文字
背景
行間
【子供たちがつくる学校プロジェクト】(たぶん、全国初!)教員による公開恋愛お悩み相談!
「教員の働き方改革」の一環として、日常の業務連絡は、校務支援ソフト上の掲示板や文書連絡で行われることが多くなっています。
先週、ある連絡に職員室内がざわつきました。
放送委員会担当教員「『水曜ラジオ:恋のお悩み相談室』のお便りを、ぜひ先生たちにも書いてもらいたい!と水曜日担当の放送委員たちが希望していますので、ご協力をお願いします。」
机上には、写真の用紙が配られています。
全校児童対象にも「投書箱」方式で呼びかけていますが、教職員の恋の悩みも募集するというわけです。
ふと、目をやると、見付からないように隠しながら何やら書き込んでいる教職員も・・・
恋の悩みは年代を問わないようです。(苦笑)
さて、今日は水曜日。第1回目の「恋のお悩み相談室」が昼の放送で流される日です。
担当の子供たちが集まってきます。
いつの間にか、日ごろは校長のことをそばで支えている「ラジオネーム:あーみー」が、今日取り上げる恋のお悩みに真剣に目を通しています。
どうやら、「ゲスト恋愛コメンテーター」の役割で出演するようです。
放送開始です。
今日の放送委員のパーソナリティーは3名の放送委員。
(ラジオネームは、「あかちぇー」、「あづちぇー」、「なるちぇー」なのですが、身バレしてしまうと、今後の芸能活動に支障が出るおそれがあるため、今回は単純にA、B、Cとします。(笑))
放送委員A「今日のお楽しみ放送は、『恋のお悩み相談室』です。」
放送委員B「今回は、第1回を記念して、スペシャルゲストをお呼びしています。」
(「あーみー」自己紹介)
【6年生からの恋の悩み】
[いつもどおりすぎて、何も起きない!もっともっといっぱい話したい!]
放送委員C「このお悩みについては、どうですか?」
あーみー「恋をしてるって、そういうことですよね♡ 普通に話すためには、どんどん話しかけてみましょう!」
放送委員A「その人の好きな物を話題にして話したら、けっこう会話が続くと思います。」
給食の準備を進めていると、唐突に始まる「恋のお悩み相談」。
教室内はかなりの戸惑いの空気が流れます。
【5年生からの恋の悩み】
[好きな男の子が違う女の子に告白したそうです。ここは、男の子の恋の応援をすべきなのでしょうか。]
あーみー「いい質問ですね。これは、応援していきましょう。いつ、なんどき、自分に振り向くか分かりません。いつ、チャンスがあるか分かりません。男の子に優しく、そのとおりだと思います。」
放送委員B「自分の好感度を上げるために、男の子を応援して、他のイケメン男子に好きになってもらいましょう。」
恋愛相談に耳を傾ける6年生たち。
明日からの日光移動教室では、部屋で「恋バナ」全開か?
【教職員からの恋の悩み】
[好きな人とすれ違いが多くて、なかなか一緒にいられません。]
あーみー「すれ違い、切ないですね。私は、すれ違うこともなくなりました。どうすればいいですかね?」
放送委員に「逆質問」する恋愛コメンテーター。(苦笑)
放送委員C「すれ違っていることが多いようなので、その人がその時間にどこに行っているか予想して、そこで話してみたら話す機会が増えるのではないでしょうか。」
1年生の教室では・・・
1年生A「校長先生、うどん、おいしい!」
まだ、恋バナには無縁のようです。(笑)
来週からも続く、「恋のお悩み相談室」。
いったいどうなることやら。。。
たぶん、真っ昼間からこんな校内放送が行われているのは本校だけでは?
校長の私も、これまでで最も顔が赤くなるブログとなりました。(苦笑)【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)