学年・学級だより

幼稚園日誌

保育参加12月

12月の第2土曜日は園児と保護者が幼稚園で一緒に遊ぶ「保育参加」の日でした。

11月に行った保育参加は親子で体を動かす遊びを中心にして行いましたが、今月はもうすぐ来る「お正月」にちなん

だ遊びを親子やクラスのお友だちと楽しみました。

クラスのみんなで集まって遊ぶ時間とグループで遊びのコーナーを回って遊ぶ時間の2部構成で遊びました。

クラスのみんなで遊ぶ時間は、こままわしとグループ対抗お正月遊び大会をしました。

子どもたちがあきらめずにこままわしに挑戦できるよう、お家の人にもこま遊びを体験していただき、回せる

ようになるまでの難しさやそれに向かう子どもたちの気持ちを知り、これからの子どもたちの頑張りを支えて

ほしいと願いながら行いました。

お家の人も、こまが回せると「やったー!」と子どもたちと同じように喜ぶ様子や、いろいろなわざに夢中になって

挑戦するが見られました。

 

グループ対抗のお正月遊びはひまわり組は「坊主めくり大会」、ちゅうりっぷ組は「大型すごろく大会」です。

お正月遊びの、偶然の結果の面白さやそれを参加しているみんなで共有する楽しさを体験する時間になりましたね。

 

 遊びのコーナーは保育室や園庭に用意した「絵合わせ」「カードゲーム」を2~3組のグループになって回って

遊びました。

遊びの他に、お正月飾りも作りました。学年ごとに使用する材料を変えたり、飾りの内容を工夫したり、担任たちが

頭をひねって考えた製作です。ひまわり組は畳屋さんからいただいたイ草を丸めたものに。ちゅうりっぷ組は幼稚園

に隣接する「おおぞら」さんからいただいた大きな松ぼっくりに干支やお正月にまつわる飾りをつけました。

どちらも「お正月がもうすぐ来るね!」とワクワクする気持ちになりました。

   

ひまわり組さんはこの保育参加が最後の保育参加でした。コロナウイルスの対策で人数や内容も制限する中で行って

きた保育参加ですが、親子やクラスのお友だちと遊んだ思い出が心に残ってくださっていたらうれしいです。

 

 

ひまわり組のお店屋さんが開店!

 今年も年長組がお店屋さんを開店しました。第七幼稚園では毎年、年長児が「お店屋さんを開店する」という共通の目的に向けて、友だちと一緒に考えたり,工夫したりして、協力して取り組むお店屋さんごっこの活動を行っています。この活動を通して子どもたちに、協同性や社会とのかかわりを育む機会となるよう取組を進めています。

ひまわり組がお店の準備をはじめたのは約1ヶ月前から。子どもたちが自分たちで考え、考えたことを実現していく過程を大事にしています。

まずは学級全体でやりたいお店を出し合ってから、自分のやりたいお店屋さんのグループに分かれ、5つのお店屋さんを開店することになりました。

グループの友だちと相談したり、必要な物や場を作ったり、長い期間をかけて開店の準備に取り組みました。

  

  

 ちょっとこわいおばけやしき

絵本コーナーを使って、迷路を作りました。途中にお化け役のひまわり組がひそんでいるという、ちょっとこわいおばけやしきです。

 ふわふわわなげやさん

わなげも、わなげをなげるピンも全部手作り。わなげが入っても入らなくても、お店屋さんの子どもたちが、タンブリンで盛り上げてくれました。

 シールとブレスレットのキラキラおみせ

毎日、ひたすら絵を描き、ブレスレットを作っていた子どもたち。お客さんへの声のかけ方や接待の様子が本物のお店屋さんのように丁寧でした。

 ドングリかたかたレース

かなづちでうったくぎのまわりをビー玉とドングリを転がして競い合って遊びます。勝敗を楽しく実況中継で知らせてくれました。小さいお友だちがお家の人と競い合うのが楽しそうでした。

 くるくるメリーゴーランド

キングブロックで作ったメリーゴーラウンドを動かすのはひまわり組の子どもたち。音楽にのってパラソルの周りを回ります。子どもも体の重い大人も押してあげて頑張りました。

2日間、お店屋さんを開きましたが、ちゅうりっぷ組の他に、なかよしきっずやぷちっこ組に来てくれている小さいお友達やひまわり組の保護者、あさひがおか児童館の小さいお友だちがお客さんとして来てくれて、お店屋さんは大忙しでした。

楽しんでくれるお客さんを見て、ひまわり組の子どもたちもきっと「やってよかった」という気持ちを感じられたことでしょう。頑張りましたね。ひまわり組さん、おつかれさまでした。

お客さんとして関わってくださった皆様もありがとうございました。

歯のお話を聞きました

園医の黒沢歯科医院の黒沢先生が幼稚園に来てくださって、「歯のお話」を聞きました。

 

初めは子どもたちがお話を聞きました。

「食パンとケーキ、おせんべいとクッキー、牛乳とジュースでは虫歯になりやすい食べ物はどちらでしょう?」と子どもたちに尋ねると、「ケーキ!」 「クッキー!」「ジュース!」 と子どもたちも虫歯になりやすい食べ物がしっかりわかっていました。

「虫ばいきんが嫌いなものを食べて、虫歯にならにようにするのがいいけれど、時々は甘いものも食べたくなると思うので、食べたらすぐに歯磨きをして、口の中をいつもきれいにしておくことが大事ですよ。」 

続いて、歯科衛生士さんから歯の磨き方も教わりました。

「ハブラシをグーの手で握って、歯の表側の奥歯から反対の奥歯まで細かく横に動かしながらコチョコチョと磨きます。裏側は歯ブラシを縦にして、シャッカシャッカとみがきましょう!」

子どもたちも歯科衛生士さんの真似をして、手を動かしてみました。

歯科衛生士さんが「上手ですよ!」とほめてくださいました。 子どもの歯は虫歯が大きくなりやすく、痛みが大きくなりやすいそうです。 痛い思いをしないように、しっかり磨きましょう! 

子どもたちが話を聞いた後は保護者の方がお話を聞きました。

「子どもたちが大きくなって、自分で管理ができるようになるまで、保護者が口の中を管理してあげること、小さいころから歯を磨く習慣をつくってあげることが必要です。歯磨きを楽しく行う様子やしっかり磨く様子をお家の人が見せていくといいですね。」 と黒沢先生がお話しされました。

 いつもでも自分の歯で食べたいものが食べられるように、歯を大事にしたいですね。

秋を探しに明星大学に出かけました。

日野市内にある明星大学に園外保育に出かけました。

コロナウイルスが発生する以前に行っていた行事ですが、コロナ感染の予防や防止のために2年間

実施していませんでした。コロナの行動制限が緩和されてきたことから、感染予防対策をしっかり行いながら

電車とモノレールを利用して出かけることにしました。

子どもたちは幼稚園のみんなで電車に乗って出かけることをとても楽しみにしていましたが、

先生たちは、「安全に電車やモノレールに乗ることができるかな」「駅の階段を上手に上り下りできるかしら」

とドキドキしながら引率しました。

 

先生たちの心配をよそに、子どもたちは上手に歩いてJRとモノレールを乗り継ぎ、無事に明星大学の駅に着きまし

た。改札出口には一緒に学内をまわる教育学部こども臨床コースの学生さんたちが出迎えてくれて、大学内の散策を

スタートしました。

 

明星大学にはいろいろな種類の木がたくさん植わっていて、自然物がたくさん落ちています。先生たちが事前に

大学の中にある実や葉を調べて「ビンゴカード」を作りました。学生さんたちと一緒に学内のあちらこちらにある

自然物を探しました。

 

 

たくさんの自然物をひろったあとは、大学内で学生さんたちと一緒にお弁当を食べました。 

 

帰りの道は、ちゅうりっぷ組の子どもたちの中には電車に揺られてウトウトと居眠りしそうな子もいましたが

お家の人たちが待っている豊田の駅まで頑張って歩きました。ひまわり組は最後までしっかりと歩いていて、成長を

感じました。

久しぶりの公共の乗り物を使っての園外保育でしたが、子どもたちは友達や先生と一緒に出かけたのが

とても楽しかったようです。みんなで一緒に園外に出る経験は一体感を高めます。早くコロナウイルスを心配

せずに出かけられるようになることを願っています。

 

 

 

今年は豊作!お芋ほり

5月に植えたサツマイモがそろそろ収穫の頃になりました。芋ほりの前日にはひまわり組が芋のつる切りをして、芋ほりの準備をしました。

 

芋づるは子どもたちの格好の教材です。みんなでつながって幼稚園まで運んで、ちゅうりっぷ組は縄跳びの代わりにしてとんだり、アクセサリーにして身に着けたりして遊びました。

 

いよいよ芋ほりを始めると、土の中からつながったサツマイモが出てくる、出てくる!昨年、同じ場所で育てた芋は小さくて少なかったのに、今年は大きなお芋がたくさんでてきました。大豊作です!

ひまわり組は自分たちで芋づるを切ったので、どこを掘ればサツマイモが出てくるか、先生たちから教わらなくてもわかって、どんどん掘り進めていました。やっぱり自分で経験することは大事だなあと改めて子どもたちの様子を見て感じました。

ちゅうりっぷ組ははじめてのさつまいも掘りで、わくわくしながら掘る様子が見られました。「見てみて!お芋とれたよ!」「もっと掘りたい!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。最後は友達と一緒に同じ場所を掘り、「おっきいのとれたぞー!」とはしゃいでいました。全員が必ず一つずつ掘ることができて、大収穫でした。

 

掘ったお芋はひまわり組が大きさごとに分けたり数を数えたりしてくれました。収穫したお芋を分けたり数えたりするのは小学校で学ぶ算数の基礎となる力にもなります。

 

ひまわり組が分けてくれたお芋を先生たちが一人分ずつに分けました。子どもたちはたくさんのお芋が入った袋を重たそうにお家に持ち帰りました。お家でどんなお料理に変身したのか、報告を楽しみにしています。

 

ひまわり組は芋ほりの後、芋づるを使ってリースをつくりました。このリースはしばらく干して乾燥させた後、冬に飾るリースにします。リースの周りに飾る自然物も園外保育に出かけたときにひろってくる予定です。