保護者、卒園生保護者みんなで作った花が、控室机、廊下、式場にもたくさん咲いてお出迎えです。

           

 初めに園長先生のお話です。その中で、園長先生の教え子、第四幼稚園の修了生で、今21歳の大学生の方から声のメッセージをいただきました。今は大学でレントゲン技師になる勉強をしているそうです。「第四幼稚園で過ごした楽しい時間が今の僕を作っています。みんなも友達や先生と楽しく過ごしてください。そしてやりたいことをみつけて、それにむかって進んでください。」心に響く、素敵なメッセージでした!

                 

いつも幼稚園を見守り、支えてくださっている方々からもお祝いの言葉をいただきました。

「日野市教育委員会教育長 堀川拓郎様」 「日野市長 大坪冬彦様」   「日野市議会議長 古賀壮志様」

  

日野市教育委員会からは、記念品もいただきました。子ども達全員の集合写真の入ったマグカップです。記念に残る素敵なプレゼントです。大切にしましょうね。

                  

子ども達からのお祝いの劇「ありがとうをつないで ~笑顔の花 いっぱいの物語~」も行いました。

ある日幼稚園に不思議な絵本が現れます。これは幼稚園30歳の誕生会にも現れたといいます。中を見てみると・・・昔の幼稚園の様子が載っています。昔から子ども達が楽しく、周りの人に守られて過ごしてきたことがわかります。めくっていくとページが真っ白に!ここからは今の子ども達が作っていくページです。子ども達は幼稚園での楽しいこと、好きなことをページに入れることにしました。

  

  

カラオケごっこに病院ごっこ、製作にプラレール、お家の方が作ってくれるお弁当、大好きな踊りも入れたいね!会場からは温かい拍手と時には笑い声が溢れました。

  

みんなで「第四幼稚園50歳のお祝いの歌」も歌いました。この歌は声優の森田樹優さんがストーリーからイメージして歌詞を、園長先生がメロディーを付けてくださったものです。子ども達はこの歌が大好きです。

歌を歌った後、自分たちのページが絵本に入ったか確かめようとすると・・・絵本が開かなくなってしまいました!絵本にはこんなメッセージが挟まっていました。「まほうのじゅもんをとなえてごらん。きらりんきらきら きらりんぱ」子ども達みんなで唱えますが、まだ開きません。そこで・・・会場のお客さんの力も借りることに!会場が一体となり、呪文を唱えると・・・開きました!そして、そこには宝の箱「わくわくの箱」が入っていました!

子ども達が50年間つないできた「幼稚園、楽しい!」たくさんの「ありがとう!」の気持ちが宝物に変わったのです。これは、お祝いに来てくださったお客様への宝箱です。時間の関係で、前列のお客様のみとなりましたが、子ども達が一つ一つお届けしました。

                 

式典中にお渡しできなかったお客様には、このような形でご用意しました。式場付近の廊下にはわくわくの箱はがたくさん並んでいます。子ども達が日々感じている「わくわくの気持ち」を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

この日を迎えるまでにはたくさんの方のご協力をいただきました。在園児の保護者の方、修了生のお助けスタッフの方、本当にありがとうございました。皆さんのご協力なしではこの日は迎えられませんでした。式典当日も、受付やご案内など、スタッフとして助けていただきました。本当に「ありがとう」の気持ちがつながって幼稚園は成り立っていると改めて感じた日々でした。

子ども達、そして皆様方とお祝いができたこと、忘れられない大切な一日となりました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そして明日からも子ども達のこと、園のことを見守り支えていただけますよう、

よろしくお願いいたします。

寒い中、ご来園くださった来賓の皆様、温かいお祝いをありがとうございました。これからも第四幼稚園を見守り、支えてくださいますようお願いいたします。