日誌

【潤八】令和7年度日野市立日野第八小学校第2学期始業式

え?本校ではなく、八小の始業式?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

しかし、「潤八」の実施に向けて、重要なポイントになるのです。

というのも、「潤八」については、本校の児童会本部役員会・中央委員会からの提案なので、本校の一部の児童は知っていますし、そもそもドッキリ企画が大好きな本校の子供たちは、このような企画にノリノリになることは目に見えています。(笑)

ところが、八小は教職員は知っていても、子供たちは全く知りません。

そのため、潤徳小から「潤八」について、八小の子供たちにも説明をしていく必要があります。

そこで、船山校長先生とも相談し、本校の始業式を2時間目にずらし、私(潤徳小校長)が八小の始業式におじゃまし、直接「潤八」の提案を行うこととしました。

まずは、八小の校長室に伺い、船山校長先生と「潤八」の成功を誓い合います。

その後、始業式の会場となる体育館に移動します。

八小の子供たちはもうすでに集まっています。

それなりに、人前で話す経験は多い私ですが、さすがに他校の始業式で話したことはありません。

ちょっと緊張してきます。

 極秘のスペシャルゲスト扱いですから、始業式の進む間、舞台の下手側に潜んで待ちます。(自撮りですみません。)

2学期の抱負を述べる代表児童の話はとても立派でしたし、校歌も一生懸命歌っていました。

八小の子供たちに一気に親しみが湧いてきます。

始業式終了後、再び、船山校長先生が壇上に上がりました。

八小校長「今日は、みなさんに特別なゲストが来てくれています。ゲストの方のお話をよく聞いてみましょう。」

 

潤徳小校長「日野市立日野第八小学校のみなさん、こ・ん・に・ち・は~!」

「東西潤徳小学校コラボレーション」として、熊本県の山都町立潤徳小学校と交流していた際、定番だった挨拶、復活です!

朝から「こ・ん・に・ち・は~」なので、戸惑う八小の子たちがあまり返してくれないかと思ったら、元気に「こ・ん・に・ち・は~」と返してくれました。

日本全国、共通の挨拶です。(笑)

続いて、八小の子供たちに語りかけます。

・今日は、潤徳小も始業式だが、どうしても八小のみなさんに話したいことがあって、八小の始業式に参加させていただいた。

・それは、「潤徳小学校と八小とで仲良くしませんか。」ということである。

・昔々の話だが、潤徳小ができたのは明治6年、今から152年前のことである。その後、昭和になって、日野に住む人の数が多くなって、潤徳小も1200人以上の子が通うようになった。

・校庭に仮の校舎を作ることになり、体育の授業などもやりにくくなった。

・そこで、新しい学校をつくるということになり、昭和44年、潤徳小と分かれる形でできたのが八小である。つまり、潤徳小と八小は兄弟の学校ということになる。

・潤徳小では、久し振りに八小と仲良くなりたいという話が出ている。

・仲良くなれば、三沢たちばな公園や三沢児童館で一緒に遊ぶことができるかもしれない。

・これから一緒に勉強したり、一緒のイベントを行ったりして仲良くなりたいと考えて、今日はお願いに来た。

・ぜひ、各クラスや代表委員会などで、潤徳小と仲良くできるか相談してほしい。

「八小と仲良くしたい」と話すと、

八小児童A「いいよ!」

八小児童B「もう、仲良しの子、いるよ!」

などという反応があちこちから返ってきました。

また、本校が開校して152年経っていることを伝えると、大きな驚きの声が上がっていました。

両校が兄弟校ということについては十分理解してくれたようです。

始業式後、体育館から出てくる八小の子たちが次々、会釈をしてくれたり、「よろしくお願いします」などと声を掛けてくれたりしました。

八小の子たちからの正式な回答はまだですが、「つかみはOK」といったところです。

(八小の始業式の様子は、こちら)【校長】